ASTRO ムンビンさんの追悼空間を閉鎖へ…ファンの抗議うけfantagioが発表「営利目的ではない」

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写真=OSEN DB
ASTROのムンビンさんの禅雲寺(ソンウンサ)の追悼空間をめぐり、ファンの抗議が殺到した。これをうけ所属事務所は追悼空間を閉鎖し、議論について釈明した。

今年4月に亡くなったムンビンさんは、6月に四十九日を迎えた。所属事務所のfantagioは当初、社屋の前に追悼空間を設け、その後、長期追悼空間である「月の空間」を南漢山城(ナムハンサンソン)国清寺に設けた。

そして最近、全羅北道(チョルラブクド)高昌(コチャン)郡にある禅雲寺に追悼空間を移転した。fantagioは禅雲寺でファンに無料で食事を提供し、テンプルステイを予約できなかった場合に休憩スペースを用意したと告知した。

しかし、ファンたちはムンビンさんの追悼空間をソウルから4時間以上離れた禅雲寺に移し、ファンや観光客に対して故人の人生を観光商品として展示したとして、ボイコット運動を行った。

このような議論をうけ、fantagioは3日、公式ファンコミュニティを通じて「現在、禅雲寺の『月の空間』と関連して、事実ではない内容がSNS上に無分別に拡散されており、事実関係を正すためにこのようなお知らせをする」とコメントした。

まず「fantagioは禅雲寺といかなる種類の協定、協約、契約を結んだことはなく、いかなる金銭的な利害関係もないことをはっきりと申し上げる」と明らかにした。

続けて「『月の空間』を国清寺から禅雲寺に移転することになった経緯は、冬季の間、訪問者の安全への懸念と、ムンビンさんの位牌を永久的に安置するためだ。国清寺が禅雲寺に属する末寺であることが縁となって、禅雲寺への移転を決定した。また、禅雲寺が運営するテンプルステイを利用して、fantagioが金銭的な利益を得るという内容は明らかな虚偽事実だ。11月23日の案内文にも、テンプルステイはfantagioとは別に、禅雲寺で直接運営されることをお知らせしているので、誤解のないようにお願いしたい」と説明した。

また「それだけでなく、予期せぬ状況で急遽滞在先を必要とするファンがいる可能性があるという当社の懸念に対し、禅雲寺の僧侶たちがありがたいことに、無料で宿泊できる空間と無料の食事を提供してくださることになった。当社と禅雲寺の僧侶たちは、配慮以外のいかなる営利的な意図もなかったことをお伝えする」と釈明した。

そして「当社は深い議論の末、ファンの皆さんの意見に基づき、12月3日午後8時付けで禅雲寺の『月の空間』を直ちに閉鎖することを決定した。当社は、純粋にムンビンさんを想う気持ちで禅雲寺に向かい、数日間、追悼空間を丁寧に準備した。ムンビンさんに対するfantagioの職員たちの気持ちを嘘と歪曲し、扇動しないよう、どうかお願いしたい」と伝えた。

最後に「改めて断言するが、当社は禅雲寺といかなる金銭的な利害関係がないことをはっきりと申し上げ、今後、事実と異なるデマに対しては強硬に法的対応を取る予定だ。これまで国清寺に『月の空間』を配慮してくださった禅雲寺の僧侶と関係者の方々に感謝し、『月の空間』に関連して起きた議論により、ご心配をおかけして申し訳ない」と謝罪した。

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記者 : カン・ソジョン