女優のパク・ミニョンが、人生2回目のカン・ジウォンに完璧になりきった。

2024年1月1日に放送がスタートするtvNの新月火ドラマ「私の夫と結婚して」（脚本：シン・ユダム、演出：パク・ウォングク）は、親友と夫の不倫を目撃し、殺害された女性が10年前に戻ってきて、人生2回目を経験し、泥沼のような運命を彼らに返す本格的な“運命開拓ドラマ”だ。

劇中パク・ミニョンは、凄絶に踏み躙られたが、生まれ変わり180度変わった人生を歩むカン・ジウォンを演じる。つらい人生の末に訪れたがん闘病と、信じていた人々の裏切りで破局を迎えたカン・ジウォンは、10年前に戻ってきて全てを取り戻すチャンスを得る。消極的だった生き方を変えて自ら自分の運命を開拓していくカン・ジウォンというキャラクターの主体的な変化を表現するパク・ミニョンの活躍に期待が高まっている。

パク・ミニョンは「初めて台本を手にした時、一気に読み切ってしまうくらい面白かった」と振り返った。「まともに生きるために努力するカン・ジウォンに魅了され、どうすれば、それをうまく表現できるのか想像していた時間さえも幸せだった」とキャラクターに夢中になった様子を見せた。

また、最近、がん闘病中のカン・ジウォンを表現するために、37kgまで体重を減らした彼女のイメージチェンジが話題になった。キャラクターの内面と外見を繊細なアプローチで工夫したという彼女は「単純に痩せたのではなく、カン・ジウォンの苦痛を少しでも表現できるように体重を減量した。撮影中は、イオン飲料水を飲みながら耐えた」と明かし、キャラクターに対する情熱を示した。

さらに、回帰後のカン・ジウォンの姿をより一層ドラマチックに見せるために、ショートカットに変身した。彼女は「同じ仕事をする時も、過去のジウォンと現在のジウォンは、違う目的と異なる色のエネルギーを持っているが、そんな中でも同じ人物だと分かってもらえるよう努力した」と伝えた。

最後にパク・ミニョンはドラマの注目ポイントも語った。「本人が主体的に人生の中心にならなければならないというメッセージが込められている。ジウォンが、ゆっくりと、人生について一つ一つ悟りながら覚醒する場面がほぼ毎回あるので、楽しく見てほしい」と期待を高めた。

tvNの新月火ドラマ「私の夫と結婚して」は、韓国で来年1月1日午後8時50分に放送がスタートする。