MAMAMOO ムンビョル、1stソロフルアルバム「Starlit of Muse」を発売“良い曲に出会ったらグループ活動もやりたい”

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写真=RBW
MAMAMOOのムンビョルが、メンバーに対する愛情を伝え、今後のグループ活動について明かした。

20日に発売されたムンビョルの1stフルアルバム「Starlit of Muse」には、ダブルタイトル曲「Think About」と「TOUCHIN&MOVIN」を含め、計12曲が収録された。

1stフルアルバムでギリシャ・ローマ神話の中の音楽および芸術分野を司る9人のミューズに変身したムンビョルは、アーティストとしての多様性を見せることに集中した。

彼女は「10年間活動しながら、ムンビョルと言えば思い出すイメージがあるのは、本当にありがたいことです。しかし、歌手として成長するためにその枠を破りたいという気持ちも大きいです。自分を枠にはめておきたくなくて、多様性を追求するようになったのですが、中心には自分の中性的な魅力を失わないようにしようという確かな思いもありました。誰かがセクシー、キューティーをやると言って真似することもないですし。自分の色をキープしながら多様性を追求していきたいです」と話した。

1stフルアルバムは、歌手としてのムンビョルの初心を思い出させる機会にもなった。彼女は「最初と変わらない姿でやろうという思いが大きかったです。一歩踏み出した時、単純に今だけ踏み出すのか、同じ気持ちで踏み出すのかを区分することが重要です。次をやらないのであれば、やらない方がいいと思います」と答えた。

曲からパフォーマンス、展示、プロモーションまで、1stフルアルバムに力を入れたムンビョルは、音楽配信チャート、音楽番組1位という目標を明かした。彼女は「計画を立てる人ではなかったのですが、仕事をしながら計画的な人になりました。最近、難しいことではありますが、チャートで1位になったら自分に何ができるかを考えました」とし、「1位を獲得したら、バスキング(路上公演)をやりたいです。MAMAMOOのデビュー初期には、バスキングを本当にたくさんしましたが、初心に戻ってバスキングでファンに会いたいです」と期待を示した。

ムンビョルはアルバムの準備過程でメンバーのソラにたくさんサポートしてもらったと伝えた。彼女は「MAMAMOOのメンバーがそれぞれソロアーティストとして頑張っている時期なので(最近は)会えなかったのですが、ソラ姉さんは同じ所属事務所にいるじゃないですか。お姉さんに曲も聞いてもらって、ボーカルレッスンも受けました。お姉さんがあれこれ教えてくれて“これはファンが好きそう”と言ってくれる一言が大きな応援になり、頼りになりました」と説明した。

2014年6月にデビューしたMAMAMOOは、今年でデビュー10周年を迎える。今年予定されたグループ活動があるのかという質問にムンビョルは、「チームとして計画しているものはないです。昨年までMAMAMOOとして頑張って活動してきたため、今はそれぞれの力量を見せる時期ではないでしょうか。その姿も楽しみにしていただきたいです」と伝えた。

現時点では計画がないだけで、MAMAMOOのグループ活動の可能性はもちろんある。ムンビョルは「4人のメンバーそれぞれが、好きなジャンルと姿が違うだけで、MAMAMOOに所属していることが好きなんです。MAMAMOOという名前をみんなで作り、大切にしていて、人生で一番大きな部分を一緒に過ごしました」とし、「そのような部分ではお互い気が合います。会社が異なり、4人全員が違っても、良い曲に出会った時はいつでも一緒にやろうという話をいつもしています」と伝えた。

ムンビョルはこれからも長く歌いたいという気持ちも伝えた。彼女は「デビューした時は、10年後を描くことができなかったんです。30歳になった時、何をしているのかが疑問だったのですが、色々な経験をして、一人でできることをやってみたら、未来を描くことができたんです。本業を続けていると、自然にたくさんのことが身についてくるのではないでしょうか。本業にもう少し専念したいですし、10年後も歌いたいという気持ちが確かなものになりました」とし、「個人的には今年、両親が健康診断を受けられるよう準備し、休みの時は家族と一緒にハワイに行きたいです。後悔したくないので、家族ともっとたくさんの時間を過ごしたいです」と明かした。

記者 : イ・ハナ