チュ・ヒョニョン「パク・ウンビン&イ・セヨンを見ていると感心する…まだ学ぶべきことが多い」

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チュ・ヒョニョンが全盛期を過ごしている。「SNL KOREA」の“チュ記者”として彗星のごとく登場したのが昨日のようだが、いつの間にか“第2のチュ・ヒョニョン”を狙う後輩ができるほど、コメディや作品で抜群の存在感を誇るスターになった。多数のドラマや映画に出演する中、CMやバラエティ、グラビアまで、あらゆる分野で精力的に活動している。忙しいスケジュールに疲れるはずだが、「貴重な機会を逃したくない」と目を輝かせる。努力を重ねて恐ろしいスピードで成長し続けている彼女の未来は限りなく明るく見える。

――「@star1」とのインタビューは1年ぶりです。もっと愛らしくなりましたね。

チュ・ヒョニョン:tvN「エージェントなお仕事」の放送前にお会いしましたのでちょうど1年ですね。その時は慣れなくてかなり緊張しましたが、今回は嬉しい方々と一緒にしてリラックスした雰囲気で撮りました。香水も私がちょうど好きな香りで、ブーツも私が普段から好きなブランドのものだったので楽しく撮影しました。

――これまでお祝いすることがたくさんありました。『青龍シリーズアワード』で2年連続受賞、本当におめでとうございます。国民MCのユ・ジェソクさんと一緒に受賞しただけに、もっと意味があると思います。

チュ・ヒョニョン:本当に予想できませんでした。その賞を受賞して泣いてしまいましたが、その涙の意味は、驚きもありましたが、「ユ・ジェソク先輩と一緒にこの賞をもらってもいいのか」と思ったからです。大先輩たちがたくさんいらっしゃったので、感謝の気持ちを思いっきり表現できなかったんです。でも、審査委員の方々が苦心して決めてくださった賞であるだけに、謙遜しすぎても意味が歪曲されたり、誤解を招くこともあると思いました。過分な賞であるだけに感謝し、幸せな瞬間でしたが、それだけ荷が重かったです。

――「烈女パク氏契約結婚伝」で初めて時代劇に挑戦するしました。「おしゃべりな朝鮮版社会生活最高レベルのMZ」というキャラクター紹介だけを見ても、ヒョニョンさんとぴったりなキャラクターだと思います。

チュ・ヒョニョン:「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「エージェントなお仕事」を終えてかなり時間が経ってから入ってきた台本でした。最初は役を知らずに台本だけをもらって見ましたが、見てすぐに分かりました。サウォルが私の役だなと(笑)。サウォルの台詞が口から自然に出てきました。サウォルが言うことや行動が尋常ではないんです。朝鮮時代の召使いですが、しっかり者でワークライフバランスを整える姿などがとても魅力的でした。全く悩む必要はありませんでした。すぐにやると言いました。

――時代劇は話し方や言葉など、難しい部分が多いジャンルじゃないですか。

チュ・ヒョニョン:初めて台本をもらった時は、かなり心配しました。私の勉強が足りなければその時代を歪曲するジェスチャーや習慣、話し方などが飛び出すこともあるじゃないですか。でも、心配する必要はなかったんです。すでに監督と作家さんが完璧な台本を準備し、演出をしてくださったので、私はその通りにすれば問題ありませんでした。

――チュ・ヒョニョンさんといえばウォーマンス(女同士の友情)で有名ですが、ウ・ヨンウのパク・ウンビンさんに続き、今回はイ・セヨンさんと一緒にウォーマンスを見せますね。

チュ・ヒョニョン:私はとても運が良い女優だと思います。まだドラマの経験は足りませんが、このように学ぶべきところが多い先輩たちと息を合わせる機会ができましたので。(イ)セヨンさんも(パク)ウンビンさんのように子役の時から演技をしてきたので、経験と実力がすごいです。すごく愛らしい顔をしていますが、性格はとてもさっぱりしていて、気さくですぐ仲良くなりました。姉さんも私もコミカルなシーンには本気な方なので、面白いシーンが多いです。2人が演技する度にお姉さんが「ヒョニョンがやりたいことを全部やって~」という感じで全部受け取ってくれて楽しく撮りました。

――イ・セヨンさん、ペ・イニョクさん、ユ・ソンホさんなど同年代の俳優たちがたくさん出演して、みんなすごく仲良くなったでしょう。

チュ・ヒョニョン:実は思ったよりすぐ親しくはならなかったんです(笑)。グループチャットも撮影の終盤にできました。私を含めてみんな(性格診断で)「パワーI」なので、序盤から燃え上がるように仲良くなったのではなくて、徐々に染み込むように近づいたというか。今はすごく楽になりました。今やっと仲良くなったのが残念に思われるほどです。

――「SNL」の話もしないわけにはいきません。今は最古参になった感じですが、チュ・ヒョニョンさんにとって「SNL」とはどんな存在ですか?

チュ・ヒョニョン:2021年に始まってもうシーズン4を一緒にしています。「SNL」は私の人生で絶対欠かせない存在です。この番組に出演しながら私の夢を叶えたと思います。チャン・ジン監督が初めて「SNL」を作ったとき、『いつか私もクルーになってコメディをやるんだ』と夢を見ましたが、それが叶いましたので。私の人生で使える幸運を全て持ってきて使ったと思います。それくらい貴重な時間でした。

――チ・イェウンさん、キム・アヨンさんが“第2のチュ・ヒョニョン”の座を狙っていますが、「SNL」の先輩としてアドバイスしてあげたりはするのですか?

チュ・ヒョニョン:最初は一日中緊張状態で、自分のことにも余裕がなくてあまり気遣いはできなかったんです。でも、ある瞬間から視野が開くなりました。2人の方が気軽に意見を出せない時に、私の意見であるかのように声を出したり、そのように助けようとしたんだと思います。2人を見ながら刺激もたくさん受けます。才能が本当にすごくて羨ましいです。どうしたらあんなにうまく生かすことができるのか。お腹を抱えて笑って感嘆します。

――最近本当に忙しい一日を過ごしていますが、体力的に大変ではありませんか?

チュ・ヒョニョン:今、私に来るものすべて黄金のような機会であることを誰よりもよく知っています。でも欲だけではだめなんです。準備ができている人だけが、この大切な機会を掴むことができるということを最近ものすごく感じています。体力的に準備ができていなければ、この貴重な機会を逃すかもしれないと考え、体も心もより健康になるため努力をたくさんしています。

――辛い時に助けを求める仲間や友達はいますか?

チュ・ヒョニョン:実姉です。両親にはいつも感謝しています。姉がいなかったら、今まで耐えられなかったでしょう。姉は私にとって最大の力になってくれる、メンターでありビタミンのような存在です。

――台本がたくさん送られてくるようですが、次の作品はワントップの女性主人公を狙ってみるべきです。

チュ・ヒョニョン:ハハ。最近周りが「積み上げられているのではないのか」と聞いてくれますが、全くそうではありません。まだ進む道がたくさんある新人であり、オーディションも受け続けるべきだと思います。私は今私に来る役にもとても感謝して、満足しています。ウンビン姉さんやセヨンさん姉が主人公として抱えている重量感と責任感を横から見ていると感嘆ばかりが出てきます。まだたくさん学びたいです。

記者 : ファン・ヨンド