SUPER JUNIORからHighlightまで、豪華アーティストが出演した「KCON SAUDI ARABIA」が終了

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写真=CJ ENM
HighlightからSMエンターテインメントの新人ボーイズグループRIIZEまで、K-POPスターたちがサウジアラビアのファンを魅了した。

CJ ENMによると、成功裏に開催された「KCON SAUDI ARABIA 2023」と共に、2023年の「KCON」が幕を閉じた。

CJ ENMが2012年から主催してきた「KCON」は、K-POPショーに韓国型ライフスタイルを体験できるコンベンションを融合したフェスティバルだ。今年は3月のタイ・バンコクを皮切りに日本、アメリカ、サウジアラビアまで合計4ヶ国で世界中の観客に会い、代表的なK-Cultureランドマークイベントとなった。今年1年間、オフラインで会った観客の数だけで31万人。歴代クラスの観客を動員し、世界最大K-Cultureフェスティバルとしてのプレゼンスを見せつけた。

特にエンデミックを経てターニングポイントの年であることを強調しただけに、日本とアメリカでは歴代クラスの規模のショーと観客参加型コンテンツ、メディアパートナーシップを披露するなど、外縁を拡大した。

昨年、2万人の観客を集め、中東でのK-Culture信号弾を打ち上げた「KCON」はさらに熱い熱気の中、リヤドでの2回目のフェスティバルを成功裏に終えた。2日間で合計2.3万人の観客が会場を訪れ、昨年サウジアラビアでの観客数を超える数値を記録。それだけでなく、世界171ヶ国および地域で約350万人がオンラインで一緒に楽しんだ。

今年の年間テーマ「Be A KCONer」に合わせ、サウジアラビアのZ世代の観客は積極的に「KCON」が展開するK-Cultureコンテンツを楽しんだ。その間、メディアでだけ見ることのできたK-POPアイドルたちのパフォーマンスとトークショーを「KCON STAGE」「DANCE ALL DAY」のステージで自ら経験し、コンベンションのシグネチャーゾーンである「KCON SQUARE」は自分の写真で自らIDカードを作るファンで人だかりとなった。現場を記録するビハインドカメラの前でも観客たちは自らポーズをとり、インタビューに応じて活気を伝播した。

韓国企業およびブランドブースも活発に運営された。韓国式のチキン、トッポギ、ダルゴナ(韓国風カルメ焼き)などを販売する「K-FOOD」ゾーンには列が絶えず、「LIFESTYLE」ゾーンでは民族衣装「アバヤ」を着た観客たちが製品のテストをしていた。K-Beautyの代表者として参加したOlive Youngは中小ベンチャー企業振興公団との協力の下、「K-Beauty Market」をコンセプトに、Olive Youngグローバルモールのベスト商品とグローバル戦略PB(プライベートブランド)であるBring Green、Colorgramの商品を披露。韓国観光公社もノンシム、ヒュンダイ百貨店などブランドと連携し、「KCON」の会場でK-フード、K-ショッピングなど様々な韓国の魅力を知らせた。

ショーの幕が上がると、ブルバード・リヤド・シティは韓国語の合唱で埋め尽くされた。観客は好きなK-POPアイドルの歌を歌い、メンバーへのハングルスローガンを高く持ち上げ、歓呼を送った。「KCON」を通じて初めてサウジアラビアのファンに会ったHighlightは「この瞬間がまるで夢のようだ」と感動を隠せなかった。

2日間、SUPER JUNIORやHighlightならびにDreamcatcher、EL7Z UP、EVNNE、EVERGLOW、元SISTARのヒョリン、RIIZE、KARD、OH MY GILR、SUPER JUNIOR-D&E、TEMPEST、THE NEW SIX(TNX)、8TURNなど14組のK-POPアーティストたちがヒット曲のステージの他にコラボ、デビュー曲、カーバーステージなど、様々なパフォーマンスを披露して観客を魅了した。

また、2023年フィナーレを飾る「KCON」であるだけに、「KCON SAUDI ARABIA 2023」は「KCON Year Book」を公開し、余韻を倍増するとみられる。卒業写真コンセプトで飾られたK-POPアーティストたちの特別な姿を、「KCON」の公式SNSで見ることができる。

今年の「KCON」はターニングポイントの1年を過ごした。今年1年だけでアジア、アメリカ地域で2連続最多観客を突破という大記録を築いた。今年5月に開かれた「KCON JAPAN 2023」は歴代最大規模の12万3,000人を動員し、続いて8月に初めて3 SHOW規模に大幅に拡大して開催された「KCON LA 2023」には3日間、14万人の観客が集まり、名実共に全世界K-Cultureプラットフォームとなった。

今年は、いつよりも多彩なショーとコンベンションプログラムが設けられた。Z世代のグローバルファンのニーズに合わせて、従来の人気コンテンツの観客参加要素を強化し、ショーケース、パフォーマンスコンテンツを新しく導入し、アーティストたちのK-ライフスタイルを多様に確認できるコンベンションブース、韓国企業およびブランドを知らせる多彩なセッションを披露した。

グローバル企業とのパートナシップも拡大。日本最大のファッションフェスティバル「東京ガールズコレクション」とのコラボレーションはもちろん、米・LAでは現地の有力媒体iHeartMediaと手を組んでメディア多角化を試み、現地と「KCON」の接点を拡大した。ユネスコとのコラボレーションを通じて社会的メッセージの伝播など、優しい影響力を発揮し、文化確立にも力を添えた。

今年の「KCON」のオンライン観客は2,017万人に達する。毎回、平均約170ヶ国で500万人を上回るグローバル観客がK-Cultureを楽しんだことが集計された。パンデミック以降、「KCON」はコンベンションの主要プログラムおよび、ショーを全世界に生中継してきた。オンラインでアクセス可能なコンテンツも増やし、「KCON」メタバースでは仮想で楽しめる参加コンテンツが新しく作られた。

記者 : ファン・ヘジン