「甘い:7510」ユ・ヘジン、演技への信念を語る“コメディには自分だけのルールがある”

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写真=MINDMARK
俳優のユ・ヘジンが、演技への信念を告白した。

最近、ソウル鍾路(チョンノ)区昭格洞(ソギョットン)にあるカフェで、映画「甘い:7510」のユ・ヘジンがインタビューに答えた。

映画「ワンドゥギ」「無垢なる証人」などを演出したイ・ハン監督の新作「甘い:7510」は、お菓子しか知らない天才的な製菓会社の研究員チホ(ユ・ヘジン)が、直進しか知らない何でもポジティブに考えるイルヨン(キム・ヒソン)に出会い、人生の味が多様に変わっていく物語を描いた映画だ。

デビュー以降、初めてラブコメディーに挑戦したユ・ヘジンは、中毒性のある味を開発することに才能がある、天才的な味覚を持つ製菓研究員チホに変身した。偶然イルヨンに出会ったチホは、人生の新しい味に気づくことになる。イルヨンの心を掴むため、真剣な表情でオヤジギャグを披露し、周りの人々の当惑した表情にも見向きもせず、2人だけの世界で楽しい日々を過ごす。

45歳であるにも関わらず、純粋で純朴なチホを演じた彼は、誰でも共感できる愛を繊細に表現する。世間知らずな姿もラブリーに描き出し、恋愛で経験する初々しい感情をそのまま収めて共感を引き出す。特に、この作品を通じて初めて息を合わせたキム・ヒソンとは、長年の付き合いがあるような、特別なケミストリー(相手との相性)を披露する。

この日、彼は韓国で行われた「甘い:7510」のマスコミ向け試写会に言及し、「初披露のイベントだったので、胸がワクワクしました。なぜならラブストーリーだけではなく、笑いも届けなければならない作品なので、観客の反応が気になりました。反応がよかったという話を聞いて安心しました」と、初のラブコメディーの公開を控えて、緊張した姿を見せた。

また「この作品は気軽に観られる映画です。愉快ですが、可哀そうな部分もあります。出会いと別れはみんな同じように感じるので、MZ世代(ミレニアム世代+Z世代)とも共有できます」としながらも、「中年の恋愛と説明したら先入観を持つので、初々しいラブストーリーだと表現してほしいです」と伝えた。

最初に同作のシナリオを見た瞬間を思い出した彼は「2人とも純粋だと思いました。そのようなラブストーリーがよかったです」とし、「途中、コメディの要素が多くて面白かったです」と明かした。

コメディ演技が比較的簡単だと思っている人々に対し、彼は「コメディだからと無条件に軽く演じてはいけません」とし、「自分だけのルールがあります。『パイレーツ』でクジラについて説明するシーンがあります。観客たちはコメディだと感じたかもしれないですが、自分なりに真剣に説明するシーンでした。クジラについて知らないのがもどかしいから、あらゆる表現を使って説明するしかない、その状況自体が面白いのです」と、コメディ演技への信念を語った。

そして「わざと誇張して表現すると、面白くなかったと思います」とし、「コミカルなシーンは、より真剣にしなければならないと思います」と付け加えた。

チホ役を演じるために、彼が気にした部分については「イルヨンがチホに惚れるほどの純粋さが必要だと思いました」とし、「イルヨンはチホの純粋さ1つに惚れます。チホの純粋な姿を見て『今の時代に珍しい人だね』と感じるようにしないと、と思いました」と述べた。

作品を鑑賞したユン・ジェギュン監督から「次期作は正統派メロにしてもいいと思う」と言われたという彼は、「正統派メロでなくても、切ない、切実なストーリーや、自身が共感できるストーリーがあれば出演したいです。ロマンスというジャンルは重要ではないです」と語った。

今年でデビュー27年目になる彼は「別に管理することはありません」とし、「ただし、毎日運動しようと心がけています。撮影する時もトレーニングウェアを持ち歩いているので、スタッフたちは『ユ・ヘジンは時間を作ってでも運動するんだよね』と思うみたいです。また『運動のおかげでこんな風に演技できるのでは?』『なんでこんなに肌が綺麗なの?』『毎日汗を流しているからかもね』などの反応をされます」と述べた。

「以前よりも若くなった」という言葉には「違います。昔の写真を見ると初々しさがあります」とし、「『LUCK-KEY/ラッキー』の撮影時には、大変でかなり痩せていました。軍服務の時は66kgだったのですが、その時が67kgでした。それ以外は、ほとんど70kgを維持しています。なので、画面を見ると変化がないです」と説明した。

記者 : ノ・ハンビン