「話神」ポン・テギュは「ラジオスター」のSUPER JUNIOR キュヒョンになり得るか

OSEN |

「話神(ファシン)-心を支配する者」(以下「話神」)のポン・テギュは、「黄金漁場-ラジオスター」(以下「ラジオスター」)のSUPER JUNIORキュヒョンになり得るか?

俳優ポン・テギュが、MCデビュー戦を終えた。ポン・テギュは韓国で21日に放送されたSBS「話神」にMCとして初投入され、シン・ドンヨプ、キム・グラ、キム・ヒソンと共演した。

とりあえず、視聴率の面でポン・テギュのMCデビューは、ある程度成功したと言える。視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、ポン・テギュがMCとして初投入された「話神」第14話は、前回の放送(5.3%)に比べ0.6%ポイント上昇した5.9%の視聴率を記録した。

初めてバラエティ番組のMCに挑戦したポン・テギュの司会力も、かなり良い評価を受けている。久しぶりに放送に出演したポン・テギュは、自ら徹底的にゲストの事前調査を行った。他のMCたちより多くの情報量を持っていたため、ゲストから“ポン記者”と呼ばれるほどだった。これでとりあえず「話神」でポン・テギュのキャラクターが設定されたことになる。

ゲストの10年前の過去まで綴りながら深入りするポン・テギュ風の司会は、シン・ドンヨプ、キム・ヒソン、キム・グラとはまた違う魅力があった。また、ポン・テギュはうまく司会役をつとめながらも出演者の言葉に大きな反応を見せ、MCとしてのミッションを比較的うまく消化した。

「話神」を通じてMCデビューしたポン・テギュは、2011年10月「ラジオスター」のMCとなったSUPER JUNIOR キュヒョンと相当似ている。

二人とも番組の途中で降板した前MCを継いでいることも、似たようなフォーマットの番組を行うことになった点も似ている。ここに、毒舌家のキム・グラとMCとして呼吸を合わせているところまで似ているのだ。

キュヒョンは「ラジオスター」に加わりMCとして成功的な歩みを続けている。放送序盤は先輩MCたちに萎縮してしまうかと思えば、いつのまにか自分ならではのキャラクターを作り出し、先輩のゲストにも鋭い質問を投げつけたりもする。ゲストに鋭い質問を投げるのは、その前のMCとも似ている。しかしキュヒョンは、独特の明るい笑顔と一緒に毒舌を飛ばし、憎めなくする魅力がある。

結局「ラジオスター」でキュヒョンは、毒舌の大家キム・グラと芸能界で代表的な傲慢キャラクターを持つお笑いタレントユ・セユンにも劣らず、最終的に“毒づくアイドル”というキャラクターを作り上げ「ラジオスター」の一軸を担当することになった。

その後キュヒョンは、KBS 2TV「ハッピーサンデー-マンマミーア」(以下「マンマミーア」)のMCにまでなった。「マンマミーア」でキュヒョンは、お笑いタレントのイ・ヨンジャとパク・ミソンの間で「ラジオスター」の毒づくアイドルのイメージとはまた違う、おっちょこちょいの魅力をうまく表していると評価される。

このようにポン・テギュがMC生命をこれからも続けて行くためには、巧みな話術のシン・ドンヨプとキム・グラの間で彼ならではのキャラクターと武器を強固なものにし、これまで見せていない新しい姿を見せることが重要だ。ポン・テギュとキュヒョン、果たしてMCとしてこれからも成功し続けることまで似ていくだろうか。

記者 : ソン・ミギョン