“結審公判”プロポフォール医者、陳述を翻す「チャン・ミイネに中毒性は見られなかった」

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写真=マイデイリー DB
向精神性医薬品に分類された睡眠導入剤のプロポフォールを違法投薬した疑い(麻薬類の管理に関する法律違反)を受けている医者A氏が女優チャン・ミイネ(29)の中毒性に対する陳述を翻した。

28日午前10時、ソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地方裁判所では刑事9単独ソン・スジェ裁判官の審理で、麻薬類の管理に関する法律違反の疑いで不拘束起訴された女優パク・シヨン(34)、イ・スンヨン(45)、チャン・ミイネの結審公判が行われた。

この日の公判では女優3人をはじめ、患者にプロポフォールを違法投薬した疑いを受けている医者A氏に対する被告人尋問が行われた。

尋問過程で医者A氏は「チャン・ミイネが施術を受ける過程で投薬を求める回数が増え、中毒性が見られてからは病院に訪ねてくるのが負担に思えた」という過去に検察で供述した内容を翻した。

医者A氏は「チャン・ミイネが普通の患者とは異なり、プロポフォールに対する抵抗力が強くて投与量が多かったのは事実だが、施術する度に投与量が多かったわけではない」と投与量について陳述した。

また「捜査の過程で陳述した内容は検事の捜査に協力するレベルで『チャン・ミイネの中毒性について悩んでみた』という旨の陳述をした。チャン・ミイネからは中毒性が見られなかった」と主張した。

一方、この日の公判ではプロポフォールの違法投薬の疑いを受けている医者2人に対する被告人尋問と検察が出頭要請した証人2人に対する尋問と女優3人をはじめ、被告人に対する検察の求刑が行われる予定である。

これに先立って3月検察はプロポフォールを常習的に違法投薬した疑いでパク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネの3人を不拘束起訴した。以後裁判の過程で検察と3人の弁護人は投薬の目的と依存性の問題をめぐって激しく対立してきた。

記者 : イ・スンギル