Vol․3 ― n.SSign、日本デビュー前にアリーナ公演を開催!目隠しサプライズで涙も「努力は無駄ではなかった」

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K-POPアイドル応援アプリをグローバルに展開する「IDOL CHAMP」による、日韓共同プロジェクト「K-STAR Most Valuable Artist(K-STAR MVA)」で「NEXT STAR(Men)」の1位に輝いたn.SSign。11月11日、12日に有明アリーナでの単独コンサートを大成功に終え、11月29日にはシングル「NEW STAR」での日本デビューを果たした彼ら。

Kstyle では「K-STAR MVA」のトロフィーを直接授与し、インタビューを実施。Vol.3では、有明アリーナ公演の振り返りや、日本滞在中のエピソードなどをたっぷりと語ってくれた。

・Vol․1 ― n․SSign、グローバルファン投票「K-STAR MVA」1位に!魅力を自己分析「親近感とステージ上のギャップがある」

・Vol․2 ― n․SSign、念願の日本デビュー!カズタの故郷・沖縄でリリースイベント開催も「友達が来てくれました(笑)」

【PHOTO】n․SSign、日本の街中で胸キュン!?「優しくて、すごくかっこよかった」

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日本デビュー前にアリーナ公演開催!サプライズに涙も

――日本デビュー前に有明アリーナでの公演を行いましたが、公演はいかがでしたか? 印象に残っている出来事はありますか?

ヒウォン:韓国でデビューする前から有明アリーナのコンサートが決まっていましたが、最初は「あの広い会場で僕たちがうまくやれるのか」とちょっと心配しました。でもデビューしてからはファンの皆さんとたくさんお会いして、練習もたくさん積んできたのでどんどん自信がついて、心配がそれほどなくなりました。「とにかく僕たちがやってきたことを見せればいいんだ」という気持ちになって、ただ一生懸命にやることができました。また、ファンの方々が本当に大きな声援を送ってくださったことも印象に残っています。COSMO(n․SSignのファン)がいなかったら成し遂げられないことだったから、感謝の気持ちでいっぱいです。このような大きな会場でコンサートができたことで、成長できた気がします。

――11月11日の公演では、メンバーが観客の数を知らずに目隠しをした状態でスタッフの案内を受けてステージに登場し観客と対面するサプライズがありました。客席を埋めたファンを見て涙したメンバーもいましたね。

ドハ:僕は目隠しを取った時、時間が止まったような、初めての感覚がありました。客席を見ていたら涙が流れてきて、ファンの皆さんにすごく感謝しました。

ロビン:僕もすごく緊張して手が震えていたのですが、目隠しを取った時、上までペンライトの光が見えて、驚いて感動して、言葉を失いました。何か言いたかったのですが、ずっと見ているだけでした。ファンの皆さんへの感謝の気持ちしかありませんでした。

カズタ
ソンユン:最初の数秒は照明のため、何も見えませんでした。その後徐々にファンの皆さんが見えてきました。これまでもイベントや公演をたくさんやってきましたが、いつも一目でファンの皆さんを確認することができたのに、今回は見回さないと全てのファンの皆さんを見ることができませんでした。それほど多くの方が本当に来てくれたんだと思ったら涙が出てきました。

カズタ:僕もあれほど多くの方が来てくれるとは想像もしていなくて、本当にびっくりしました。これまで努力してきたことは無駄ではなかったんだと思いましたし、これからも少しずつ前に進んでいきたいなと思ったら涙が出てきました。

ロレンス:僕は当日の朝も心配していました。あんなに大きな会場を埋めることができるのかと心配していましたが、目隠しを撮った瞬間、一瞬会場の光なのか、ペンライトの光なのか分からなかったんですけど、ファンの皆さんだと分かった瞬間、たくさん泣きました(笑)。

――普段はクールなハンジュンさんが涙ぐんでいたこともファンの間で話題になっていましたね。

ハンジュン:僕は普段、あまり感情を表には出さないし、泣くとしても陰で隠れて泣くタイプなのですが、その時はウルっときましたね。目隠しを外した時に3階まで入った観客を見てすごく感激しました。デビューショーケースや「PROJECT10K(n.SSignのオリジナルリアルバラエティ番組)」の撮影、イベントや1か月間の日本での特典会、そして10月にまた活動をして……といったように、今までのすべてことが思い出されて「僕たち、本当に一生懸命にやってきたな」と思うと同時に、今までの努力が報われたような気がして泣きそうになったんです。また、両親が見に来ていたので、自慢の息子になれたような気がしました。


家族も応援のため日本へ「こんなにかっこいい公演は初めてと…」

エディ
――特に印象に残ったステージを挙げるならば?

