KBS「ミュージックバンク」スペイン公演の一方的な中止発表に怒り“非常に衝撃的…説明と謝罪を求める”

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写真=KBS
KBSが、「ミュージックバンク in マドリード」の公演中止に対して立場を表明した。

昨日(19日)、KBS「ミュージックバンク」の制作陣は公式コメントを通じて「9月13日、レアル・マドリードC.F.とエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウは『公演会場の周辺住民の継続的な騒音問題の提起により、2025年3月までエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで開催される予定だったすべての音楽公演を中止する』と発表しました」と報告。

制作陣は「現地のマスコミを通じてこのような内容が報道されるまで、レアル・マドリードは現地の主催者であるKANGOORU、S.L.、KOREAN POWER,A.I.Eと、韓国の主催者であるKBS『ミュージックバンク』に、2024年10月12日に開催される予定だったエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ公演の中止について、いかなる公式的な要請や事前協議も行いませんでした。これは非常に衝撃的で、理解できない状況です」と不快感を示した。

続けてファンが公演開催のための署名を行っているとし、「同公演への出演が予定されていたK-POPアーティストたちからも、公演中止の報道について確認してほしい、という要請が続いています。もし公演が中止になれば、韓国からマドリードまで約20時間近い移動時間をかけて、スペインのファンに会うため一生懸命に公演を準備していた8チームのK-POPアーティストも非常に失望すると思われます」と伝えた。

また、制作陣はレアル・マドリードとエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウに「一方的な公演中止の措置に遺憾の意を表し、事前協議が全くなく、不当に伝えられた球団側の独断的な決定を受け入れることができないことをお伝えし、レアル・マドリードの公式的な説明と謝罪を求めます」とし、「公演中止の決定により非常にかっがりしている数万人のK-POPファンと、同公演に出演するため他のスケジュールを諦め、スペインのファンとの出会いを約束していたK-POPアーティストたちにも、公式的な説明と謝罪をするよう要求します」と声を上げた。

また「同公演を見るため、大切な時間と費用を投資したK-POPファンとK-POPアーティストたちの損害に対し、公演中止による道義的かつ金銭的な責任を果たすことを強く要求します」とし、「レアル・マドリードはこの15年間、全世界のK-POPファンの愛と努力で作られた『ミュージックバンクワールドツアー』というブランドイメージを棄損した責任も負わなければなりません」と強調した。

最後に制作陣は「『ミュージックバンク in マドリード』公演の再開のため、共に努力することを、再度強く要請します。『ミュージックバンク』の制作陣は、公演時間の調整(または短縮)、会場周辺の騒音の最小化など、同公演を待っているK-POPファンを失望させないため、あらゆる努力を注ぐ能力と意志があります」とし、「マドリードの行政当局とエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウのいかなる要請に対しても協議をする意向があり、現地の主催者側と数万人のK-POPファンと共に、会場周辺の住民たちに迷惑をかけないよう、対策を準備します」とつけ加えた。

「ミュージックバンク in マドリード」には、aespa、RIIZE、BOYNEXTDOOR、ENHYPEN、NMIXX、P1Harmony、KISS OF LIFE、MAMAMOOのムンビョルとソラのユニットMAMAMOO+が出演を発表していた。

【KBS「ミュージックバンク」制作陣 公式コメント全文】

KBS「ミュージックバンク」を愛してくださるマドリードと、全世界のK-POPファンの皆さんにお知らせいたします。

9月13日金曜日、レアル・マドリードC.F.とエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウは「公演会場の周辺住民の継続的な騒音問題の提起により、2025年3月までエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで開催される予定だったすべての音楽公演を中止する」と発表しました。

現地のマスコミを通じてこのような内容が報道されるまで、レアル・マドリードは現地の主催者であるKANGOORU、S.L.、KOREAN POWER,A.I.Eと、韓国の主催者であるKBS「ミュージックバンク」に、2024年10月12日に開催される予定だったエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ公演の中止について、いかなる公式的な要請や事前協議も行いませんでした。これは非常に衝撃的で、理解できない状況です。

そしてレアル・マドリードが「ミュージックバンク in マドリード」公演中止を最初に発表してから6日経った9月19日の今まで、彼らはKANGOORU、S.L.やKBSの「ミュージックバンク」制作陣、また、同公演を心待ちにしてきた数万人のK-POPファンに、いかなる公式的な説明と謝罪の言葉も伝えていません。これはさらに不当な措置だと考えます。

現在、マドリード現地のK-POPファンのSNSだけでなく、全世界のK-POPファンのSNSを通じて、同公演の“一方的な中止措置”に関する内容が早いスピードで広がっています。10月12日に開催される予定だった同公演のチケットを購入した世界87ヶ国、約3万3,000人のK-POPファンの失望感は、限界に達しています。

ファンのSNSは、レアル・マドリードと主催者に、公演中止に関する説明と公演再開を求める内容の投稿で溢れています。(世界最大のインターネット請願/公論化サイトでは「『ミュージックバンク in マドリード』公演開催をもう一度許可してほしい」というタイトルの請願に、9月18日現在、11,000人以上のファンが署名しています)

同公演への出演が予定されていたK-POPアーティストたちからも、公演中止の報道について確認してほしい、という要請が続いています。もし公演が中止になれば、韓国からマドリードまで約20時間近い移動時間をかけて、スペインのファンに会うため一生懸命に公演を準備していた8チームのK-POPアーティストも非常に失望すると思われます。

これまでの様々な状況について「ミュージックバンク」の制作陣は、レアル・マドリードとエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウに、以下のように強く要求いたします。

まず、KBS「ミュージックバンク」の制作陣はKANGOORU、S.L.と共に、レアル・マドリードのこのような一方的な公演中止の措置に遺憾の意を表し、事前協議が全くなく、不当に伝えられた球団側の独断的な決定を受け入れることができないことをお伝えし、レアル・マドリードの公式的な説明と謝罪を求めます。また現在、公演中止の決定により非常にかっがりしている数万人のK-POPファンと、同公演に出演するため他のスケジュールを諦め、スペインのファンとの出会いを約束していたK-POPアーティストたちにも、公式的な説明と謝罪をするよう、レアル・マドリードに要求します。

二番目として、同公演を見るため、大切な時間と費用を投資したK-POPファンとK-POPアーティストたちの損害に対し、公演中止による道義的かつ金銭的な責任を果たすことを強く要求します。

そしてレアル・マドリードはこの15年間、全世界のK-POPファンの愛と努力で作られた「ミュージックバンクワールドツアー」というブランドイメージを棄損した責任も負わなければなりません。

最後に、2024年10月12日開催予定の「ミュージックバンク in マドリード」公演の再開のため、共に努力することを、再度強く要請します。「ミュージックバンク」の制作陣は、公演時間の調整(または短縮)、会場周辺の騒音の最小化など、同公演を待っているK-POPファンを失望させないため、あらゆる努力を注ぐ能力と意志があります。

制作陣は、マドリードの行政当局とエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウのいかなる要請に対しても協議をする意向があり、現地の主催者側と数万人のK-POPファンと共に、会場周辺の住民たちに迷惑をかけないよう、対策を準備します。

10月12日の「ミュージックバンク in マドリード」公演を応援していただき、待っていただいたマドリードとスペイン現地のファンの方々、そして世界87ヶ国のK-POPファンの皆さんに心より感謝申し上げ、レアル・マドリードと最後の協議が円満に進み、K-POPファンの方々の夢のステージが披露できることを祈ります。

記者 : パク・ソヨン