「ラスト・プリンセス」日本ロケ撮影の裏話を公開…英親王の邸宅を完璧に再現

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写真=ロッテエンターテインメント
映画「ラスト・プリンセス」の日本ロケでの裏話が明かされた。

「ラスト・プリンセス」は大韓帝国の最後の皇女である徳恵翁主の人生をリアルに描くため、日本でロケ撮影を行った。

関係者は「日本でのロケは演出を担当したホ・ジンホ監督の強い意志によって行われた。実際に日本で生活した英親王と徳恵翁主の生活やその姿をリアルに収めるためだった」と伝えた。

メイン撮影地は福岡などの北九州地域だった。日本ならではのレトロな雰囲気が感じられる場所で、1930年代に建築された建物を英親王の邸宅として再現した。実際に英親王が滞在した場所は、東京の赤坂である。現在はプリンスホテルの宴会場として使われている。

「ラスト・プリンセス」側は「制作陣が北九州を訪れ、十分に下見をした後、最も似た雰囲気の邸宅を選択した」と説明した。

2階建ての建物の内部は、英親王(パク・スヨン)の執務室から徳恵翁主(ソン・イェジン)とキム・ジャンハン(パク・ヘイル)、ボクスン(ラ・ミラン)の部屋などの生活空間に至るまで、多様に活用された。邸宅の庭も、上品な雰囲気だが、寂しかった徳恵翁主の感情をしっかり表現し、作品の独特なトーンを完成させた。

出演陣は約3週間、北九州で苦楽を共にしたという。ソン・イェジンは「皆が一緒に過ごす時間が自然に増え、作品対する悩みを話し合うなど、より良い方向に進むことができる有意義な時間だった」と当時を振り返った。

映画「ラスト・プリンセス」は韓国で8月3日より公開される。

記者 : キム・ナラ