映画「10人の泥棒たち」(監督：チェ・ドンフン、製作：Caper Film、配給：ショーボックス(株)メディアフレックス)のイ・ジョンジェとチョン・ジヒョンのキャラクター映像が公開された。

キャラクター映像のイ・ジョンジェは、ポパイというキャラクターに完全になりきっていた。激しい台詞と表情演技はもちろん、マカオ・パクとの熾烈な心理戦を、緊張感溢れるウィットに富んだ姿で表現した。

イ・ジョンジェは「ポパイは格好良かったり、重みのあるキャラクターではないが、自分をそのように見せたいという欲求がおもしろい」と語った。

チェ・ドンフン監督は「シナリオを書きながら、ポパイのキャラクターについて悩んでいたが、イ・ジョンジェの演技を見て、ポパイというキャラクターをどのように設定していけばいいのか分かった」と話し、イ・ジョンジェに満足していることを表わした。

チョン・ジヒョンは、抜群のスタイルを誇る網渡り専門泥棒らしく、派手なワイヤーアクションなど、クールだが情熱的なイェニコールというキャラクターにふさわしい、セクシーで大胆な魅力を披露した。

チョン・ジヒョンは「イェニコールはどんな状況でも、ダイヤモンドのことだけを考えて一人で動く。すごくクールで爽快な人物なので、一層おもしろいと思う。イェニコールのクールな魅力が大好き」とキャラクターへの愛情を伝えた。

チェ・ドンフン監督は、難易度の高いワイヤーアクションを代役なしで見事にこなしたチョン・ジヒョンに称賛を贈った。

彼は「チョン・ジヒョンがアクションシーンを演じる姿は本当に格好良くて絵になる。『あんたたちは悩め、私は走って行くから』という台詞は、イェニコールの奔放な一面をうまく表現していると思う」と語った。

イ・ジョンジェとチョン・ジヒョンの他、キム・ユンソク、サイモン・ヤム、キム・ヘス、キム・ヘスク、オ・ダルス、キム・スヒョン、デレク・ツァン、アンジェリカ・リーなど、韓国と中国を代表する10人の俳優たちが泥棒に扮した映画「10人の泥棒たち」は、7月25日に韓国で公開される。