「シェアハウス」よく似たフォーマットである「ルームメイト」との違いは?(総合)

TVREPORT |

写真=ムン・スジ
新しい概念のリアリティ番組が誕生した。血の繋がった家族ではなく、新しい“家族”を通じて共感と癒しをを届けるという趣旨を掲げた「シェアハウス」のことだ。

14日午後、ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)CJ E&MセンターではケーブルチャンネルO'Liveの共同住居リアリティ番組「シェアハウス」の制作発表会が開かれた。制作発表会には演出を担当するイ・スホプロデューサー、Roo'Ra出身のイ・サンミン、元アナウンサーのチェ・ヒ、女優チョン・イスル、俳優チェ・ソンジュン、ガールズグループDal★Shabetのウヒが出席した。

「シェアハウス」は10名の有名人が同じ屋根の下で共同生活を送りながら展開されるエピソードを放送するリアリティ番組だ。歌手、俳優、デザイナーなど様々な分野で活躍している個性の強い10名の有名人は、ソウル近郊の家で3ヶ月間実際に暮らすことになる。god出身のソン・ホヨン、モデルのソン・へナ、チェ・ヒ、チョン・イスル、イ・サンミン、チェ・ソンジュン、ウヒ、ファッションデザイナーのキム・ジェウン、シューズデザイナーのファン・ヨンロンの10人が出演する。

イ・スホプロデューサーは「長い間構想した作品だ」と話を始めた。同時期に放送されることになったSBSの新しいリアリティ番組「ルームメイト」と比較しながら企画意図を明かした。イ・スホプロデューサーは「『ルームメイト』が放送されるという話を聞いた時、(視聴者たちが)同じようなフォーマットだと感じるだろうと思った」とし「我々は周りの人々やトレンドに対する放送だ」と説明した。

イ・スホプロデューサーは「現代社会では家族ではなく、新しい“家族”が必要だという考え方から作った。一人暮らしの人が増える世の中を反映した。重なるフォーマットに対してはあまり心配していない。放送を見ると『ルームメイト』との差が分かるだろう」と自信を示した。

「シェアハウス」が最も強調しているのは“共感”と“癒し”という意味だ。イ・スホプロデューサーは議論となったソン・ホヨンのキャスティングに対して「心配がなかったといえば嘘になる。でも一人で傷を克服することには限界があるじゃないか。新しい“家族”たちと一緒に傷を癒してほしい」と付け加えた。1年前の自殺未遂事件以降、芸能活動を休止していたソン・ホヨンは「シェアハウス」を通じてお茶の間に復帰する。

イ・スホプロデューサーの言葉通り、お互いのことを想う出演者たちの気遣いが際立った。ソン・ホヨンと同じ部屋を使うことになったというチェ・ソンジュンは「最初は近づくことすら難しかった」と話した。

続いて「誰もが知っていることを経験したじゃないか。それは誰にとっても大きな傷であり、簡単なことではない。それに関する話題を口にすることさえできなかった。でも本当の弟のように接している。この番組で傷を癒してほしい」と付け加えた。

出演者たちは“共感”と“癒し”だけでなく、ラブラインも予告した。チョン・イスルは「私が観察した結果、チェ・ソンジュン兄さんはチェ・ヒ姉さんに好感を持っている」と言いながら笑った。するとチェ・ソンジュンが「若い男女が一ヶ所に集まっているじゃないか。何が起きるかは誰にも分からない」と付け加え、爆笑を誘った。

実際、出演者たちは家にしばらく“泊まる”のではなく、実際に料理や生活をしながら“居住”する予定だ。彼らが披露する特別な友情と相性に対する期待がすでに高まっている理由である。「シェアハウス」は16日に韓国で初放送される。

記者 : キム・プルリップ