“プロポフォール違法投薬”チャン・ミイネ&イ・スンヨン&パク・シヨン、執行猶予2年の宣告…実刑を免れた

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写真=マイデイリー DB
向精神性医薬品に分類された睡眠導入剤のプロポフォールを違法投薬した疑いを受けている女優パク・シヨン(34)、イ・スンヨン(45)、チャン・ミイネ(29)が実刑を免れた。

本日(25日)午後2時、ソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地方裁判所では刑事9単独ソン・スジェ裁判官の審理で行われた、麻薬類の管理に関する法律違反の疑いで不拘束起訴されたパク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネに対する宣告公判で、懲役8ヶ月、執行猶予2年を言い渡した。

この日裁判所は「裁判の過程が多くのマスコミによって報道され、ネットユーザーたちのほとんどが被告人らを非難する書き込みを掲載したことを知っている。大衆から非難されている被告人に不当な部分はないのか徹底して検討した」と伝えた。

続いて裁判所は「6年間チャン・ミイネはプロポフォールを410回、イ・スンヨンは320回、パク・シヨンは4年間約400回を投薬した。被告人たちの投薬回数と回数、頻度は頻繁に美容の施術をする芸能人の特性を考慮しても通常的な水準と見ることはできない。また被告人たちは同日他の病院で同様の施術を受けたことが明らかになった。公判の過程で提起された医者たちの陳述によって同日同様の施術を受けるのは一般的なことではないことが分かった。従って被告人たちの投薬は施術を口実に医療目的以外の目的で投薬したと判断できる」と説明した。

最後に裁判所は「芸能人として美しさを求める気持ちを理解できないわけではないが、大衆から愛される芸能人だからこそ、遵法意識が必要だ。そのため決して罪質が軽くないと判断した」とし、チャン・ミイネ、パク・シヨン、イ・スンヨンに懲役8ヶ月と執行猶予2年、そしてそれぞれ550万ウォン(約52万6792円)、405万ウォン(約38万7910円)、370万ウォン(約35万4387円)の追懲金を宣告した。また共に裁判を受けたプロポフォールを投薬した医者2人に対しては懲役1年6ヶ月を言い渡した。

これに先立って10月28日に行われた結審公判で検察側は「被告人らの投薬期間、回数、頻度から見て、問題を軽く見ることはできない。また裁判の過程で供述を翻した点などから、反省しておらず罪質が悪い」とチャン・ミイネに懲役10ヶ月、イ・スンヨンとパク・シヨンにそれぞれ懲役8ヶ月などの実刑を求刑した。

3月に検察は、プロポフォール常習投薬疑惑でパク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネの3人を不拘束起訴した。以後、裁判の過程で検察と3人の弁護人は投薬の目的と依存性の問題をめぐって激しく対立してきた。

記者 : イ・スンギル