Nine Muses「少女時代との比較?私たちだけの色を見つけた」

OhmyStar |

写真:スター帝国
「軍部隊で一つのグループだけの公演ができるようになったのは、今回が初めてだそうです。その分、良い公演を披露して、みなさんに元気を送りたいです」(ウンジ)

Nine Musesの新しいミニアルバム「Dolls」は、そのスタートから独特だった。ガールズグループとしては初めて、軍部隊で新曲を公開したのである。22日、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市に位置する第1師団の前方部隊で行われるショーケースを控え、記者会見を開いた彼女たちは、「私たちが安心して活動できるのも、国を守ってくださる方々のお陰だ」と兵士たちに感謝の気持ちを伝えた。

この日、早く着いて兵士たちとランチを一緒に食べて、会話もしたという彼女たちは、軍隊での高い人気の秘訣として“休暇証”と“アイコンタクト”を挙げた。イ・セムが、「軍隊生活の力に少しでもなれたらと思って、決まった時間内で少しでもたくさんの思い出をプレゼントしたかった」と切り出すと、イ・ユエリンは「将軍の許可が必要ですが、休暇証をプレゼントできればと思う」とし、「軍隊でのイベントのノウハウみたいなものだ」と話を続けた。するとミナも「他のファンより接する時間が短いため、少しでも挨拶とかアイコンタクトができるようにがんばっている」と付け加えた。

「他のガールズグループより遥かに女らしいし、軍隊は男らしさの頂点ですよね(笑) 間逆なイメージだから軍隊でもNine Musesが愛されるんだと思います。また、父が軍人で、一生を軍人として生きたので、私も軍人の子供として、軍隊を身近に感じているので軍隊での活動にもすぐ慣れました」(イ・セム)

彼女らの言葉通り、記者会見後に約1時間行われたショーケースでも、約1000人の兵士らの歓声が会場を包んだ。ダンボールで作られた応援ボードには、メンバーへの思いがいっぱいに書かれていた。自分の携帯番号を書いている人や、「僕、すぐ除隊するから!」など、除隊後も変わらない応援を約束する人もいた。ポイントとなる振り付けやサビで一緒にエールを送る兵士たちに、Nine Musesも手を振ったり、手でハートを作ったりして感謝の気持ちを伝えた。

「休まず活動を続けたい…年末にはレッドカーペットを踏みたい」

24日にリリースするミニアルバムのタイトル曲「Dolls」は、ヒットメーカーのSweetuneと再び手を組んだ曲であり、Nine Musesが9人組として新しく帰ってきたという意味も含んでいる。「これまでNine Musesが目指したのは、電子音楽に基づいたカリスマ性のある女性だった」と話したヘミは、新曲「Dolls」について「これまでとは違って、叙情的で女性らしさを生音や様々な楽器を交えながら披露したい」と自信を示した。

また彼女たちは、より様々な女性の姿を見せるため、従来の強くてワイルドなパフォーマンスを披露する“Dark Muses”と女らしさをアピールする“White Muses”に分けてステージを披露する。これについて説明したミナは「今日初めて新曲を公開して、皆さんから評価を受けるので緊張している」とし、「爆発的な反応が出れば、もっと自信が沸くと思う」と期待した。

自信をもって新曲を披露した彼女たちにもプレッシャーはある。その中で最もプレッシャになるのはメンバー数が同じであるため、韓国最高のガールズグループである少女時代と比較されることだ。その少女時代も最近4枚目のアルバムをリリースして旺盛な活動を展開している。しかしNine Musesは、「違う魅力をお見せしたい」と覚悟を見せた。イ・ユエリンは「女性の憧れの的になりたい。女性が羨む女、憧れる女になるのが目標だ。今回の作品も、その“女性らしさ”を強調した」と力強く話した。

ミナも、「少女時代が少女から女性になる成長の過程を見せてきたとすれば、私たちは既に大人の女のイメージから様々な女性像を見せようとしている」とし、「デビュー当時はNine Musesというグループの知名度よりは、メンバー数が一緒ということで(少女時代と)比較されたりしていたけど、7人~8人でユニット活動をしているうちに私たちだけの色を見つけられた」と強調した。

「9ヶ月ぶりの活動なんですよ。長く休んでいたのでその間退屈でした(笑) だから、さらに楽しく活動できると思います。今年は休まず地道に活動して年末にはレッドカーペットを踏みたいです。一生忘れられない2013年にしたいと思います!」(イ・セム)

記者 : イ・ミナ