イ・ジェフン&ク・ギョファン主演の映画「脱走」韓国で7月に公開決定

MYDAILY |

写真=PlusMエンターテインメント
俳優のイ・ジェフンとク・ギョファンが主演を務める映画「脱走」が、韓国で7月に公開される。

イ・ジェフンとク・ギョファンの初共演、そして映画「サムジンカンパニー1995」、wavveオリジナルドラマ「パク・ハギョンの旅行記」を通じて夢と共感の力を見せたイ・ジョンピル監督の新作として注目を集めている同作は、鉄柵の向こう側、明日がある人生を夢見る北朝鮮軍兵士のギュナムと、彼を阻止しなければならない保衛部の将校ヒョンサンの命をかけた脱走と追撃を描く。

非武装地帯の鉄柵の向こうの人生のために、生死の線を越えて疾走する北朝鮮軍兵士と、彼を阻止しなければならない北朝鮮保衛部の将校の間で繰り広げられるスリリングな追撃を描く「脱走」は、韓国と北朝鮮の対決と葛藤から生まれる物語を主に描いてきた映画の公式から抜け出し、夢を見る限り生きているという普遍的な物語を描く。

イ・ジェフンは、映画「番人」「高地戦」「建築学概論」「金子文子と朴烈(パクヨル)」「I Can Speak」や、ドラマ「復讐代行人~模範タクシー~」、Netflixシリーズ「 ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」などを通じて、現実とぶつかる人物の挫折、強い意志、その裏の感情まで繊細に描いてきた。今回は未来が定められている北朝鮮ではなく、韓国での新しい生活を夢見る北朝鮮軍兵士のイム・ギュナム役を演じる。

写真=PlusMエンターテインメント
ク・ギョファンは、「Jane」「新感染半島 ファイナル・ステージ」「モガディシュ 脱出までの14日間」「D.P.」「怪異」「キル・ボクスン」「キングダム: アシンの物語」などを通じて、国籍と時代、善と悪の区分もなく様々な姿で強烈な印象を残した。今回はギュナムの脱走を防ぐために追撃する情報機関で、北朝鮮保衛部の将校リ・ヒョンサンを演じる。

「同じ作品で共演したい」と話していた2人の俳優を一つのスクリーンを通じて見ることできる今作は、彼らの立体的で多彩な演技の呼吸に期待が高まっている。

今作は、映画「サムジンカンパニー1995」とwavveオリジナルドラマ「パク・ハギョンの旅行記」を通じて共感と励まし、温かい慰労を与えたイ・ジョンピル監督の新作だ。彼は今作で軍事境界線という物理的な障壁と、夢と現実という境界を越えて脱走し、追撃する人物たちと共にダイナミックなストーリーを伝える。

記者 : ノ・ハンビン