イ・ヒョリ、タイトル曲「Black」MVを公開…ブラックカリスマ&セクシーな姿に“視線集中”

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写真=イ・ヒョリ「Black」キャプチャー
華やかな高級ドレス、キラキラするメイクがなくても、イ・ヒョリはイ・ヒョリだった。そのままで十分美しかった。

イ・ヒョリが昨日(4日) 午後6時、韓国の各音楽配信サイトを通じて6thフルアルバム「BLACK」を発売した。2013年5thアルバム「MONOCHROME」以来4年ぶりとなる。

今回の「BLACK」は、イ・ヒョリがソウルを離れて済州島(チェジュド) で暮らしながら得たインスピレーションを詰め込んだ。イ・ヒョリ自身が収録曲10曲のうち9曲を作詞、8曲を作曲して、音楽的な能力を証明した。

同名のタイトル曲「Black」はイ・ヒョリが作詞、キム・ドヒョンと共同作曲したロックベースのダンス曲だ。自身の本質に戻りたい気持ちを、一番ベーシックなカラーのブラックに例えて表現した。鋭いギターサウンド、力強く支えるドラムやベースサウンドが耳を捉える。

何よりイ・ヒョリは「Black」を通じて、以前の華やかさを捨てた。彼女は「黒い髪の毛、黒い目、黒い服を着て踊るよ/体を流れる黒い血が熱くなる」「恐れを知らない平凡な少女になってみるよ/赤橙黄緑青藍紫 私の心を誘惑するとき、目を閉じて闇の中 その中の君を感じてみて」とし、本当の自身の姿を探していく。

ミュージックビデオにもイ・ヒョリならではの“かっこよさ”が表れる。イ・ヒョリは広い砂漠を黒い犬と歩きながら、ブラックカリスマを放つ。現代舞踊を結合したパフォーマンスも視線を圧倒する。以前のセクシーさとは違うセクシーさだ。

これまでイ・ヒョリは「10 Minutes」「U Go Girl」など、自己愛が強い曲を披露して明るいイメージをアピールしてきた。今回はさまざまな自作曲を通じて、自身の周りの環境、社会問題、深い内面などに集中し、確実に違う雰囲気を漂わせる。

しかし、一部のファンはイ・ヒョリの「U Go Girl」のようなハツラツさを期待していたかもしれない。イ・ヒョリは収録曲「LOVE ME」でその希望を満たす。

その他にも今回のアルバムにはタイトル曲「Black」をはじめ、先行公開曲「SEOUL」「変わらないことは」、イ・ジョクが参加した「DIAMOND」など10曲が収録された。

記者 : キム・ウネ