「ラブレイン」視聴率は死んでも俳優たちは生きている

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平均視聴率が5%程だ。恋愛ドラマの巨匠ユン・ソクホプロデューサーと韓流スターチャン・グンソク、少女時代ユナ、そして演技派のベテラン俳優チョン・ジニョン、イ・ミスクが意気投合して作ったドラマとしては、確かに残念な成績だ。ドラマをよく観ていると、惜しい部分が多い。しかしそれでも見るのは俳優の演技力が"生きている"ためだ。

KBS 2TVの月火ドラマ「ラブレイン」が終盤に差し掛かっている。放送終了まであと4話だけを残している中、ジュン(チャン・グンソク)とハナ(ユナ)、そして彼らの親、イナ(チョン・ジニョン)とユニ(イ・ミスクの方)の複雑なラブストーリーがどんな方向に向かうのか結末が注目される状況だ。

台本や演出に対する一部の否定的な意見が絶えない中、このドラマを支えてきたのは俳優の演技力だ。チャン・グンソクは単なるイケメン俳優、韓流プリンスというタイトルが彼の全てではないということを演技で証明している。"演技派アイドル"ユナの成長のスピードも、感心するほどだ。これに負けないチョン・ジニョンとイ・ミスクの切ない繊細な恋愛模様がこのドラマを支えている。

ユン・ソクホプロデューサーの映像は依然として美しく、俳優達もそれぞれのオーラを出しながら演技しているが、「ラブレイン」には物足りないところが多い。それは、筋道のつかめない台本や、一部のキャラクターの存在価値に対する疑問などからくるものだ。

しかし、チャン・グンソクとユナ、イ・ミスクとチョン・ジニョンなど、ドラマを導く4人の主役は高く評価されている。5%の視聴者が、甘くて苦いジュンとハナのラブストーリーや、歳月を超えるイナとユンヒの運命的なラブストーリーに没頭する理由は、彼らの見事な演技のおかげではないだろうか。

記者 : ユン・ガイ