チ・チャンウク&シン・ヘソン、新ドラマ「サムダルリへようこそ」の視聴率公約は?“20%を超えたら眼差しをプレゼント”(総合)

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写真=JTBC
チ・チャンウク、シン・ヘソンが温かくて愉快な癒し系のロマンスを伝える。

1日午後、JTBC新土日ドラマ「サムダルリへようこそ」のオンライン制作発表会が行われ、チャ・ヨンフン監督、俳優のチ・チャンウク、シン・ヘソンが出席して作品を紹介した。

同作は、漢拏山(ハルラサン)のある小川から産まれた龍の“サムダル”がある日、すべてを失って墜落した後、小川を大切に守ってきた龍の“ヨンピル”と再び自分の故郷へ戻ってきて息を整えながら愛も見つける物語だ。

この日、チャ・ヨンフン監督は「愛に関する物語だ。同じ日に生まれて38年間一緒に生きてきた友人で家族でカップルだったが、公開できない理由で別れるしかなかった2人の清浄相棒ロマンス」と作品を紹介した。

また「空間と愛に関する物語だ。私の実家が忠州(チュンジュ)だ。田舎出身だから詳しいが、ソウルに行く時は夢を叶えて、前に進んで、走っていこうという気持ちで行くとしたら、実家に行く時は気楽で癒される感じがする。皆さんにもそのような空間と人が存在するはずだと思う」とし、「自分を癒してくれる人々の物語、そのような人々と一緒に夢を叶えていく作品を作ろうとした」と付け加えた。

チ・チャンウクは、済州(チェジュ)気象庁の予報官チョ・ヨンピル役に扮する。彼に出演の理由を聞くと「すごく気楽だった。台本が温かくて愉快だった」とし、「僕が感じたことを視聴者の方々も魅力的に感じると思う。素朴だが愉快な話だ。みんなが共感できるストーリーだから喜ばれるんじゃないかと思う」と述べた。

最近、ジャンル物で活躍したチ・チャンウクは久しぶりに“ラブコメキング”の帰還ニュースを知らせた。彼は「とても恥ずかしい。“ラブコメキング”とか“眼差し”とかが言及されるたびに、ヘソンさんが爆笑して恥ずかしい」と話した。

これにMCのパク・キョンリムが「誰でも認めるんじゃないか」と言うと、チ・チャンウクは「とてもありがたいけれど、どうしたらいいか分からない。そのように呼ばれたので、この作品でもそんな姿を見せるため一生懸命にした。みんなで作品を見て“ラブコメキング”であるかどうか投票してほしい。“キング”という重さがあるから」と冗談めかして言った。

シン・ヘソンは韓国のトップフォトグラファー、チョ・サムダルに変身する。彼女は「体も心も疲れていた時に台本をもらった。面白さに関係なく、台本を読んで自分の心が温かくなって出演を決心した」と出演の理由を公開した。

また「私の小川についても一度考えてみることになり、プライドを取り戻そうとする若者たちの姿が印象的だった」と付け加えた。

2人はそれぞれのキャラクターについて説明し続けた。チ・チャンウクはチョ・ヨンピル役について「チョ・ヨンピル先輩のチョ・ヨンピルだ。劇中、母親がチョ・ヨンピル先輩の熱血ファンだから、名前がチョ・ヨンピルになったという設定だ。名前から特別だ。この人物が済州ではイベント担当、インサ(人気者)だ。済州の名物チョ・ヨンピルだ」と説明して興味を刺激した。

また「とても明るくて、ある意味では小川のような人物だ。子供時代から小川で生まれた龍ではなく小川のような人物だから、魅力的というよりは誰にでも優しく、話もよく聞いてあげるキャラクターだ。温かく抱きしめてあげる魅力がある」と伝えた。

