「恋するジェネレーション」ナム・ジュヒョク“もっと胸キュンさせます!見守ってください”

OSEN |

写真=ミン・ギョンフン
KBS 2TV月火ドラマ 「恋するジェネレーション」(「恋するジェネレーション」)が高い関心の中、16日に韓国で放送を終了した。3%台の視聴率でスタートした同ドラマの最終回の視聴率は8%台まで上がったが、視聴率を上回る話題性でKBS「学校」ブランドの底力をもう一度証明した。

「恋するジェネレーション」は前のシーズンと同様に成績至上主義、校内暴力などの共感できる話を描くと同時に、ミステリーと恋愛模様を加え、新しい「学校」シリーズを作り上げた。特に、“スター養成所”というタイトルに相応しく、「学校」の6番目のシリーズ「恋するジェネレーション」はナム・ジュヒョク(21歳)という新人を残した。

ケーブルチャネルtvNドラマ「インヨ姫」、総合編成チャネルJTBCのバラエティ番組「学校に行ってきます」の出演が全てである彼は、地上波ドラマ、それも「学校」シリーズの主演に抜擢され、注目を浴びた。ナム・ジュヒョクは若者の話を説得力を持って描き出し、自身に向けられた憂慮の視線を、期待の視線に変えることに成功した。

「監督が最初、僕には何かがあると思ったと言ってくれました。監督と気楽に学生時代の話をしていた中で、僕がバスケットボールで怪我をするなど、試練を経験したという話をしました。イアンのキャラクターと同じでした。僕はまだ新人で、監督は最後まで悩みましたが、僕と共に作っていきたいと言ってくれました。終わってからは、思った以上によくやってくれたと言われました。『一言も言えないだろうと思った』とし、70点とおっしゃいました。本当に感謝しました。始めたときから聞きたかった言葉だったので。終ったときに一言褒め言葉を聞くことが目標でした。

まだ実感がありません。『学校』という作品の主人公を引き受けて、結構プレッシャーがありました。たくさん成長できる作品でした。たくさんのことを経験して、良いことだけが残りました。『ゆれながら咲く花』を見ましたが、そのときから「学校」シリーズに出演したいと思いました。今の僕の年で一番気楽に演じられる作品ではないかと思いました。バラエティでもよく学校に行きましたが、この作品で学生時代のときの感情をもっと感じることができて、より愛情が持てました」

劇中でスター水泳選手ハン・イアンに扮したナム・ジュヒョクは、優れたビジュアルと初々しい感性で視聴者を熱狂させた。特に、劇の序盤に登場したナム・ジュヒョクとキム・ソヒョンのバスシーンは、これを見て「恋するジェネレーション」を見るようになったという視聴者の反応があふれ出るほど、多くの人の胸をときめかせた。

「僕も序盤のバスシーンが一番記憶に残っています。ただ『もう少し後にやれば、もっと上手くできたはずなのに』という残念な気持もあります。そのときはまだ慣れてなかったし、キャラクターに入り込んだ感じもなくて、100%をお見せすることはできなかったと思います。鳥肌が立つシーンは我慢できない性格ですが、このシーンでは我慢したわけではなく、鳥肌の立つシーンではありませんでした。何だかわくわくする気持で演じました。ウンビであることを知らず、ウンビョルだと思って友達にいたずらする気持でしたので。その後、“胸キュン”シーンが出なくて残念でした。ウンビョルとウンビに怒るばかりで(笑)」

特に、ナム・ジュヒョクとキム・ソヒョン、BTOBのソンジェの三角関係の結末がどうなるのか最後まで視聴者の注目を集めた「恋するジェネレーション」で、ウンビョルとウンビを行き来したキム・ソヒョンを中心に、いつも一途な愛を見せたコン・テグァン(ソンジェ)とは異なり、様々な感情を見せたハン・イアンについては反応が分かれた。ナム・ジュヒョクもイアンを演じながら色々悩んだと話した。

「ウンビョルが生き返ってこなかったらどうだったのだろうか、という考えが一番大きかったです。ウンビョルが生き返ってきて、イアンが交通事故に遭って水泳ができなくなったとき、本当にメンタルの崩壊状態でした。ウンビョルが生き返ってきたのに、イアンはどうすればいいのかと思いました。『変わったコ・ウンビョルが好きなときが多い』と言いながらウンビに向かって心を開いていったのに、帰ってきたウンビョルに感謝するわけでもなく、怒らなければならなかったので。いったいどんな感情を持っていけばいいか、イアンも僕もメンタル崩壊状態でした。

監督にアドバイスを求めました。色々と考えもしました。ウンビョルとは本当に友達だったことを確信した後からは、何だか一つ閉塞感から開放された気がしました。揺れたイアンについての視聴者の反応を見て残念に思うより、仕方ないと思いました。シノプシス(ドラマや舞台など作品のあらすじ)に『死んだウンビョルが帰ってきた』と書いてあったので、広く考えてウンビョルが実際に帰ってくることが起きるのではないかと思わなかったわけではありません。イアンがもう少し一途だったら、どれだけ良いかと思いました」

ナム・ジュヒョクは主人公として前面に出たこの作品で、足りない部分はたくさんの人から助けてもらってありがたいだけだと伝えた。また、彼はこの作品で指摘されたことを一つ一つ直し、成長する姿をお見せしたいという覚悟を伝えた。

「あらゆるところから学びました。今回が2作目でしたが、あまりにもたくさんのスタッフの方々に助けて頂きました。基本的なことから芝居まで、色々と助けて頂きました。監督もモニタリングをして、どんな方向性が良いか教えてくれました。今も感謝しています。この作品を通じて何をもっと準備し、何をもっと直さなければならないかが分かりました。この作品をしてみたから僕の短所が分かったし、直せると思います。自分を振り返ってみることができる作品でした。指摘されないと自ら成長するのは難しいので。僕は指摘されるのが好きです。『今に見てろ、後でまたそんなことが言えるか見ていろ』という気持です。負けず嫌いなので。この作品を通じて指摘されたことを直すために、できる限り努力します。

『恋するジェネレーション』という作品でハン・イアンを愛してくださってありがとうございます。交通事故に遭って“胸キュン”シーンをお見せできなかったこと、申し訳ございません(笑) 初心を忘れずに、これからももっと初々しい姿をお見せするために努力するので、たくさんの関心と愛情を持って見守ってくさだい」

記者 : クォン・ジヨン