女優ハ・ジウォンがホットピンクの韓服(ハンボク：韓国の伝統衣装)を着てソウルに登場する。

ハ・ジウォンは4日放送されたMBCの水木ドラマ「キング～Two Hearts」(脚本：ホン・ジナ、演出：イ・ジェギュ、制作：キム・ジョンハクプロダクション)の第5話で、気高くたおやかな韓服姿を見せた。

ハ・ジウォンはこれまで北朝鮮の将校服やWOC(世界将校大会)の南北合同チームの制服を着た姿だけを見せてきた。折目正しい制服を脱いで、北朝鮮の美しい“春乙女”の魅力をアピールするハ・ジウォンのイメージチェンジに関心が集まっている。

ハ・ジウォンは、花柄の刺繍が飾られたホットピンク色の上着に黒いスカートを合わせ、端麗な魅力をアピールした。肌寒い天気に備えたファーのマフラーを腕にかけたハ・ジウォンは、北朝鮮の高官の子弟としての雰囲気を醸し出した。そしてハ・ジウォンが色鮮やかな韓服を着てソウルに来た理由に対する関心が高まっている。

このシーンは先月14日に済州島(チェジュド)で撮影された。ハ・ジウォンは髪をハーフアップにして足首を露出する靴を合わせるという、衣装に相応しい格好で撮影現場に登場した。きれいな韓服に似合うように180度変えた口調としぐさで熱演し、撮影現場の雰囲気を一層高めたという。

この日、ハ・ジウォンは北朝鮮では味わうことができなかった芳しく暖かい韓国の空気を満喫しながら、ときめくキム・ハンアの表情をリアルに表現した。ジェスチャーや口調を変え、これまで隠していた北朝鮮の“花乙女”キム・ハンアへと、完璧にイメージチェンジするハ・ジウォンに対する視聴者の期待が高まっている。

制作社であるキム・ジョンハクプロダクションは「ハ・ジウォンはこれまで、北朝鮮の将校としてのカリスマ性を表現するため軍隊の制服だけしか着ていなかったが、これからは様々は姿を見せる予定だ。ハ・ジウォンがソウルに登場してから、一層興味深くなるドラマのストーリを関心を持って見守ってほしい」と伝えた。