チ・チャンウクは演技する時に重点を置いた点について「じっと眺めてよく聞こうとした。相手の心を気楽にしてあげるため頑張った」と語った。

シン・ヘソンはチョ・サムダルについて「ヨンピルが小川のような、みんなを抱きしめてくれる人物だとしたら、サムダルは抱きしめてあげたい人物だ。ずっと目標指向的に生きてきたし、プライドも高いキャラクターだった。社会的にはプロフェッショナルで大人しい人物だが、小川へ戻ってきて、小川のような友人のヨンピルと家族に再会して、純粋で社会の仮面を外した本物の姿を見せる」とし、「本物のチョ・サムダルの姿を取り戻すため成長痛を経験する。サムダルの魅力は周りの人々が作ってくれる」と伝えた。

また「撮影中にフォトグラファーだった時には、とてもかっこよくてクールな人のように見せたかった。済州島へ戻ってからは、楽になりたいという欲望があってそれに集中した」と語った。

それぞれのシンクロ率にも言及した。チ・チャンウクは「半分ずつ。ヨンピルのように周りに関心が多かったり、一緒にするタイプではない。人の話をよく聞いてあげることは似ている。性向は違うけれど、演技する時には実際の姿も出る」と伝え、シン・ヘソンも「私も半分ずつ、50%」と答えた。

チャ監督は「半分ずつだと思う」と2人を絶賛した。「チ・チャンウクという俳優はすごくコアが強い。本質を忘れて雰囲気に巻き込まれる可能背があるのに、彼はキャラクターのコアを取る力が強い。中心がしっかりしているからとても柔軟だ」とし、シン・ヘソンについては「サムダルの場合、ロマンス、ヒューマン、コミック、スラップスティックまで一定のトーン&マナーの中で同時に演じるが、キャラクターがバラバラという感じを与えない俳優の中で1人だ。2人とも最高だった」と満足感を示した。

2人はお互いのケミ(ケミストリー、相手との相性)について親指を立てた。チ・チャンウクは「サムダルに似合う人はヘソンさんしかいないと思った。台本を見てヘソンさんを思い出した」とし、「言葉がいらないほどよかった。撮影現場が楽しかった。シン・ヘソンさんがとても明るいから、現場のエンドルフィンの役割を果たした。気楽に撮影できた」とシン・ヘソンとのケミをアピールした。

シン・ヘソンは「楽しみにしていた。あの眼差し、見られるのと。実際に会ってみたら、観光グッズにしてもいいと思うほどだった。台本でのヨンピルも魅力的だが、現場ではその魅力が倍増した」とし、「チ・チャンウクさんが演じると、本然の魅力とヨンピルの魅力が相まってシナジー(相乗効果)を発揮した。彼自体が面白かった。私がよく笑わないが、ヨンピルを見てたくさん笑った。実際に笑う姿が放送にたくさん出ると思う。愛しくて可愛いヨンピルのおかげで、私もキャラクターをよく表現することができた」と笑顔を見せた。

チャ監督は同作の強みとして「作品を制作する時に主客転倒される経験をする。視聴率のため技術が入るので、そのような誘惑から完全に自由だったとは言えないが、元々伝えようとしたメッセージに集中しようとした」とし、「この作品を通じて人々が得たいことは何なのか、淡白で正直にメッセージを伝えるのにもっと集中した」と伝えた。

彼らは一風変わった視聴率公約を掲げて目を引いた。

チ・チャンウクは「最初は温かく5%にして」と口を開けた後、「クールに20%」とし、「済州島空港の免税店で私の眼差しを売る。みかんチョコレートコーナーの隣で済州の名物チョ・ヨンピルの眼差しを200名に無料でプレゼントする」と明かし、シン・ヘソンは「私は傍で番号札を配る」と言ってみんなを爆笑させた。

最後にチャ監督は「自分を一番愛してくれる人々に我々は疎かになる場合が多い。気楽で慣れているから。このドラマを見て自分が一番大切にしなければならない人が誰なのか思い出して、その人々に以前より温かい一言を言うことができる作品になってほしい。癒しの栄養剤になればうれしい」と語った。

「サムダルリへようこそ」は、韓国で12月2日午後10時30分より放送が開始される。

記者 : パク・ソヨン