ソンユン:有明アリーナでの公演は、これが一番印象に残っているというよりは、全てが初めてのことだったので、全てが印象に残っています。これからもこのような場所で公演ができるアイドルになれるよう、一生懸命頑張りたいと思いました。

ロビン:僕も全てが印象に残っていますし、家族が応援しに来てくれて久しぶりに会うことができました。家族が客席で見ているというのも不思議な気持ちでしたし、大きな会場で公演ができて幸せでした。公演後に少し会いましたが、僕たちが連続で何曲も披露して、また衣装を着替えてまたステージに走ってと忙しくしていたので、「大丈夫?」と体のことを心配してくれていました。

ロレンス:僕はヒウォンと2人でやったステージが忘れられません。「青春スター」で初めてステージに上がった時のことが思い出されたからです。

――ご家族が見に来ていらしたメンバーも多いようですね。公演後、なんと言葉をかけられましたか?

ハンジュン:「1部の時はちょっと緊張していたけど、2部は緊張が解けてすごくかっこよかった」って。僕の両親は公演を見るのが好きなので、いろんなコンサートを見に行くんですけど、「こんなにかっこいい公演は初めて見た。喜怒哀楽が全部あった公演だった。やっぱりn.SSignだな」と褒めてくれました。

エディ:お母さんと叔母さんが見に来てくれましたが、「とてもかっこよかった」と褒めてくれて「苦労したね。お疲れ様」とねぎらってくれました。いつも僕を応援してくれることに感動してありがたかったし、これからも成長する姿を見せたいと思いました。

ヒウォン:僕の両親はZeppツアーも見に来てくれていて、「Zeppツアーも楽しかったけれど、今回はその時の何倍ももっと楽しかった」と褒めてくれました。そしてバラード曲を歌った時にものすごく泣いたそうです。両親は僕がアイドルになることを反対していたのですが、こんな風に大きな舞台に立っている姿を見て「本当にうれしい」と喜んでくれています。

ドハ
――ステージから見た客席はどんな光景でしたか?

ジュニョク:パフォーマンスの時もですが、特にバラード曲の「Home」を歌った時や、モノローグの時にファンの皆さんがペンライトをゆっくりと揺らしてくださる黄色い光が本当にきれいでした。ヒウォンが公演中に「宇宙みたい」って言っていましたが、本当にその通りだなと思いました。暗い闇の中に黄色い星があるようで、そんな光景は初めて見ました。「この光を消すことなく、どんどん増やしていきたい」と思いましたし、そうなるように努力していこうと思いました。

――有明アリーナはこれまでで一番大きい会場でしたが、なにかハプニングなどがありましたか?

ロビン:演出でメンバーたちが争う演技をする場面がありましたが、そこではリフトが少しずつ上がっていくんです。僕が殴られて転ぶような演技をしますが、オーバーに転んでしまってリフトから落ちてしまいました(笑)。リフトは上がっていっているのに落ちてしまってどうしようと思いましたが、咄嗟にジャンプして上がることができました。もしあの時に上がれなかったらどうなっていたんだろうと思いますが……動揺しました(笑)。

ソンユン:公演は2日間ありましたが、初日は緊張感から集中しているため、失敗はありませんでした。でも2日目は少し緊張が解けて、ファンの皆さんのことを見ようと思って、ダンス以外のことにもより目を向けようとするので、ダンスを少し間違えました(笑)。

ロレンス:ステージに上手(かみて)と下手(しもて)があるじゃないですか。あるステージの時に、本当は上手に行かなければならないのに、下手に行ってしまったことがあったんです(笑)。でも次の曲がすぐ始まるので、裏でぐるっと急いで走って間に合いましたが、大きなミスだったと思います(笑)。

ヒウォン:リハーサルの時、ステージを行ったり来たりしながらチェックしたんですけど、思っていたよりステージがすごく大きくて、タイミングを合わせるのが最初は少し難しかったです。Zepp公演の時はステージが1つしかなかったのに、今回はサブステージがあったのでそれも楽しかったです。

ジュニョク
――メンバーのソロパフォーマンスもファンの間で話題ですが、エピソードがあれば教えてください。

カズタ:僕はスペイン語の歌を披露しました。あの曲はもともと事務所の代表が好きな曲でしたが、「カズタは声楽もできたらいいと思うよ」という言葉から挑戦したものでした。スペイン語は発音など心配な部分もありましたが、レッスンを受けていくうちに歌詞を覚えることができて、発声ももう一度習いました。曲が終わった後、ファンの皆さんがすごく大きな拍手をしてくれていて、反応が良くてよかったと思いました。2日目は準備してきたものを全て見せなければいけないという気持ちが強くて、初日よりもずっと緊張していたので、手も震えていたのだと思います(笑)。

