イ・ヨンエ、新ドラマ「師任堂」台本読み合わせに参加“感無量で意味深い作品”

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写真=Group8
SBSの新ドラマ「師任堂、the Herstory」(「師任堂」)の台本読み合わせ現場が公開された。

先月4日、炭硯(タンヒョン)SBS制作センターにて進められた台本読み合わせ現場には、ユン・サンホPD(プロデューサー)とパク・ウンリョン脚本家をはじめ、イ・ヨンエ、キム・ヘスク、オ・ユナ、チェ・ジョンファン、ユン・ダフン、チェ・チョロ、パク・ヘスなど30人余りの俳優が参加して、ときめく雰囲気の中でその熱気を持続させた。

何と11年ぶりにドラマ復帰を決定したイ・ヨンエは、空白期が感じられないほど始終一貫した真剣かつ情熱溢れる姿で台本を読み上げ、現場に居合わせた全員を感嘆させた。変わらない堅実な演技の実力と重みのある存在感は、信頼度と期待感をより高めるのに十分だった。特にイ・ヨンエは、大学の美術講師ソ・ジユン役のセリフを少し勝気で図々しく表現し、従来のイメージから脱した演技で一同を圧倒した。

このようなイ・ヨンエと姑と嫁の間柄を演じるキム・ヘスクは「全く演技を休んでいた人とは思えない。演技をせずにどうやって暮らしてきたの?」と言い、愛情混じりの冗談を投げかけて笑いを醸し出した。キム・ヘスクをはじめとする中堅演技者は、言葉が必要のない演技力に劇の重量感をがっちりと固めた。申師任堂の夫であるイ・ウォンス役のユン・ダフンは、やはりムードメーカーらしく、白々しく、かつ歯ごたえのあるセリフで現場を笑い渦に巻き込んだ。

申師任堂の幼い時期を引き受けたパク・ヘスもやはり、新人らしくない安定した演技で期待感を一身に受けた。パク・ヘスは休む合間も大先輩から几帳面に演技指導を受けて熱意を確かめ、温かい雰囲気を醸し出した。

イ・ヨンエは「『師任堂』は、2000年の『花火』以来、SBSで初めて取り組む作品だ。それでさらに感無量で、意味深い作品になるようだ。楽しく臨んで最善を尽したい」と所感を明らかにした。

キム・ヘスクは「本当にご一緒できて嬉しい方々が多くて良い。『アンニョン!コ・ボンシルさん』で一緒に作業をした脚本家の先生、監督さんともう一度会えて光栄だ。大人として、全ての大変なことと楽しいことを引き受けて、撮影をちゃんと終えられるように、見えない所でも努力する」と伝えた。

またユン・ダフンは「キム・ヘスク先輩は大人として、先輩としての役割を果たすと話したが、私はデビュー当時の初心を失わないで、現場全体を末っ子のようにちゃんと守りたい」と話して、再び現場の笑いを誘った。

申師任堂のライバル役を演じるオ・ユナは「不足しているが、このように素敵な作品をご一緒にすることになって本当に感謝しており、最善を尽したい」という抱負を明らかにし、オ・ユナと夫婦役で呼吸を合わせるチェ・チョロもやはり、「素敵な役者の皆さんと一緒にすることになって光栄だ。有難く思い、熱心に取り組みたい」という所感を残した。最後に幼い申師任堂役を演じるパク・ヘスは、「イ・ヨンエ先輩の子役を引き受けることになって光栄だ。迷惑をかけないように熱心に取り組みたい」と語りながら、熱意を確かめた。

「師任堂」は朝鮮時代の女流画家、申師任堂(シン・サイムダン)の人生を再解釈した作品で、申師任堂の芸術魂と不滅の愛を描く。演出は「太王四神記」「飛天舞」「タムナ ~Love the Island~」「アンニョン!コ・ボンシルさん」を通じて感覚的な映像美と繊細な演出力を認められたユン・サンホPDが引き受ける。脚本は「お向かいの彼女」「2回目のプロポーズ」「アンニョン!コ・ボンシルさん」などを通じて、女性視聴者から熱い反応を受けたパク・ウンリョン脚本家が執筆する。ユン・サンホPDとパク・ウンリョン脚本家はすでに「アンニョン!コ・ボンシルさん」で完璧な呼吸を披露したことがあり、今回の「師任堂」に対する期待がより一層高まっている。

「師任堂」は撮影前から中国や日本をはじめ、タイ、シンガポール、インドネシアなどのアジア6ヶ国で歴代最高額の先行販売を確定して、熱い人気を誇示している。8月10日に撮影を始めて、本格的な長期戦に突入した「師任堂」は、高い完成度のために100%事前制作されて、来年上半期にSBSを通じて放送される予定だ。

記者 : チェ・ジイェ