「私のハッピーエンド」チャン・ナラ、様々な記憶が蘇り涙【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「私のハッピーエンド」放送画面キャプチャー
「私のハッピーエンド」でチャン・ナラが危機に陥った。

韓国で27日に放送されたTV朝鮮の週末ドラマ「私のハッピーエンド」第9話は、ニールセン・コリア基準で全国視聴率2.9%、1分当たりの最高視聴率は3.3%を記録した。この日の放送ではソ・ジェウォン(チャン・ナラ)が徐々に戻った記憶で全ての真実を知った中、家族を守るために奮闘していたホ・スンヨン(ソン・ホジュン)が死亡し、衝撃を与えた。

まず、ソ・ジェウォンはクォン・ユンジン(ソ・イヒョン)がホ・スンヨンとユン・テオ(イ・ギテク)まで呼んだ夕食の席で妙な緊張感を感知し、「今、私に何か隠しているでしょう?」と質問した。するとクォン・ユンジンは「あなたがデマだと信じたい2人の離婚? それともホ・スンヨン教授のデザイン流出事件?」と意味深に微笑んだ。それからオフィスに行ったソ・ジェウォンは、ネットで記事を検索しても全く思い出せず、チョ・スギョン(イム・ソヌ)から聞いた、自分のことをまるで他人のように感じる症状を思い浮かべた。消された記憶が知りたいのかというチョ・スギョンの質問にソ・ジェウォンは「でもこの記憶を出してはいけないと思う。みんなが幸せになるためには」と答えたが、チョ・スギョンは「そのみんなに、君はいないんでしょう」と話し、ソ・ジェウォンの心はより複雑になった。

結局ソ・ジェウォンは決心したように手帳を調べてナム・テジュ(パク・ホサン)の名刺を発見し、会いたいと言った。ナム・テジュはソ・ジェウォンが初めて会う人のように接してきたり、ソ・ジェウォン自身がホ・スンヨンのデザインが流出により追い立てた理由についても何も知らないような顔をして質問をすると当惑した。特にソ・ジェウォンはナム・テジュが送った映像と通話の録音ファイルを確認した後、信じがたい状況に涙を流しながら「これは現実なのか、ひどい悪夢なのか」と呟き、見る人を切なくさせた。

帰宅したソ・ジェウォンは、ホ・スンヨンに離婚の記事と自身がやったことを全部見たと言いながら、「なのに覚えてないの。記事や映像の中にいるのは私なのに、どう考えても他人みたい。自分が怖い」と苦しみ、離婚しようとしたのは自分のせいだったのかと聞いた。しかし「ただ僕はみんなを守りたかった」と真心を伝えるホ・スンヨンにソ・ジェウォンは「これ以上聞かない。私だけが努力しているわけではないから。あなたもあまり無理しないで」とホ・スンヨンを慰めた。

その後、ホ・スンヨンは娘のホ・アリン(チェ・ソユル)と一緒にソ・ジェウォンの会社をサプライズ訪問し、3人は仲良く夕食を取りながら幸せな時間を満喫した。ホ・スンヨンはホ・アリンの遊んでいる姿を見ながら「僕は内心、願ったかもしれない。あなたの記憶がそのまま戻らないでほしいって」と話した。ソ・ジェウォンは涙を流し、自身を慰めるホ・スニョンに「あなたの意思に従う。それが私たち家族のための最善なら、それが正しいと思う」と話した。

しかしその後、ホ・スンヨンはクォン・ユンジンの元彼キム・サンボム(ホ・ヒョンギュ)とホ・アリンの遺伝子検査で親子関係が成立するという結果が出ると、茫然とした。怒りが湧いたホ・スンヨンは、キム・サンボムのところに行って拳を振り回し、「お前、彼女にどうしてそんなことをしたんだ!」と激怒した。メチャクチャになって帰宅したホ・スンヨンは、ソ・ジェウォンにデートを提案した。和気藹々とした雰囲気の中でソ・ジェウォンはホ・スンヨンに「ソ・ジェウォンの夫やアリンの父として生きてもらって、本当にごめん」と誤った。ホ・スンヨンは「僕には仕事より、あなたとアリンのことがもっと大切だから」と言い、「ある瞬間から僕が君のことを信じられなくなり、取り戻すことのできない選択をした」と謝罪した。この時、自身が娘の養育を頼みながら涙を流した瞬間を思い浮かべたソ・ジェウォンが「私が知ったら、アリンのことを失うの?」と混乱すると、ホ・スンヨンは「今回だけは僕の選択を信じてほしい」とソ・ジェウォンを安心させた。

翌日、ホ・スンヨンは出勤しようとするソ・ジェウォンに「全部うまくいくから、楽な気持ちでいってらっしゃい」と普段とは違う様子で見送り、振り返るソ・ジェウォンには明るい笑顔を見せて妙な感情を抱かせた。それからクォン・ユンジンに会いに行ったホ・スンヨンが、7年前のことを全部知っていたのに一体なぜそんなことができるのかと責めると、クォン・ユンジンは冷たい表情で「その日、そのことで全てを失ったのは私よ。ソ・ジェウォンではなくて」と一喝した。クォン・ユンジンを冷たい目で見つめていたホ・スンヨンはいきなり跪き、「ごめん。僕が間違っていた。僕が家族を守れるように一度だけ許してほしい」と絶叫した。憤怒したクォン・ユンジンは叫びながら物を投げ続け、「私のものになれないなら、誰のものにもなってはいけない」と言い放った。

一方、ソ・ジェウォンは会社ではなく、自身が墜落した橋に向かい、頭に浮かんでくるたくさんの記憶に混乱した。溺れた瞬間からホ・スンヨンとクォン・ユンジンの不倫の映像、娘の遺伝子検査の紙を確認した瞬間まで、全ての記憶が戻ると、苦しそうに号泣した。その後、最後のシーンでは、目を覚ましたソ・ジェウォンが玄関のチャイムでドアを開けると、「ソ・ジェウォンさん、ホ・スンヨンさんを殺害した疑いで緊急逮捕します」という警察の言葉を聞いて衝撃を受けるエンディングが公開され、次回に対する期待を高めた。

記者 : ヨン・フィソン