ドハ:僕は「Monologue」という楽曲で約15秒間高音を維持しなければならないパートがあって、披露する前にはいつも緊張します。クライマックスを僕がきちんと終わらせないといけないと思うので、記憶に残っています。残念だったのは、「粉雪」を歌った時、風邪をひいていて、ずっと咳を我慢しながら歌っていたんです。最高のコンディションで最高のステージを見せたかったけれど、そうはできなかったので残念でした。ファンの皆さんはいつも僕たちが披露したものを好きになってくださって、それはもちろん嬉しいのですが、だからこそお返しをしたいという気持ちを僕たちは持っているので、残念だったなと思いました。でもセクシーだったよね(笑)?

カズタ:風邪をひいていたのにうまくやってたよ!

――ファンの皆さんが、すごく充実した内容のライブで、一度たりとも息つく暇がないほど見どころだらけだったと感想をもらしていました。日本のファンのためにたくさん準備してきたことがうかがえました。

ハンジュン:デビューして初めてやるコンサートだったので、曲数も多くてセットリストもタイトだっただけに体力的には大変でしたが、「日本のファンの皆さんの目を釘付けにしよう」「今日ここで死ぬくらいの覚悟でやろう」と頑張りました。COSMOの皆さんの歓声があったのでやり遂げることができましたし、とにかくひたすら何も考えず幸せな気持ちだけでライブをやっていた気がします。ただただ幸せでした。


日本の街中で胸キュン?「スーツケースを運んでくれて…」

ソンユン
――ちょうど一年前にKstyleのインタビューで、日本で行きたいところ、してみたいことを聞いていましたが実際に行ってみましたか? また、何度も来日する中で、日本の印象がどう変わったか、変化があれば教えてください。ヒウォンさんとハンジュンさん、ドハさんは「日本はゴミが落ちていなくて街がきれいだ」とおっしゃっていましたね。

ヒウォン:その印象は今も変わらないですが、最近感じたことは住宅街が多いなということです。大きなビルではなく、小さい家が集まっていて街並みがかわいらしいなと思いました。

ハンジュン:僕も同じです。そして追加された印象を挙げるならば、日本はすごく日常のディテールにこだわっているのがすごいなと思います。建物内もきれいですけど、特にトイレ! 僕はトイレをとても重要に考えているんです。日本のトイレはどこにいっても本当にきれいでニオイもしない。そしてトイレのドアの隙間がまったく空いていないんですよ。日本ではどこに行っても隙間がないのでディテールがすごいって思います。

ヒウォン:そうなんです!(力説して)会社のトイレだけじゃなくて食堂とか、どこに行っても隙間が空いていません!

ドハ:僕も、日本についてより感じるようになったのが、落ち着いていて、余裕がある雰囲気です。日本は落ち着いている感じというか。そこが魅力的だと思います。

ロビン
ロビン:日本の方たちは優しくて、他の人に配慮してくれますよね。僕はそれを実際に経験したことがあるんです。僕がスーツケースを持って階段を上っていた時、重くて手こずっていたら、ある男性の方が何も言わずに僕のスーツケースを上まで運んでくれました。去る時も何も言わずに行ってしまいましたが、すごくかっこよかったです。

ドハ:(日本語で)優しい~。それで胸キュンしたの(笑)?

ロビン:はい(笑)。それから路上でバッグから携帯電話を出そうと思ってごそごそしていたら、「どうしましたか? 何か手伝うことはありますか?」と声をかけてくださいました。携帯電話を探しているだけなので大丈夫ですと言いましたが、すごく心が温かいなと思いました。

ドハ:(日本語で)温か~い!

ロレンス:僕は日本には自動販売機が多いことが不思議です(笑)。コンビニよりも多くないですか(笑)?

カズタ:ロレンスは飲み物をたくさん飲むからいいんだよね。

ロレンス:そうなんです、自動販売機でよく買います。特に日本の緑茶とミルクティーが好きです。

――ジュニョクさんは秋葉原に行きたいとおっしゃっていましたが、行けましたか?

ジュニョク:いいえ~。秋葉原はアニメで見ただけで、実際に行ったことがないから何があるかわからないのですが、たくさんのフィギュアとか、僕が見たことがないものがたくさん売ってそうだから、いつか必ず行ってたくさん買い物がしたいです。


「僕たちを好きになったことを後悔させないようにしたい」

ハンジュン
――これからどんなグループになりたいですか? やってみたい活動は?

