“薬物疑惑”イ・ソンギュン、足の毛が鑑定不可と報道…捜査に批判の声も

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麻薬投薬の疑いが持たれている俳優のイ・ソンギュンが、足の毛の調査で鑑定不可の判定を受けたと報じられた。すでに簡易試薬と精密検査で「陰性」の判定が出ており、警察の3次召喚調査への言及に対して、無理な捜査ではないかという批判の声が上がっている。

あるメディアによると、仁川(インチョン)警察庁麻薬犯罪捜査系は14日、イ・ソンギュンの足の毛に対して国立科学捜査研究院から「鑑定不可」の結果を受けたという。

イ・ソンギュンは先月、1次召喚調査で毛髪と足の毛などを警察に提出し、2次召喚調査で体毛などの提出はなかったことが明らかになった。警察は採取した体毛の量が十分ではなかった可能性に重きを置き、足の毛などを再び採取することを含めて、3次召喚調査などを検討中だという。

しかし、彼が薬物検査でこのような結果が出たのは初めてではない。簡易試薬検査、毛髪精密鑑定などで全て「陰性」の結果が出ている。

また、警察調査の過程で、麻薬疑惑に関連して知らないと訴えた。遊興施設の室長B氏から「不眠症の薬」と言われて錠剤の形の薬を飲んだことはあるが、麻薬であることを知らなかったという。

これにより、裁判所が再びイ・ソンギュンの押収捜索を許可するのかどうかも不透明になり、警察の無理な捜査が再び問題視された。ただ、警察は捜査開始に物証がなかったことは認めながらも、「明確な陳述をもとに捜査に着手した」とし、「適法な手続きに従って引き続き捜査する」と明らかにした。

仁川警察庁は昨年9月、ソウル江南(カンナム)の遊興施設の従事者たちが麻薬を投薬するという情報を入手し、内偵捜査を行った。この過程で、イ・ソンギュンやBIGBANGのG-DRAGONら有名人にも疑いが浮上。他にも、イ・ソンギュンとG-DRAGONの疑惑を通報したという遊興施設の室長をはじめ、麻薬類の薬物を供給したという現職の医師、財閥3世など8人が捜査を受けている。

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記者 : ヨン・フィソン