ASTRO チャウヌ、約3年ぶりにラブコメディに挑戦!新ドラマ「ワンダフルデイズ」の目標を語る(総合)

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写真=マイデイリー DB
ASTROのチャウヌ&パク・ギュヨンが、“キスしたら犬に変わる”というユニークな設定のファンタジーロマンスで帰ってくる。

本日(11日)、ソウル麻浦(マポ)区上岩(サンアム)MBCにて新水曜ドラマ「ワンダフルデイズ」(脚本:ペク・イナ、演出:キム・デウン)の制作発表会が行われ、チャウヌ、パク・ギュヨン、イ・ヒョヌ、キム・デウンプロデューサーが出席した。

同作は同名のNAVERのウェブ漫画(作家:イ・ヘ)が原作で、キスをしたら犬に変わる呪いがかかった女性と、その呪いを解くことができる唯一の人間だが、犬が苦手な男性の予測不可能なファンタジーロマンスドラマだ。

チャウヌは数学の先生チン・ソウォン役に扮する。チン・ソウォンは抜群のビジュアルに冷徹なカリスマ性を兼ね備えた最高の人気教師だが、子供時代のトラウマにより犬が苦手な人物。パク・ギュヨンは国語の先生ハン・ヘナに変身する。ハン・ヘナは異性とキスしたら犬に変わる、家の呪いを持っている。イ・ヒョヌは韓国史の先生イ・ボギョム役として、チン・ソウォンとともに学校を代表する人気教師を演じる。

「ワンダフルデイズ」は呪いのせいで恋愛を諦めて生きていたハン・ヘナが、酔っぱらったのか神妙な力に惹かれたのか、気まずい同僚教師のチン・ソウォン先生を、これまで片思いしてきたイ・ボギョム先生だと勘違いして、思わずキスしてしまうことから展開される物語だ。これによってハン・ヘナは毎晩、犬に変わることになる。呪いを解くためには、チン・ソウォンと犬の状態で再びキスしなければならないという設定だ。

犬に変わるキャラクターを演じるパク・ギュヨンは「信じにくいが、作品の重要なポイントになるファンタジー要素だ。一生キスしたことがなく、キスしたら犬に変わると強く信じて演技した」と冗談めかして述べ、「犬に変わる過程はCGや撮影技法を使ったが、監督さんとスタッフの方々が頑張ってくださった。犬に変わってからは“ゲ(犬の韓国語発音)ナ”と呼ばれたが、ゲナのセリフはアフレコで収録して、ヘナが犬に変わったことを視聴者の方々が自然にわかるように努力した」と述べた。

チャウヌは自身が演じるチン・ソウォンについて「ヘナを通じて、少しずつトラウマを乗り越えていく」とし、ドラマの展開については「怪しい人物ではないという言葉を通じて、少しずつトラウマを克服する表情、眼差しなどを表現しようとした。ヘナを眺めるソウォンの眼差しと態度がいつから変わるのがいいのか、監督さんに聞いてみて表現しようとした」と説明した。

また、原作とのシンクロ率を聞かれると「70%」と答えて、「ソウォンという人物を演じてみたら、似ている部分もあった。初対面だったり、気まずい関係では慎重になり、雰囲気が冷たいという話もたくさん聞いた。そのような部分が似ていると思う」と述べ、「違いとしては、僕は犬が苦手じゃない」と語った。

パク・ギュヨンは「ヘナは私よりもっと明るくて、凛々しくて、性格も良い」と笑いながら、「ヘナとして演技している間、逆にヘナからいろいろ学んだ」と語った。続けて「私が持っているエネルギーより、もっと明るいエネルギーで過ごすことができて、ヘナに感謝している」と伝え、キャラクターとの違いについては「私は犬と親しくない」と正直に告白した。

イ・ヒョヌは、キャラクターとのシンクロ率について「普段、おおらかで明るい姿は似ている。55点、60点を与えたい」と笑顔を見せた。

2021年に韓国で放送されたtvNドラマ「女神降臨」で人気を集めたチャウヌは「途中に別のジャンルの作品に出演して、2~3年ぶりに再びラブコメディに挑戦することになった。オファーをもらって悩んだが、悩む部分について監督、制作会社の方々とたくさん話し合った」と語った。そして「その過程で『女神降臨』より、グレードアップした姿をお見せできるかもしれないと思った。ジャンルは同じであるかもしれないが、キャラクター的に成長した姿をお見せすることができると思った」と述べた。

