Vol.2 ― “2014ルーキー”パク・ドゥシク、もしかして君の虜になったのだろうか?

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2014年の午年が明けた。10アジアでは、新年初の企画として10人の2014年の優良株を選んでみた。1日に5チームを紹介する。コ・ソンヒ、パク・ドゥシク、BESTie、5urprise(サプライズ)のソ・ガンジュン、C-CLOWN、Asian Chairshot、アン・ジェヒョン、オム・テグ、ユン・ジョンフン、チョ・スンヒョンがその主人公だ。計10組全員が、昨年自分の名前を広めようと一生懸命に頑張り、2014年は本格的に良い実を結ぼうとしている。

10アジアが選んだ優良株たちが、午年の中でも60年ぶりとなる“青馬の年”に青い馬に乗りダイナミックに一年を走り続けることを願って“ルーキー証明書”を授与する。


どうして君の虜になったのだろう?

2013年、パク・ドゥシクは映画「伝説の拳」とSBSドラマ「君の声が聞こえる」の2つの作品に出演した。2つの作品で見せてくれたパク・ドゥシクの魅力は、私たちの視線を虜にするには十分だった。すぐにでも羽ばたいて飛び上がりそうな、手の加えられていない生き生きした姿がとても新鮮だった。今後彼がどのように変身して、成長していくのかをしっかりと見守ることをお勧めする。

「伝説の拳」で俳優ユン・ジェムンが演じたシン・ジェソクの高校時代役を演じたパク・ドゥシクはとりわけ目立っていた。時には怖いもの知らずで飛びかかってくる初心者が一番怖いものである。初めてカメラの前に立ったパク・ドゥシクは枠にとらわれず、自由に動いた。厳密にいえば、演技をしたというよりも無造作にありのままの姿を見せたという感じだ。それがかえってキャラクターとよく合い、同年代が持っていない魅力を放った。「演技のことはあまり分からないが、積極的な意気込みと頑張るという一心で持ちこたえてきた」という彼の度胸は人々の共感を得た。

映画を終えると、すぐにドラマ「君の声が聞こえる」でキム・チュンギ役に抜擢された。この作品でもパク・ドゥシクの生き生きとした新鮮さは輝いていた。元々、第8話で降板する予定だったが、彼は自分だけのキャラクターを築き上げ、重要な任務を与えられて最終回まで出演した。自分なりのアドリブを披露して、コ・ソンビン役のキム・ガウンと思いがけない恋愛模様まで繰り広げた。抜群の演技力というよりは少し荒く、洗練されてない感じがお茶の間で通じた。当初の予定とは違って、最終回までキム・チュンギ役を守りながら、ドラマの人気を十分に経験した。演技経験の全くなかった彼が踏み出した2番目のステップも成功を収めた。

パク・ドゥシク、2014年に向かって直進!

2014年のパク・ドゥシクは、映画に出演して“直進”する。イ・ジョンジェ、シン・ハギュン、BoAなど、トップスターが総出演する映画「ビッグマッチ」(仮題)に彼の名前が挙がった。パク・ドゥシクは、兄を助けるために体一つでゲームに取り組んだイ・ジョンジェを捕まえるために必死に追いかける熱血刑事役を務め、キム・ウィソンとコンビを組んだ。主に同年代とばかり共演してきた以前とは明らかに異なる状況である。パク・ドゥシクが表現する刑事の姿が気になるうえに、出演量もかなり多いことが伝えられているが、2014年下半期まで待たなければならない。また、パク・ドゥシクはリュ・スンワン監督が演出した3D短編映画「幽霊」の撮影を終えた。この作品は韓国映画アカデミーの3Dオムニバス映画製作プログラムの中の一つで、2012年に実際に起こった新村(シンチョン)殺人事件を題材にした。パク・ドゥシク、イ・ダウィッ、パク・ジョンミンが共演した。これ以外にも映画「ファッションキング」など多様な作品にカメオ出演して、観客と会う予定だ。きっと近いうちにドラマにキャスティングされたというニュースも聞えてくるだろう。

記者 : ファン・ソンウン、写真 : ク・ヘジョン、編集 : チェ・ジンシル、翻訳 : チェ・ユンジョン