「愛していると言ってくれ」シン・ヒョンビン、衝撃の事実を目の当たりにする【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「愛していると言ってくれ」放送画面キャプチャー
チョン・ウソンをめぐる関係が複雑になった。

1月1日に韓国で公開されたgenie TVオリジナル「愛していると言ってくれ」第11話では、チャ・ジヌ(チョン・ウソン)の個展の準備と共に気持ちが混乱するチョン・モウン(シン・ヒョンビン)の姿が描かれた。

チャ・ジヌはソン・ソギョン(キム・ジヒョン)の謝罪に動揺しなかった。彼は「別れた後の時間に耐えるのは、それぞれの役目だ。そして君の言う通りだ。あの時の僕はもういないから。もし心に重荷があるなら捨てていい。大丈夫だ」と言い、そのまま背を向けた。

しかし、このような淡々とした態度は長続きしなかった。“ディノ”の壁画を誰かが通報し、器物損壊の疑いで警察署に行くことになったチャ・ジヌ。通訳のため同行したソン・ソギョンは取り調べを終えて出てくる途中、チャ・ジヌが“ディノ”であることを知っていたと打ち明けた。それと共に彼女は「私たちが別れた後の7年には、何も残っていなかった」と語った。

これに対し、チャ・ジヌは「僕から何度も過去の記憶を取り出そうとしないでくれ。誰のせいでも構わない。もう思い出したくない」と我慢してきた感情を爆発させた。誰より彼のことをよく知っていて、一番深く傷つけられて離れていった人への恨みだった。ソン・ソギョンから背を向けるとチョン・モウンが立っており、チャ・ジヌはやっと怒りをおさえ、彼女と一緒に席を立った。

何があったのか聞くチョン・モウンにチャ・ジヌは“ディノ”としての活動を告白した。また、彼は済州島(チェジュド)でチョン・モウンが壁画に残しておいたメモまで取り出し「大切に持っていました。今もたまに広げて見ています。これを読むと、なぜか絵を描き続けてもいいと言ってくれるような気がして」と言った。最初からお互いを慰めあっていたという事実を知ったチョン・モウンは明るく笑った。

愛情は深まっていたが、チャ・ジヌとソン・ソギョンの関係は引き続きチョン・モウンを不愉快にさせた。センターの中にはすでに2人が過去に、付き合っていたという噂が広がっていた。ついに開催された個展の当日もチャ・ジヌのそばにいる人は通訳のソン・ソギョンだった。

短い休憩時間が過ぎ、チャ・ジヌと一緒にセンターの片隅で休憩を取っていたチョン・モウンは、思いがけずソン・ソギョンとクォン・ドフン(パク・ギドク)の口論を聞くことになった。誰かに聞かれるのではないかとこっそり話すソン・ソギョンとは異なり、怒った声で「僕みたいなやつは人を気にしたりしない。ソン・ソギョンにストーカー行為をして、美大に火までつけたやつだから」と言い放った。

クォン・ドフンは続けて「君がこうする本当の理由は何だ? チャ・ジヌをスター作家にしてやり直したいと思っているのか? 君はまだチャ・ジヌのことが忘れられないのか」と責め、ソン・ソギョンは何も答えられなかった。望まない真実を目の当たりにしたチョン・モウンと、このことについて知らないチャ・ジヌの対比は、今後の展開への関心を高めた。

一方、この日、お互いに異なる感情で向き合ったチョン・モウンとユン・ジョハン(イ・ジェギュン)の姿も目を引いた。役を準備するためユン・ジョハンの家を訪れたチョン・モウンは、オ・ジユ(パク・ジンジュ)とチョン・モダム(シン・ジェフィ)が付き合うことになったという話を彼に伝えた。彼は驚き「モダムは大変だっただろうな。好きな気持ちが気づかれてしまうのではないかと、どんなにハラハラしただろう。あなたは知らない。あなたは誰にも気づかれないように片思いをしたことがないじゃないか」と言った。ユン・ジョハンの目に溢れる切ない感情が目を引いた。

記者 : ハ・スジョン