チャン・ドンゴン、今年も映画・ドラマで活躍…再び飛躍するか?

OSEN |

俳優チャン・ドンゴンは果たして昨年の興行失敗を克服し、再び飛躍するのだろうか。

チャン・ドンゴンは、チャン・ツィイー、セシリア・チャンとともに主役を務めたホ・ジノ監督の新作「危険な関係」が、第65回カンヌ国際映画祭の監督週間に招待されカンヌのレッドカーペットに立つことになったほか、新たにスタートするSBS週末ドラマ「紳士の品格」にも出演し、映画とドラマでの活躍を予告している。

去年、300億ウォン(約22億円)あまりの制作費用を投入した大作映画「マイウェイ 12000キロの真実」が、期待とは裏腹に低調な興行成績にとどまることとなった。同作品はカン・ジェギュ監督とチャン・ドンゴンの「ブラザーフッド」以降7年ぶりの作品、そして日本のトップ俳優、オダギリジョーの出演で話題を集めた大作だった。

「マイウェイ」では、これと言って個性のないキャラクターで、俳優チャン・ドンゴンの長所がよく見えなかったという批評も聞かれた。しかし、繊細な演出が目立つホ・ジノ監督の新作「危険な関係」では、これまで見られなかった彼だけの新しい魅力が目立った作品になると予想される。

映画「危険な関係」は、同名のベストセラーを原作とした作品で、舞台を1930年代の激変する中国、上海に移したリメイク作品である。劇中、第二次世界大戦当時の名の知れた女たらしに扮するチャン・ドンゴンが、世界的な女優のチャン・ツィイー、セシリア・チャンと息を合わせる。多く愛されてきた原作の“危険な魅力を持つ男”のキャラクターを、シリアスなイメージのチャン・ドンゴンがどんな風に表現するのかに関心が集まっている。

それだけでなく、チャン・ドンゴンは「紳士の品格」で12年ぶりにドラマに復帰する。これまでは、映画で強烈な男性的キャラクターを演じてきたが、「紳士の品格」では毒舌な建築事務所の所長キム・トジン役を演じ、これまでに見られなかった新しい役に挑戦し、ファンの好奇心をかき立てている。

記者 : カン・ソジョン