「果てしない愛」放送スタート…復讐とラブストーリーが共存する1982年、お茶の間を虜にすることができるか

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「果てしない愛」スクリーンショット
「果てしない愛」が復讐と野望、愛が絡んだドラマとしてお茶の間に登場した。

韓国で21日に放送されたSBS「果てしない愛」は第1話から強烈であった。舞台は1982年。グァンチョル(チョン・ギョンホ)が警察に連れて行かれるイネ(ファン・ジョンウム)を助けようとして事故に遭い、海に落ちる運命が冒頭を飾った。イネへのグァンチョルの切ない愛と激浪に巻き込まれた二人の運命がインパクトのあるタッチで描かれたシーンであった。

続く過去のエピソードはより一層衝撃的であった。イネが幼かった頃、イネの叔母であるギョンジャ(シン・ウンジョン)とイネが聖堂に行っている間に、ギョンジャの娘と娘の面倒を見ていたイネの母ギョンファが殺害されるという残酷な運命が展開された。イネは母のギョンファが死を迎える場面をその目で目撃した。イネは犯人パク・ヨンテ(チョン・ウンイン)の口笛の音と独特な模様の指輪を目撃した。その後、高校生となった彼女が犯人と再会するシーンが描かれ、復讐の始まりを予感させた。

一方、この日の放送では叔母ギョンジャの娘として育ち、高校生となったイネと大学生グァンフン(リュ・スヨン)の初々しい恋、片思いの相手であるイネと兄を見守りながら一人で胸を焦がすグァンチョルの姿がスピーディーに描かれた。グァンチョルとイネはお互いを大切に思い、愛し合う姿や、切ない額へのキスシーンを第1話から届け、注目を浴びた。

しかし、米文化院火災事件の放火犯をグァンチョルとイネが隠し、これがグァンチョルの父ハン・ガプス(メン・サンフン)が死を迎えるきっかけとなった。このことでハン・ガプスは国家安全企画部室長のパク・ヨンテに厳しい拷問を受け、結局ハン・ガプスは遺体となって発見された。ここで父親を失ったグァンフンとグァンチョルが嗚咽するシーンが第1話の最後を飾った。

イネはもちろん、グァンチョルとグァンフンも父親を亡くし、3人の三角関係とともに隠されている権力への復讐がこのドラマの主な対立の軸になることを予告した。愛と復讐、野望が絡んだ波瀾万丈な人生を生きる3人の旅程が、1980年台を見事に描き出しお茶の間を虜にすることができるか期待が集まっている。

記者 : ハ・スナ