パク・ギュヨンはチャウヌ、イ・ヒョヌとの共演ついても満足感を示した。「少しずつ違いはあるが、みんな同年代だ。現場が楽しかったし、笑いが絶えなかった」とし「私はイ・ヒョヌさんに片思いして、チャウヌさんとはロマンスがある役割なので、現場での呼吸は最高だった」と付け加えた。「チャウヌさんはデビュー同期で4歳年下だが、心強く、しっかりとバランスをとってくれて、ポジティブなエネルギーもくれる」とし、「イ・ヒョヌさんは私と同じ年だが、大先輩なので多くのことを学ぶことができた。いつも笑顔で優しくしてくださる2人に会って良かったと思う」と笑顔を見せた。

キム・デウンプロデューサーは「3人の俳優たちのメリットが確実にある」と撮影の感想を伝えた。続けて「チャウヌさんはとてもスマートな俳優だと思った。理解が早くて、よく変形して演技してくれる姿を見て、スマートだなと思った。パク・ギュヨンさんはとても執拗な俳優だった。準備したものをどうやってでも具現するため、ベストを尽くしていた。イ・ヒョヌさんはとても柔軟な性格だ。いくつかのバージョンを準備してきて、私の要求に合わせて演技してくれた」と親指を立てた。

また、犬の安全な撮影のために用意した措置について「撮影に入る前から、一番重要な部分だった」とし「スタッフ全員に『犬を触ってはいけない』と言っていた。すごく可愛いが、犬が撮影に集中できるように、楽に休めるようにみんな助けてくれた。現場で犬がたくさん出てくるので大変な部分もあったが、決めておいたガイドラインに従ってタッチせず、食べ物も与えず撮影を無事に終えた」と語った。

パク・ギュヨンが犬に変わるという設定が、視聴者に違和感を与える可能性があるという懸念もある。パク・ギュヨンはこのような設定について「信じにくい設定というのは事実だ」としながらも、「どうすればいいのかたくさん悩んだが、自分が強く信じるしかないと思った」と伝えた。彼女は「強く信じて、ヘナが苦しむと一緒に苦しんで、喜ぶと一緒に喜ぶのが唯一の方法だった」とし「最初にヘナが犬になって見せるシーンは監督、撮影監督、CGチームのスタッフの方々が具体的にうまく具現してくださったはずだと信じている」と述べた。そして再び「私が考えた方法は『犬になると強く信じてみよう』だった」と強調した。

目標視聴率と公約について尋ねられると、一番先にマイクをとったイ・ヒョヌが「実はそのような部分については、みんなで言及したことがない」とし「今想像してみたら、視聴率8.5%を超えたらギュヨンさん、チャウヌさんはできないかもしれないが、僕1人でも犬を飼っている方々とのイベントを用意してみる」と述べた。

パク・ギュヨンも「目標の視聴率は想像さえしたことがないから、ヒョヌさんが言ったとおりに8%を達成したら、捨て犬保護センターでボランティア活動をする」と約束。チャウヌもイ・ヒョヌの公約を受け、「ペットを飼っている全ての方々が幸せだったら嬉しい」とし「カフェなど、ペットも入れる場所や捨て犬保護センターなどで、寄付やボランティア活動をみんなでするのがいいのではないかと思う」と述べた。

水曜ドラマであるため、同時間帯に放送されているtvNの人気バラエティ番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK」と競争することになる。キム・デウンプロデューサーは「個人的に好きな番組だが、第1話と2話が終わったら口コミが広がって、視聴者の方々が好きになってくれる要素も多いので、そんなに心配していない」と自信を示した。

チャウヌは「本気で撮影した。本気で頑張ると、視聴者の方々が多くなり、この作品に集中してくださると思う」と願いを伝えた。パク・ギュヨンは「この作品が癒しになると思う」とし「時間を割いて、見ていただきたいと思う」と語った。イ・ヒョヌは「ユヌニム(ユ・ジェソクの愛称)愛してます」と冗談めかして言いながらも「でも、この作品を見ていただきたいと思う」と希望を述べた。

最後に、チャウヌは同作のテーマに言及して「誰かを愛するためには、自分自身を愛して大切にしなければならないと思う。そのような勇気と希望、愛を与える作品になってほしい」と語った。

・【PHOTO】ASTRO チャウヌ&パク・ギュヨン&イ・ヒョヌら、新ドラマ「ワンダフルデイズ」制作発表会に出席

・ASTRO チャウヌ&パク・ギュヨンら出演の新ドラマ「ワンダフルデイズ」ハイライト映像を公開

記者 : イ・スンロク、写真 : ハン・ヒョクスン