「殺人の告白」チョン・ジェヨン“実は僕は優しい男”

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チョン・ジェヨン、いろんな役のできる役者

怒鳴ったり、物を投げたりする、口の悪い刑事役のこの役者さん、意外にも悪役を演じたことがほとんどない。映画「殺人の告白」のチョン・ジェヨンさんのことである。

チョン・ジェヨンが悪役について自身の意見を述べた。チョン・ジェヨンは29日午後、ソウル東大門(トンデムン)MEGABOXで開かれたメディア試写会で、「僕は顔が怖いとよく言われるけど、実際会った人からは善良な顔だと言われたりもする。この顔のため、これまで結構苦労してきた。どこにも似合わない顔だと言われていた。悪役を演じる時も恋愛映画で純朴な役を演じる時も、この顔のせいで、色々言われていた」と裏話を伝えた。

彼はまた、「しかし僕のそういう面が役者にとっても監督にとってもチャレンジできる部分ではないかと思う。個人的には根っからの悪役のオファーはまだ受けたことはない。個人的には(悪役を)好んではいないけど、『13日の金曜日』のジェイソンの後を継ぐような役なら、挑戦してみたい」と述べた。

さらに彼は「殺人の告白」に関するエピソードも伝えた。劇中、毎回汗をかいて走り回り、口を開けば罵声を発する刑事役を演じたチョン・ジェヨンは、「(罵声が)あまりにもひどくて、監督が台本から削除したのも結構ある。映画でコーヒーについてアドリブをするシーンがあったけど、それは実際のことだ。バリスタを知ったのはつい最近のことだ。最近はアメリカーノにはまってしまったけど、昔はインスタントコーヒーばかり飲んでいた」と話した。

演出を担当するチョン・ビョンギル監督は「ジェジュドでシナリオを書いていた頃からチェ・ヒョング刑事役はチョン・ジェヨンさんにやってもらいたいと思った。(ジェヨンさんが出演した)『小さな恋のステップ』『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』などを調べながら書いた」と述べた。

記者 : イ・ソンピル・写真 : イ・ジョンミン