ファン・イニョプ、30代で高校生役…元DIA チェヨン&ペ・ヒョンソンとの共演に「僕だけ頑張れば良いと思った」

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胸を温かく、ワクワクさせる家族がやってくる。

本日(8日)、ソウル市九老(クロ)区新道林(シンドリム)ラマダホテルにて、JTBC新水曜ドラマ「組み立て式家族」の制作発表会が行われ、キム・スンホ監督と俳優のファン・イニョプ、DIAのチェヨン、ペ・ヒョンソン、チェ・ウォニョン、チェ・ムソンが出席した。

同作は、血が繋がっていないが、家族だと思って10代を共にした3人の男女が10年ぶりに再会し、繰り広げられるストーリーを描く青春ロマンス。中国ドラマ「家族の名において」のリメイク作だ。

この日、キム・スンホ監督は「それぞれの事情を持つ3人の子が、2人の父親と10年間、家族として過ごした後にバラバラになり、それぞれの人生を過ごし、10年で再会する物語を描く。中国ドラマが原作だが、家族のストーリーが世界の人々の共感を得ることができると思う。韓国風の生活文化を反映し、俳優たちの魅力を強調しながらも、原作とのシンクロ率100%を目指した」と説明した。

ファン・イニョプは、高校生役を演じることについて「いつも最後だと思いながら制服を着ているのは事実」と明かし、注目を集めた。彼は「作品のためなら、制服を着ることを嫌がる理由はないと思う。チェヨンさん、ペ・ヒョンソンさんは20代なので、高校生のように見えた。僕だけ頑張ればいいんだと思った」とし「メッセージがうまく伝わることを願っている」と語った。

また、2人とのケミ(ケミストリー、相手との相性)に関して「撮影前に個人的に会った。3人とも“超内向型”なので、最初は気まずかったが、一緒に撮影するシーンが多かったので、あっという間に親しくなった。遊園地にも一緒に行ったし、今日の夕食も一緒に食べるつもりだ」と、仲睦まじい様子を伝えた。

チェヨンは「ずっと楽しく撮影した」と明かし、「5人は本物の家族ではないけれど、いつも一緒に食事をした。それがどのシーンよりも温かかった。それぞれ違う家族の形態や、ラブストーリーに惹かれた。衝撃的かもしれないけれど、家族からカップルに発展する部分が、ときめきを刺激する」と語った。

チェ・ウォニョンは「僕とチェ・ムソンさんが、子どもたちが成長するまで世話する。子どもたちの食事が重要だと考える人物なので、劇中で料理をするシーンが多い。温かく平凡な日常なので刺激的な味はないが、私たちの人生のようだと感じた」と述べた。

チェ・ムソンは「こんなに優しい人がいるなんて、と思うほどいい人たちが登場する。それがこの作品の魅力」と説明した。ペ・ヒョンソンも「家族という日常的な題材で、お互いの傷を癒し、成長していく過程がよかった」と語った。

「組み立て式家族」は、韓国で9日午後8時50分から放送がスタート。日本ではU-NEXTにて、同日より独占配信される。

記者 : キム・ジウ、写真:ハン・ヒョクスン