ナム・テヒョン、本日放送の「追跡60分」で麻薬騒動に言及…薬物使用による生活苦も告白

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写真=KBS
South Clubのナム・テヒョンが、麻薬騒動について初めて口を開く。

彼は、韓国で本日(14日)午後10時に放送されるKBS 1TV「追跡60分」第1328回の「Telegram麻薬部屋は10代を狙う」に出演する。

制作陣は「昨年検挙された未成年者の麻薬犯は481人で、過去最多の数字だ。年々増えている未成年者麻薬犯。すでに深刻な社会問題として浮上している10代の麻薬問題を、深層取材で報じる」と伝えた。

ナム・テヒョンは昨年8月、ピロポン投与の疑いで物議を醸した。「ハートシグナル3」に出演したソ・ミンジェ(30)と共に検察に送検され、薬物使用の疑いで捜査中だ。

「追跡60分」は、薬物中毒治療・リハビリセンターである仁川(インチョン)DARCで治療中のナム・テヒョンに会った。彼が薬物中毒に対する心境を語るのは、今回が初めてだ。

インタビューに応じたナム・テヒョンは、麻薬中毒になるまでの話を告白する。芸能界生活をしながら麻薬類の医薬品であるダイエット薬に接し、不眠症のため睡眠薬を服用。精神科の処方を受けて飲み始めた薬物。しかし、医療用薬物の乱用が麻薬への道を開いたという。これは今、青少年たちが「ダイエット薬」や勉強が上手くいく薬として知られる「ADHD薬」を乱用する現象に示唆するところが大きい。

彼は、制作陣に薬物使用による生活苦を告白する。麻薬使用の後、残ったのは借金5億ウォン(約5,400万円)と延滞したカード代金だった。自分の家はもちろん、両親の家まで売らなければならないとし、借金を返すために、食堂のバイトをする予定だ。大切にしていたギター1台を除いて、持っているものはすべて売り、インタビューをしている間も、延滞金の支払いを催促するメッセージが続々と届く状況。麻薬は10代のアイドルだった彼を、一瞬にしてどん底まで引きずり下ろした。

麻薬で心身が壊れ、人々は次々とナム・テヒョンのそばを離れていった。「もう生きていく自信がない」と思った頃、切実な思いでリハビリセンターのドアを叩いた彼は、10代に伝えたいことがあるとし、「(青少年は)麻薬に興味すら持たないでほしいです。人生そのものが崩れる行動です」と語る。

記者 : ファン・ヘジン