NCTのテヨンが、2ndミニアルバム「TAP」でカムバックした。

ニューアルバムは、昨日（26日）午後6時に各音楽配信サイトを通じてリリースされ、タイトル曲「TAP」のミュージックビデオも同時公開された。

タイトル曲「TAP」は、ユニークな魅力を持つヒップホップジャンルの楽曲で、様々な楽器の音と共に流れるような中毒性の高いラップが、聞く面白さを倍増させた。相手に関心がないように見えるが、密かに関心を持っている姿を描き、彼の個性的でウィットに富んだ魅力を感じることができる。

――ソロデビュー後、約8ヶ月ぶりのカムバックです。2ndミニアルバム「TAP」を発売しましたが、お気持ちはいかがですか？

テヨン：2枚目のソロアルバムなんて、信じられないですね。自分の様々な姿を見せられるアルバムで、シズニー（NCTzen、NCTのファンの名称）の皆さんにお聞かせしたいメッセージをたくさん込めたアルバムですので、とても幸せで嬉しいです。

――ニューアルバムの紹介をお願いします。また、全曲の作詞を担当し、作曲にも参加されていますが、特に重点を置いた部分はありますか？

テヨン：ニューアルバムは、初のソロアルバムよりも自分の考えや感情をさらに多様に、正直に込めたアルバムです。以前よりさらに成長した僕の姿が見られると思います。自分が作った曲で全てを構成する意図はなかったのですが、A＆Rのスタッフやマネージャーの方々が良い曲だと言ってくださったおかげで、たくさん収録することができました。自分が好きな方々に認められた、という点ですごく嬉しかったんです（笑）。普段から“アーティスト・テヨン”はどんなアーティストであるかについて、ずっと自分自身に質問してきましたが、これに対する答えを探すため“アーティスト・テヨン”を見せることに重点を置いて制作し、ニューアルバムがそれに対する答えになると思います。

――ニューアルバムを一つのキーワードで表現するとしたら、どのような言葉になりますか？

テヨン：“結果”だと思います。僕が夢見て一生懸命に頑張った20代、その結果がニューアルバムに収められています。

――タイトル曲「TAP」について紹介をお願いします。また、この曲をタイトル曲に決めた理由を教えてください。

テヨン：タイトル曲は、聞けば聞くほど軽快で気分が良くなるユニークな魅力を持つヒップホップです。歌詞では、相手に関心がないように見えて、密かに関心を持っている様子を可愛らしく表現しました。またその中には、思うままに堂々と生きていこうというメッセージも込めました。もう春が近づいているだけに、多くの方々が気軽に聞いて幸せになればという気持ちでタイトル曲に決めました。

――前作と同じく、ニューアルバムもYGXのリ・ジョンさんとパフォーマンスの制作をしました。タイトル曲のパフォーマンスの注目ポイントを教えてください。

テヨン：まず、リ・ジョンさんに、素敵なパフォーマンスを作っていただき感謝していると伝えたいです。リ・ジョンさんがずっと言っていたのが、“悪いお兄さん”コンセプトです（笑）。手の動きで表現した、いわゆる“ナルティ（チャラ男の感じがするという意味）”のジェスチャーがポイントダンスです。ステージでは自由な姿を見ることができますので、楽しみにしてください！

――全曲がテヨンさんの話なので大切だと思いますが、特に愛着のある曲はありますか？

テヨン：「Moon Tour」です。普段目に見えないこと、行けない場所について想像するのが好きなのですが、月に旅行に行きたいという純粋な考えから始まった曲で、一つひとつ想像しながら作った曲なので、何だか特別で愛着があります。

――タイトル曲のミュージックビデオの注目ポイントはどこですか？また、撮影中に印象的だったエピソードがあれば教えてください。

テヨン：東京で撮影しましたが、TSUBAKILLの皆さんとコラボすることができて楽しかったです。またいろんな場所で撮影しましたが、自分が好きなスタイルだったので撮影中はずっと幸せだった記憶があります。場所によって変わる様々なスタイリングに集中して見てほしいです。見る面白さがあるはずです！

――アルバムの発売に先立って、初のソロコンサートも開催しましたが、特に力を入れた部分はどこでしたか？

テヨン：新曲「TAP」や「SHALALA」などのタイトル曲の他にも、アルバムの収録曲や僕が作った音楽を様々な感覚で満喫できるように準備しました。曲ごとに合うストーリーを一緒に見せたいと思い、パフォーマンスにも力を入れました。ストーリーがあるステージだったので、公演自体が一本の映画のように感じられたらいいなと考えました。

――ニューアルバムを通じて期待している反応はありますか？

テヨン：「テヨンがこんなにかっこいいアーティストだったんだ」という言葉を聞きたいです。アルバムの全曲を作るまで、僕も10年という長い時間がかかるほど、簡単ではない作業でした。これまでそれなりに、自分自身に鞭を打ってきたんです。そのため「TAP」というアルバムが出るだけでも、自分への自負心や信頼が生まれるターニングポイントになった気がします。多くの方々に“アーティスト・テヨン”の話をたくさん聞いていただき、共感していただければ幸いです。

――ニューアルバムの活動計画と、達成したい目標はありますか？

テヨン：ニューアルバムを通じて、僕の様々な姿を最大限、たくさん見せることが目標です。予告イメージ、トレーラー、ハイライトメドレー、アルバムまで、すべてのコンテンツがファンの方々から好反応を得たら、すごく嬉しいですし幸せになると思います。達成したい目標は、ファンの方々とさらに親しくなることです。僕は毎日、ファンの方々から力をたくさん得ているので、ファンの方々にとって僕が毎日会いたい存在になり、僕の音楽を毎日聞きたいと思ってくれたら嬉しいです。

――最後にいつも応援してくれるファンに一言お願いします。

テヨン：シズニーの皆さん～、僕が10年間努力し、準備してきたアルバムが、ついに発売されました。ニューアルバムを準備している間、僕は幸せでしたし、さらに強くなりました。シズニーも僕のように気に入ってくだされば嬉しいです。2024年を僕と一緒にスタートさせることで、ポジティブなエネルギーをたくさんもらえるよう、願っています。いつも健康で、怪我をせず、幸せに過ごしてください。シズニー、いつも愛しています！