「DREAM CONCERT」EXOから少女時代まで…4万人が熱狂した色褪せない夢の公演(総合)

OSEN |

「DREAM CONCERT」が20周年を迎えた。長い月日が流れたが、スターたちの夢の公演は変わらない強烈さと華やかさで輝いた。

「第20回 頑張れ大韓民国 2014 DREAM CONCERT」(以下「2014 DREAM CONCERT」)が7日、ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)ワールドカップ競技場で、午後6時から約4時間にわたって開催された。4万人の観客は熱狂的な反応を見せ、少女時代やEXO、BEAST、4MinuteなどK-POPを代表するスターからバンドYB、Bada、Dynamic Duo、TransFixionといったベテランアーティストまで、ステージは絶え間なく輝いていた。

この日、ファンたちは公演前から上岩を占領した。会場周辺では様々なイベントが行われ、グッズ販売スタンドもずらりと並び、ファンたちはスターたちの顔が描かれたうちわやヘアバンド、風船、ペンライトを買うために集まった。公演が始まると、ファンたちは好きな歌手のエリアに秩序正しく座り、風船を振りながら、声援を送った。

「2014 DREAM CONCERT」1部は、各国の外国人によるK-POPカバーダンスでスタートを切って視線を引いた。少女時代、ORANGE CARAMEL、Apink、4Minute、EXO、RAINなどの歌に合わせて踊る彼らの姿から、韓流の威力を実感することができた。その後の公演は「ドリームルーキー」のステージだった。Say Yesのステージを皮切りに、HEYNE、N-SONIC、M.pire、Jjun、Lip Service、Halo、So Real、Bestie、LU:KUSなど、新人歌手のエネルギー溢れるステージが続き、会場を盛り上げた。

1部後半には、OFFROADとC-CLOWNが熱いステージを披露した。また公演途中には、セウォル号事故を哀悼する意味の黄色いリボンと共に、慰めのメッセージが電光板に流れた。その時、“国楽少女”ソン・ソヒがサプライズ登場して、Dynamic Duoのヒップホップ公演に自然に流れをつなげた。その後はGOT7、RAINBOW、Block B、Tiny-G、Boys Republic、Girl's Day、SPEED、ZE:A、T-ARA、F.CUZなどが多彩なステージを披露した。1部の最後には、BEASTが炎の中から登場して、ファンたちを熱狂させた。

2部公演の幕を切り開いたのは、バンドYBだった。あっという間に会場を圧倒したロックミュージックが、今までとは違う雰囲気を演出した。続いて 4Minute、ToppDogg、B1A4、VIXX、BTOB、Dal★Shabet、U-KISS、4Minute、EXO、少女時代が順に登場した。ラストステージはTransFixionが飾った。歌手たちもファンも皆1つになって、TransFixionと共に「勝利のために」を熱唱し、2014年FIFAワールド杯ブラジル大会を応援した。

スペシャルステージは1部と2部でそれぞれ行われた。1部のスペシャルステージはピアニストのユンハンがgodの「水色の風船」をピアノ演奏して始まった。その後、Apinkのチョン・ウンジがS.E.S出身のBADAと一緒にS.E.Sの「Dreams Come True」を熱唱した。2部では、VIXXとBTOBのライバルバトルステージが繰り広げられた。

コンサートMCはSUPER JUNIORのカンインとウニョク、女優ペク・ジニが務めた。1部でカンインとウニョクはそれぞれ黒と白のスーツを身にまとい、ペク・ジニは華やかなピンクのミニドレスを着こなした。2部ではシックでモダンな衣装に着替え、また違う魅力を披露した。最初は少しぎこちない雰囲気の3人だったが、「頑張れ、韓国」と叫びながら、熱心に進行を務めた。

この日のコンサートには、海外の取材チームや色んな国から来たファンたちの姿が見受けられた。ファンたちは休まずに声をあげて声援を送った。昼は風船で、夜はペンライトで歌手を応援する彼らの姿が客席を美しく染めた。歌手たちもファンの声援に感謝の気持ちを伝え、微笑ましい雰囲気の中で感動のステージが続いた。

この日のコンサートは、厳重な警備体制のもと、観客の出入りを行った。会場の数ヶ所で安全要員と警備員たちが待機しながら案内を担当し、救急車も会場の近くで待機しており、万が一の事故に備えた。

今年、韓国芸能制作者協会が主催し、文化体育観光部、ロッテJTBが後援した「DREAM CONCERT」のチケットや公式グッズ販売収益金は、青少年のための公益基金として使われる。

記者 : キム・サラ