FIFTY FIFTYの事務所、THE GIVERSを相手に約1億円の損害賠償訴訟に突入…7月初公判

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写真=ATTRAKT
FIFTY FIFTYの所属事務所であるATTRAKT(代表:チョン・ホンジュン)が、外注会社であるTHE GIVERSを相手に申し立てた10億ウォン(約1億円)台の損害賠償訴訟に突入する。

26日、法曹界によると、ATTRAKTがTHE GIVERSのアン・ソンイル代表とペク・ジンシル理事を相手に提起した損害賠償請求訴訟の初公判が、7月11日にソウル瑞草(ソチョ)区ソウル中央地方裁判所で行われる。

ATTRAKTは昨年7月、THE GIVERSのアン・ソンイル代表などを業務上の横領、私文書偽造、偽造私文書の行使などの疑いで告訴した。アン・ソンイル代表は業務上の横領の疑いが認められ、今年2月にソウル中央地検に送致された。昨年6月27日に提議された業務妨害および電子記録などの損壊の疑いも認められた。

損害賠償訴訟は昨年9月27日に申し立てられた。ATTRAKTが請求した訴状によると、THE GIVERSのアン・ソンイル代表とペク・ジンシル理事は、ATTRAKTと締結した業務用役契約上の義務を違反しただけでなく、原告の業務を妨害し、原告を欺き、原告の利益に反する背任的な行為をすることで、原告に財産上の損害を与えた。

ATTRAKTは損害賠償訴訟を提起すると共に「THE GIVERSのアン・ソンイル、ペク・ジンシルによる業務上の背任、横領による損害額および広告渉外と協賛拒絶など主要な営業機会の喪失など、そして彼らの上記の債務不履行と違法行為の事実により、当社とアーティストの間に直接的な紛争が発生し、正常な芸能活動が進行できずにいる」とし「今回の損害賠償請求金額は、まず一部の金額を請求したもので、今後裁判の過程で損害賠償請求金額を拡張する予定だ」と主張した。

これに先立ってATTRAKTは2022年11月、キナ、アラン、セナ、シオの4人で構成されたグループFIFTY FIFTYをデビューさせた。米ビルボードチャート上位圏にランクインし、順調に活動していたと思われた中、メンバー4人はデビューからわずか7ヶ月である昨年6月、所属事務所のATTRAKTを相手に専属契約効力停止仮処分申請を申し立てた。メンバーたちはATTRAKTの業務上の過失を主張したが、ATTRAKT側は過失がないと反論した。

そのような中、メンバーのキナは昨年10月、突然訴訟を取り下げた後、所属事務所のATTRAKTに復帰し、謝罪を伝えた。その後、ATTRAKTはキナを除く残り3人のメンバーに対し、専属契約解除を通告した。

キナを除くアラン、セナ、シオの3人が、昨年8月にATTRAKTのチョン・ホンジュン代表を相手に提議した背任の疑いについては「嫌疑なし」となり、不送致で終結した。

現在、ATTRAKTは既存メンバーのキナを筆頭に、FIFTY FIFTYの新メンバーを選抜し、6~7月のカムバックを目指して準備している。

記者 : ファン・ヘジン