“国際歌手”PSYが明かした「江南スタイル」のその後

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写真=イ・ジョンミン

米国から帰国したPSY…25日記者会見で感想を伝える

歌手PSY(サイ)が「江南(カンナム)スタイル」ブームの、その後について語った。

PSYは25日の午後、ソウル江南区(カンナムグ)にあるラマダソウルホテルで行われた帰国記者会見で「米国、西洋では、東洋人のように活動し、勝負をつけたい」としながらも、「負担も大きいが気分はいい」とした。PSYは「『江南スタイル』が単発のヒットで終わるのではないかと言われているが、この歌は、一時の人気で終わっても光栄だと思う」とし、「人間なのでもちろん欲は出るが、実はこれは、私にとってはおまけだ」とした。

「正直、生まれて『初』という単語を頂くことができ、大変光栄である。韓国初もあり、韓国人初、アジア初などだ。人生でこのような修飾語が付けられるとは、思いもよらなかった。負担は思ったよりも大きくない。むしろ、韓国で次の歌をリリースするときがとても大変になりそうだ。『Champion』以来『江南スタイル』を出すまで10年もかかったから。一方、海外では『江南スタイル』の他に何も見せたことがないので、気が楽だ」

自ら「生まれつきB級だ。僕はB級が好きだ」とするPSYは「米国の人々に私の魅力について尋ねたことがあるが、映画『オースティン・パワーズ』のようだと、よく言われた。MVに出演している小さな友達(4Minute キム・ヒョナ)がミニー・ミーみたいで」としながら、「ここでは謙遜の美徳というが、海外では謙遜よりは思い切りすることを好んだ」と伝えた。

PSYは「MTV EMA FRANKFURT 2012」、NBC「TODAY Show」では韓国語で話し、注目を浴びたりもした。「事前に制作スタッフと話してはいない」としたPSYは「今までの放送で披露した韓国語は些細なことだが、ある意味では大きな韓国歌手の夢だった」とした。「“ワールドスター”という修飾語は恥ずかしい」と恥ずかしがるPSYは「これからは“国際歌手”という単語を使って欲しい」と頼んだ。

一部ではPSYの収益を「1000億ウォン(約68億1863万1221円)」とまで推算している。これに関する質問に対し「ヤン・ヒョンソク代表(YGエンターテインメントのトップ)ではなくてですか?」と返したPSYは、「我々は3月が精算日だが、実は僕も気になる。売上げは確かに存在するだろうが、全てを除外してから残るのが収益だから」と付け加えた。

25日に帰国し予定されたスケジュールをこなしているPSYは、11日に米国でアルバムを発表する計画だ。PSYは「実は『江南スタイル』がブレイクする前に、韓国で決めたスケジュールがある。今週が多少重要でフェスティバルのゲストなど交代できるかと尋ねたが、駄目だと言われた」とし、「交代不可能だということが気持ちよかった。米国では新人歌手なので1曲ずつ歌ったが、韓国ではたくさん歌えると思う。新人歌手の鬱憤を晴らす」と笑って見せた。

記者 : イ・ジョンミン、イ・オンヒョク