「TEENTOPの大ヒット100％」彼らが負ければ新人グループは100％ヒットする？

過酷な戦いが始まる。自分が負ければ相手にチャンスが与えられ、相手が負ければ自分にチャンスが来る。2010年にデビューした6人組グループTEENTOPと、8月にデビューを控えている7人組の新人グループ100％は、チャンスを作るため競争しなければならない。

SBS MTV「TEENTOPの大ヒット100％－イシューとの戦い」は、トップになりたいTEENTOPと、この先のことを考え自身を知るべきである100％が、ミッションに挑戦するリアルバラエティ番組だ。TEENTOPがミッションに成功すれば、100％はベンチメンバーとして待機し、挑戦の機会すら与えられない。番組内でのミッションとは、各種の記録の塗り替えに挑戦することだ。16日に放送される初回放送で、両グループはSHINeeのミンホが高飛びで出した記録(1m73cm)を超えなければならない。これを聞いたミンホは、映像メッセージで「僕の記録を破ることは簡単ではないだろう」と告げた。

TEENTOP「もっと人気を得ないといけないので、周りを見ている余裕がない」

「TEENTOPの大ヒット100％」の制作発表会が、12日江南区(カンナムグ)論峴洞(ノンヒョンドン)のMANGO SIXで開かれた。TEENTOPと100％、そして彼らの所属事務所の先輩である神話(SHINHWA)のアンディとMCキム・テヒョンが参加した。二つのグループを育成した“父”とも言えるアンディは、14年前に神話がデビューした時を思い出し「SMエンターテインメントのイ・スマンさんがいつも『ステージでどんなことがあっても最高の歌手になれ』とおっしゃっていた」とし、「彼らも歌を歌いたいという夢を持っているので、それを広げられるよう力になりたかった」と話した。

だが“父”として公平に応援するほかない立場のアンディは、「どちらのチームに勝ってほしいか」との質問に、「両チームのうち、一つのチームがより強くなってほしいというより、2位は1位になりたい、1位はそれを維持したいと思うその姿勢に価値がある」と婉曲な表現で答えた。

アンディによると、100％のメンバーはTEENTOPより平均年齢も高く、練習期間も長い。TEENTOPで一番の年長者であるC.A.Pが1992年生まれで今年成人した一方、100％では1985年生まれであるミヌが一番年上で、下は1993年生まれの4人のメンバーだ。TEENTOPが先にデビューしたが、年上となるのは100％である。「“お兄さん”を目立たせるために負けることができるか」との質問に、TEENTOPのRICKYは、「TEENTOPも“イシュー”を作らなければならない」と言いながらも「TEENTOPにとってもいいチャンスに、100％にとってもいいチャンスになってほしい」と笑った。

側にいたMCキム・テヒョンも「撮影会場でTEENTOPのメンバーが『自分たちももっと人気を得ないといけないので周りを見ている余裕がない』と言っていた」と付け加えた。アンディも「『アイドル陸上大会』でTEENTOPと一緒に運動をした時は『これほど闘争心のない若者もいるんだ』と思うほどだったが、この番組によって闘争心が強くなった」とし、「100％のメンバーのほうが年齢も少し上だし、兄たちに譲歩してほしいと思ったが、譲歩している様子はなかった」と話した。

引き続きアンディは、「僕たち神話メンバーも競争心はあったけど、TEENTOPには本気を感じる」と付け加えた。これに対し100％のロクヒョンは、「チャンスは来るだろうと信じて最善を尽くしている」とし、TEENTOPに「ミスをしてほしいとも思ったけど、正々堂々と挑んでほしい」と述べた。

この二つのチームを微笑ましく思いながらも、時には鋭い目で見守ってきたアンディは、まだデビューしていない100％にどこまで成長してほしいかと聞く質問に「神話ぐらいになってくれればいいと思う。神話のように14年間解散せず、熱い友情を築く姿を見せてほしい」と伝えた。引き続きアンディは「彼らが神話の記録に挑戦するなら、僕が出演する」と予告した。

SBS MTV「TEENTOPの大ヒット100％」は、6月16日午後9時に韓国で放送がスタートする。