CNBLUE「努力していないと思われるのは残念」

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バンドCNBLUEが歌手の人生において第2の幕を開けた。作曲家から曲を受けてきた従来の方式から一歩踏み出して、自分たちが作った曲をタイトル曲にして登場したのだ。楽器の演奏面でも成長した姿を見せ、誰かによって作られたグループではなく、自分たちのカラーを探していく能動的なバンドとして生まれ変わったという評判を得ている。

CNBLUEは昨年3月にリリースした「EAR FUN」から10ヶ月ぶりに、14日に4番目のミニアルバム「Re:BLUE」をリリースした。全6曲の収録曲はいずれもメンバーの自作曲だ。この中でタイトル曲の「I'm sorry」は、リーダーのジョン・ヨンファの曲。

「うまくやらなきゃと思って、最初は負担が重かったですね。でも努力しただけに、良い成果物が作られたようで満足しています。残念な点ももちろんありますが、十分に努力しただけに後悔はありません。自分の自作曲で活動することだけでも大きな意味がありますから」(ジョン・ヨンファ)

CNBLUEが自分たちの音楽的個性を盛り込んだ音楽で戻ってきた。また、カムバックステージで楽器演奏までライブでこなし、音楽番組では異例の歩みを見せた。劣悪な環境の中、地上波テレビではCNBLUEのカムバックを記念して、事前収録という形で全てライブを披露できるようにした。

「ライブステージでカムバックできたのは、信じて見てくださる人が増えたようでとても嬉しいですね。音楽番組の監督の中ではバンド活動をしている方が多くいますが、最初からではないけど、後になって僕たちのステージを見て驚いたようでした。『うまくやった』『来週またやりましょう』という話も聞きました(笑)」(イ・ジョンヒョン)

CNBLUEは音楽的にも成長した姿を見せたが、音楽の他にも相当な成功を収めた。色々なドラマやバラエティ番組で活動したジョン・ヨンファの後を次ぎ、カン・ミンヒョクがKBSドラマ「棚ぼたのあなた」、イ・ジョンヒョンがSBSドラマ「紳士の品格」で活躍した。今はイ・ジョンシンがKBS週末ドラマ「いとしのソヨン」で葛藤の中心人物であるカン・ソンジェ役を熱演している。これに対して、メンバー4人ともに「俳優変身が歌手活動に大きく役立った」と口を揃えた。

「自分でなく、誰かの立場になってみることができてよかったと思います。実際、自分のラブストーリーだけで曲を書くとしたら、限界があります。とても多く恋をしてみなきゃいけないけど、そうする余裕もありません(笑) 代わりに経験して、多く感じています」(ジョン・ヨンファ)

「演技をして確かに自信が増えました。僕は自信溢れるタイプではなかったけど、演技をしてからはうまくやりたいし、はっきりしたいし、CNBLUEに役立ちたいと思いました。だから、より積極的になりました。CNBLUEにとっても良い効果を得たのではないかと思います」(イ・ジョンシン)

CNBLUEはデビューからホームランを打ち続けた。デビュー曲「ひとりぼっち」をはじめに、「直感」「Hey You」「Love」まで多く愛された。音楽業界の内外ではCNBLUEに対して「天から降りたグループ」と羨ましがる声がある。CNBLUEは「正直言って、ラッキーだったと思う」とさっぱり認めながらも、「努力せずに得た幸運」という言葉には残念がっていた。

「ラッキーだったのは本当ですね。デビューしてから、僕が『こうなるはずです』と言うと、不思議にも叶ったんですね。実は失敗の基準を定めるのは曖昧なんですが、僕たちは失敗しても、それを失敗したと思わないので、外からもCNBLUEは失敗していないと思われるようです。メンバー全員が明るくてポジティブな性格です。良くないことがあっても、悪いこととは思わないので(笑)」(ジョン・ヨンファ)

「ラッキーだから努力しないというのではなくて、ラッキーだから、もっと頑張らなきゃと信じています。特に僕たち4人は良いことでも、悪いことでも話し合って解消します。いつも話の最後では微笑むから。このように心が通じる仲間とメンバーであることが、とてもありがたいことだと思っています」(カン・ミンヒョク)

記者 : イム・ヨンジン