Xdinary Heroes、初の単独ファンミーティングが終了「人生のターニングポイント」

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写真=JYPエンターテインメント
JYPエンターテインメント所属のボーイズバンドXdinary Heroesが、デビュー後初の公式ファンミーティングを成功裏に開催した。

Xdinary Heroesは7月15日と16日の2日間、ソウル市鍾路(チョンノ)区サンミョンアートセンター・ケダンホールにて、第1回公式ファンミーティング「Xdinary Heroes 1ST FAN MEETING」を開催した。最終日の16日には、Beyond LIVEのプラットフォームを通じたオンライン有料生中継を同時配信し、世界のファンと有意義な瞬間を共有した。

今回のファンミーティングは、2021年12月6日にデビューしたXdinary Heroesが約1年7ヶ月で初めて開催する単独ファンミーティングであり、今年3月の公式ファンクラブVillainsの第1期創設を記念したイベントとしての意味を持つ。Xdinary HeroesとVillainsがバンドサークル「BAND CLUB XV」で一緒に旅立つ夏のキャンプというコンセプトのもとで、多彩な構成を準備し、悪天候の中でも会場を訪れたファンを喜ばせた。

「Villainsと一緒にできる良い場が出来て感激しています。すべてVillainsのおかげです。ありがたい皆さんにお返しするために準備したものがたくさんあるので、期待してください」と呼びかけたゴニル、ジョンス、ガオン、O․de、ジュンハン、ジュヨンは、入部申請書トーク、レクリエーションゲームなどを行い、素敵な“バンド部先輩”の魅力をアピールした。

リーダーのゴニルは、繰り返される日常で止まってしまった人々の心臓をドラムで再び動かすと即興ドラム演奏を披露し、ギタリストのガオンは入部申請書に書いた「ベイビーシャーク」のアコースティックバージョン、アメリカのロックバンドGreen Dayの「American Idiot」を披露した。また、愛してるよゲーム、持ち主を当てる、写真の中の体の部位を見てメンバーを当てるなど、Villainsと一緒にするゲームコーナーを通じて絆を深めると同時に、「青春の真ん中で青色の記憶のかけらを長く積み上げていこう」と、すべてのVillainsを「BAND CLUB XV」の一員として両手を広げて歓迎した。

フルバンドの魅力を存分に生かした爽快なライブステージは、サマーキャンプの雰囲気を盛り上げた。2022年11月と2023年4月にそれぞれ発売したミニアルバム「Overload」「Deadlock」のトラック「寝言」「Come into my head」で幕を開け、活動曲「Hair Cut」「Freakin' Bad」でロックバンドのエネルギーを披露し、観客の大合唱を導いた。“ヘッドバンギングをしながら楽しく遊ぼう”と選曲した収録曲「Bicycle」「Man in the Box」「X-MAS」が、会場を熱気あふれるロックフェスティバルの現場に変え、「Good enough」のステージでは深い感受性を披露した。今回のファンミーティングのために準備したスペシャルステージも満足度を高めた。

1stミニアルバム「Hello, world!」のタイトル曲「Test Me」の活動当時、K-POPファンの声援に後押しされ、公式SNSチャンネルにダンスパフォーマンス映像を公開したメンバーは、今回は韓服や王子の衣装を身にまとって「Test Me」のダンスパフォーマンスを披露した。また、ファンが直接送ってくれた入部申請書の中で最も多く登場したリクエストである「楽器チェンジ」を実現し、「Checkmate」のステージでは、6人の優れた演奏力を際立たせるバンドジャムを追加してファンを熱狂させた。

アメリカのロックバンドMy chemical romanceの「Welcome to the Black Parade」のカバーの後は、「バンドが好きな人だったら必ず通る名曲です。困難があっても前に進み続けようという意味を込めた曲で、歌詞に“hero”が入ることもあり、聴けば聴くほど闘志が感じられ、こうして皆さんに直接聴いてもらいたかったです」と意味を振り返った。これに対し、Villainsは初ファンミーティングを控えて発売された公式ペンライトを力強く振り、大きな歓声と拍手でXdinary Heroesに対する愛情と応援を惜しみなく見せた。

Xdinary Heroesは、今回のファンミーティングを「人生のファンミーティング」「人生のターニングポイント」と紹介した。ゴニルは「準備の過程でたくさんのことを学び、大きな成長を遂げたファンミーティングだと思います。僕たちを愛してくださるたくさんのVillainsの前でステージに立つことができることが、どれほどありがたく大切なことなのか、改めて実感した人生のターニングポイントです。皆さんにとっても、今日が忘れられない人生の一瞬であったらうれしいです」と語った。

ジョンスは「もう一つの夢を叶えました。Villainsがいたからこそ、感激的な今日を迎えることができました。心から感謝しています。皆さんは僕が全力で前進できる理由であり、すべてです。今日をもう一つのスタートとして、もっと素敵な姿をたくさん披露したいです。これからもずっと一緒に歩んでいきましょう」と感想を述べた。

ガオンは「皆さんと向き合い、コミュニケーションを取りながら僕たちの音楽をお届けするステージを渇望していたようです。オープニングステージをしながら『ここが僕がいるべき場所なんだな』と感じました」と話し、O․deは「ファンミーティングを準備しながらメンバー同士もより絆が深まりました。ペンライトを輝かせているVillainsを見ていると、とても感激して幸せです。愛してます」と心境を語った。

ジュンハンは「皆さんが主人公であるファンミーティングであるだけに、楽しんでいるVillainsを見られてとてもうれしいです。Villainsがいるからこそ僕たちが存在して、公演をして、力を出すことができます。すぐにまた会いましょう」と伝えた。最年少のジュヨンは、「僕たちは皆さんに会った2日間、とても幸せでした。これからも一緒に幸せになりましょう。長らくやっていきましょう、ファイト!」と豪快な一面を見せ、ファンを微笑ませた。

JYPの6人組の新人バンドXdinary Heroesは、ドラム兼リーダーのゴニル、キーボードのジョンスとO․de、ギターのガオンとジュンハン、ベースのジュヨンで構成されている。爆発的なバンドサウンド、爽やかなボーカル、華麗な演奏、そして世界観「♭form」を前面に打ち出し、リスナーの心の中で影響力を拡大して、“次世代K-POPスーパーバンド”の存在感を見せつけている。

記者 : ファン・ヘジン