チ・チャンウク&シン・ヘソン出演の新ドラマ「サムダルリへようこそ」予告映像第3弾を公開

OSEN |

写真=JTBC
「サムダルリへようこそ」が、“墜落した龍”ことシン・ヘソンが息を整える予告映像第3弾を公開した。彼女が再び戻ってきた小川の済州(チェジュ)で、そこを守っている“相棒”のチ・チャンウクとの“自分”を探す旅に、視聴者の応援も続いている。

JTBC新土日ドラマ「サムダルリへようこそ」(脚本:クォン・ヘジュ、演出:チャ・ヨンフン)は、漢拏山(ハルラサン)のある小川から産まれた龍の“サムダル”がある日、すべてを失って墜落した後、小川を大切に守ってきた龍の“ヨンピル”と再び自分の故郷へ戻ってきて息を整えながら愛も見つける物語だ。公開された予告映像第3弾には、人に傷ついて小川に戻ってきたサムダル(シン・ヘソン)が、そこを守っているヨンピル(チ・チャンウク)の協力を得て、フォトグラファーのチョ・ウネではなく、本物のチョ・サムダルを探していく過程を美しい済州の風景に収めた。

幼い頃から龍になりたかったサムダルは、自分の生まれた小川の済州を離れ、ソウルに向かった。慌ただしいソウル暮らしの中、名前まで変えてフォトグラファーの夢を育てたサムダルは、毎日を激しく生きていた。そんな努力の時間が積み重なって成し遂げたトップの座だった。しかし、トップの高さほど、墜落の加速度は計り知れないほど速かった。とある事件をきっかけに一瞬にしてキャリアがどん底に落ちたのだ。予告映像でサムダルが記者たちに囲まれ、誰もいない展示会で嗚咽していることからも、事件の深刻さがうかがえる。そうしてサムダルは人に傷ついた心を抱きしめ、戻りたくなかった故郷に戻る。

青い海が広がる済州では、海女たちを教育する際に最も強調する言葉がある。「今日の一日も欲張らず、私の息の長さだけいるように」ということ。そして「これ以上耐えられなくなったら、始めた水の上に上がって息を整えるように」と言う。これは済州島の海女たちに限った話ではなく、これまで忙しく突っ走ってきたサムダルにも息を整える時間が必要であることを意味する。お母さんの腕のように温かい小川で。そうやって済州島の美しい風景の中で、本物のチョ・サムダルを探すサムダル。彼女の息抜きに早くも視聴者の応援の声が聞こえているようだ。

そんなサムダルを応援してくれる人が、他にもいる。それは済州気象庁の予報官で、産神お婆さんが結んでくれた縁であるヨンピルだ。サムダルが離れている間、故郷を守っていた彼は、サムダルの温かい小川になってあげたい。仲間として、また恋人として一緒に過ごした時間が長いだけに、誰よりもサムダルをよく知っている彼は、そうして故郷に戻ってきた彼女のそばを黙々と守り、傷を乗り越えて再び立ち上がる力を与える予定だという。

何より今回の予告映像では、ヨンピルとサムダルが一緒にいる済州島の美しい風景が目を引く。繊細に作品の暖かい風情の演出と清涼感のある映像が広がる済州の風景は、心身を安定させ、複雑な心を浄化してくれるからだ。そのためか、その中にいるヨンピルとサムダルは、自由で気楽そうに見える。「私たちの島、済州へ」再び戻ってきたサムダルと、美しくて暖かいそこを守っているヨンピルのストーリーが繰り広げられる12月2日が待ち遠しい。

「サムダルリへようこそ」は、特別なこともなく、普通の私たちだけが登場するが、人間臭い私たちの物語で温かい感性と感動を生み出す「椿の花咲く頃」「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」のチャ・ヨンフン監督と、「ゴー・バック夫婦」「ハイバイ、ママ!」を手掛けた脚本家のクォン・ヘジュが初めてタッグを組んだ作品としても注目されている。人気ドラマ「力の強い女カン・ナムスン」の後番組として、12月2日(土)午後10時30分、JTBCで放送がスタートする。

記者 : ヨン・フィソン