ヒウォン:末永く希望を与えるグループになりたいです。そして僕たちのステージを見てファンの皆さんに「このグループを好きになってよかった」と思ってもらえるように、僕たちと過ごした時間を後悔しないように、これからも一生懸命にやっていきたいと思います。

ハンジュン:僕もヒウォンと同じで、僕たちを好きになったことを後悔させないようにしたいです。そして僕たちがより上に行くことも重要ですが、だからと言ってファンの皆さんと遠くなるのは嫌なので、ひとりひとりとコミュニケーションをとることは難しくても、それでも最大限コミュニケーションをとろうと努力したいです。うぬぼれることなく、いつも謙遜する気持ちを持っていたいし、近所の少年みたいな気楽なイメージを保ち続けたいです。

ドハ:応援したくなる、心が温かくなるグループになることが目標です。そしてファンの皆さんの心をワクワクさせることができるグループになりたいです。公演をする時、いつもそのような心構えで挑んでいますし、公演が終わった後、幸せな気持ちで帰ってほしいと思っています。

ロレンス
――最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

ヒウォン:COSMOの皆さん、そしてKstyle の読者の皆さん。Kstyle を通じてこのようにn.SSignに関心を寄せていただきありがとうこざいます。今回、有明アリーナの公演を終えましたが、次はアリーナツアーも目標にしていますので、これからも僕たちに注目してくださったらうれしいです。そして「NEW STAR」も、すごくいい曲なのでたくさん期待してください!

エディ:いつも僕たちにくださる愛に感謝をしています。僕たちも皆さんに希望を与えたいという気持ちでこれからも一生懸命にやっていきます。「NEW STAR」たくさん聴いてくださいね。

ハンジュン:有明アリーナでの公演が終わりましたが、すべてに言えるのは、僕たちの力ではなくCOSMOの皆さんがくださる愛と応援の成果だと思っています。これからも立ち止まらず進み続けます。これが終わりではなく、もっともっと上の目標がありますから! これからもずっと応援してくださったらうれしいです! そして11月29日に「NEW STAR」で日本デビューをするので、たくさんの関心をお願いします。

ヒウォン
ジュニョク:「NEW STAR」は一聴いたら耳に残るし、つらい時に聴いたら癒される曲ですので、たくさん聴いてください。これからも一生懸命に頑張りますので、COSMOの皆さんもKstyle の読者の皆さんも、僕たちn.SSignをたくさん愛してくださったらうれしいです!

カズタ:Kstyleをご覧の皆さん、僕たちに1位のトロフィーをくださり本当にありがとうございます。日本でこのようにトロフィーをいただくのは初めてで不思議な気持ちですが、皆さんのおかげでいただけたと思っているので、感謝の気持ちを伝えたいです。これからはn․SSignというグループをもっとたくさんの方たちに知ってほしいです。グローバルなチームになったので、もう準備はできていますから、早く海外にいるファンの皆さんに会いたいです。

ドハ:僕たちを1位にしてくれてありがとうございます。素敵な姿を見せる機会を与えてくださっていると思うので、それに応えられるようにいつも一生懸命に頑張ります!

>>n․SSignが受賞した「K-STAR MVA」の結果はこちら

(取材:安部裕子 / 撮影:前手秀紀)

■リリース情報
日本デビューシングル「NEW STAR」
好評発売中

<収録曲>※全て共通
01.NEW STAR
02.Wormhole : New Track - Japanese ver. -
03.Higher - Japanese ver. -

<DVD内容>※初回限定盤Aのみ
01.Making of Jacket Photos
02.Solo Interview

○初回限定盤A
価格:2,750円(税込)
仕様:CD(全3曲)/ DVD / 歌詞ブックレット4P / フォトカード全18種のうちランダム封入1枚(初回限定盤Aデザイン)

○初回限定盤B
価格:2,750円(税込)
仕様:CD(全3曲)/ 32Pフォトブック / フォトカード全18種のうちランダム封入1枚(初回限定盤Bデザイン)

○通常盤
価格:1,650円(税込)
仕様:CD(全3曲)/ 歌詞ブックレット4P / フォトカード全18種のうちランダム封入1枚(通常盤デザイン)

○Member Solo盤(全9種)(VICTOR ONLINE STORE限定)
価格:2,750円(税込)
仕様:CD(全3曲)/ 歌詞ブックレット4P / フォトカード全18種のうちランダム封入1枚(Solo盤デザイン)/ ミニジャケットキーホルダー
※メンバーの選択不可。ランダムでの出荷

■関連リンク
n.SSign公式サイト

記者 : Kstyle編集部