「花じいさん捜査隊」緊張感&笑い&感動、3拍子揃えた“新感覚ドラマ”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「花じいさん捜査隊」スクリーンショット
「花じいさん捜査隊」、単なるコメディドラマだと思っていた。しかし、緊張感あふれる捜査劇の面も、胸を打つ感動も併せ持っていた。

事業家の失踪を捜査していた刑事たちは、若い被害者たちが一瞬にして70代の老人になったことを知った。遅れて明かされたのは、これはゴールドフィッシュという犯罪組織の仕業で、若さを取り戻す薬も存在するという。これを捜査していたジュニョク、ウォンビン、ガンソクも捜査中に犯罪組織の薬物に落ち、70代の老人に変わってしまった。

老人になってしまったジュニョク、ウォンビン、ガンソクとジョンウは一瞬にして後処理担当になってしまった。後処理担当になった彼らは失踪した花嫁を探す事件を担当した。結婚式を1時間後に控えていた花嫁がお金、貴重品などをそのまま置いて、荷物と共に姿を消したのだった。

事件調査をしながら彼らは花嫁のチャン・ヨンミが純朴な夫パク・ミンギュにお金を要求し続け、昔も何人かの男と結婚し、女詐欺師として活動していた履歴があった。しかし、パク・ミンギュは「そんな女じゃない。ものすごく心優しい人だ」と解明した。

その後パク・ミンギュは花嫁のチャン・ヨンミから連絡を受け、“花じいさん捜査隊”に事実を伝えた。事件はそうやって一段落するかのようだった。しかし、“花じいさん捜査隊”は電話を受けた。その内容はパク・ミンギュが死んだということだった。

“花じいさん捜査隊”はすぐに捜査に取り掛かった。その後、何人かの容疑者をおいて事件の顛末を暴いた。そのとき、ジュニョクの捜査能力が発揮された。菜の花畑の花の一部が最近しおれたことを知ったのだ。これを疑わしく思ったジュニョクは、しおれた菜の花の部分を捜査し、チャン・ヨンミの遺体を発見した。

容疑者はチャン・ヨンミとパク・ミンギュの二人を殺害したのだ。そのとき、ウォンビン、ガンソク、ジョンウ、ウンジは真犯人を見つけるために奮闘した。特にウンジの鋭い嗅覚が力を発揮し、死んだチャン・ヨンミの携帯電話を見つけ、携帯電話の中の映像によって真犯人を見つけた。

「花じいさん捜査隊」は俳優たちのコミカルな演技で笑いを誘った。しかし、捜査劇の割合も決しておそろかにしなかった。しっかりとしたストーリーと凝った仕組みでジャンル物に負けないクオリティを誇った。

また、ドラマの最後にはジュニョクが死んだパク・ミンギュの母に「息子はお金を稼ぎに行った。心配しないでください」と慰めるなど、感動的な部分も気を使った。感動、緊張感、笑いの3拍子が揃った「花じいさん捜査隊」がこれからどんな魅力を発散するのか、期待を高めている。

記者 : キム・ガヨン