D-LITE、約4年ぶりの日本ステージに緊張も!「水鉄砲のバトルに夢中になっちゃうかもしれない(笑)」

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K-POP界きっての歌唱力を持つD-LITEが7月15日から毎週末、大阪・名古屋・東京で開催される大型音楽フェス「WATERBOMB JAPAN 2023」に出演! 今年4月にR&D COMPANYと専属契約を締結し、ソロアーティストとしても新たなスタートを切った彼が、イベントへの意気込みや近況をすべて日本語で語ってくれた。

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【PHOTO】D-LITE、グループ活動から得たもの「僕自身を強く、芯を作ることができた」

 

約4年ぶりの日本ステージ「水鉄砲に夢中になっちゃうかも(笑)」

――「WATERBOMB JAPAN 2023」は韓国で2015年から人気を博している夏の大型音楽フェスですが、今回が日本初上陸となります。D-LITEさんが考える楽しみ方を教えてください。

D-LITE:実は、僕も「WATERBOMB」に参加するのは初めてなので、すごく楽しみです。韓国で有名なのは、みんなでもうめちゃくちゃ楽しむフェスティバルということで。アーティストも観客のみなさんも一緒になって水鉄砲を撃って、水に濡れながらみんなで楽しめるパワフルなフェスティバルです! 日本での活動も久しぶりなので、僕にとってもすごく楽しみなスケジュールができました。水鉄砲のバトルに夢中になっちゃうかもしれない(笑)。

――D-LITEさんにとっては久しぶりの日本公演で、「WATERBOMB JAPAN 2023」は通常のライブ公演とは異なりますが、公演ではどんなことをしたいと思っていますか?

D-LITE:4~5年ぶりに日本でステージに立つので、ちょっと緊張もあります。しかも今回のフェスは水があるからか、プロンプターがないと聞いているので、歌詞を完璧に覚えておかなきゃいけない状態(笑)。歌詞のことでずっと緊張してますね。やっぱりめちゃくちゃ久しぶりのステージなので、もちろんたくさんのファンの方が来てくださったら嬉しいんですけど、自分のことを初めて見たお客さんまで一緒に楽しめる曲を選びたいです。その中に、“あぁ、これがD-LITEなんだな”みたいな、D-LITEというアーティストの魅力をちゃんと見せる曲も入れていきたいですね。頑張ってます!

――大阪・名古屋・東京で開催されますが、これまでの活動やプライベートでの思い出はありますか?

D-LITE:大阪、名古屋、東京にはBIGBANGのときもドームツアーでもよく行ったし、ソロ活動のときも毎回行ってたんで、いつもいいイメージです。しかも、大阪と名古屋はホントに久しぶり。久々に行くので、ファンのみんなは元気にしてるかな? と思いつつ、完璧なステージが見せられるように準備しています。
 

日本での楽しみは?「1人しゃぶしゃぶ!」

――食べ物やスポットなど、日本で個人的に楽しみにしていることがあれば教えてください。

D-LITE:大阪でよく行ってたお寿司屋さんがあったんですけども、店の名前がいまちょっと思い出せないですね。そして、今もあるのかどうかわからないんですけど、ザ・リッツ・カールトン大阪のすぐ前に……個人しゃぶしゃぶって言います?

――1人しゃぶしゃぶ?

D-LITE:1人しゃぶしゃぶ! うん、1人しゃぶしゃぶがあって、そこがすごく好きで毎回行ってました。名古屋だと手羽先。世界の山ちゃんの。いつもライブが終わったら山ちゃんの手羽先を食べてました。3皿ぐらい(笑)。

――関東で好きな場所はありますか? ショッピングをされたりとか。

D-LITE:買い物はあんましないほうなんです。いつもごはんしか楽しみがない(笑)。デパートとか青山とかには行かずに、よくごはんを食べに行ったりしてますね。赤坂の韓国料理のお店……青松(チョンソル)とか。

――なるほど。ふだん韓国でもショッピングはそんなにしないほうですか?

D-LITE:そうですね、しないですね。
 

新レーベルで始動「オープンマインドでいろいろなことに挑戦したい」

――新レーベル『D-LABEL』で新しく動き出したD-LITEさん。カムバックや新曲を待っているファンも多いですが、近況はいかがでしょうか?

D-LITE:R&D COMPANYという会社と契約しました。僕がこれからやっていきたい方向性とかをちゃんと理解してくれて、「D-LITEさんがやりたいことをばんばんサポートするから!」みたいな感じで、専属のレーベルを作ってくださったんです。これまでも自分のやりたい仕事は全部できたと思いますが、さらにもっとオープンマインドでいろいろなことにチャレンジしてみたいです。演技とかミュージカルにもチャレンジしてみたいです。

――新しいアーティスト写真を拝見しましたが、すごくかっこいいですね。

D-LITE:ありがとうございます(笑)。

――D-LITEさんの魅力が存分に引き出されている感じがしましたが、スタッフのみなさんは以前から一緒にお仕事をされていた方々なのでしょうか?

D-LITE:カメラマンさんはめちゃ昔に一回ご縁があって、久々にまたお仕事をした方で。スタイリストさんとヘアとかメイクさんは全部同じです。スタイリストさんはBIGBANGのときのスタイリストさんではなくて、当時は後輩だった子です。

――ソロアーティストとしても日本ではD-LITEというお名前で活動されるとのことですが、本名のカン・デソン(姜大聲)というお名前の漢字には“声”という漢字が入っていますよね。

D-LITE:うん、“大きい声”ですね。

――「名は体を表す」という言葉もあるので、やっぱり歌手になる運命だったのかなと思ったのですが、お名前の由来は?

D-LITE:お父さんがつけてくれた名前なんです。由来は正直ぶっちゃけ言うと、お父さんは僕に牧師になってほしいみたいな感じで、“大きい声で(神様の)御言葉を伝える”という意味を考えて名前を作ってくださったんですけど、やっぱり声が大きくなっちゃって(笑)。牧師じゃなくて歌手になっちゃって申し訳ないという気持ちもある反面、ホントにいい意味を持つ名前で。だからBIGBANGの活動名をつけるときも「本名のままでいいんじゃない?」と言われて、韓国では本名のデソンで活動していたんです。
 

グループ活動から得たもの「今でもBIGBANGの映像を見たりも」

――グループ活動やソロ活動でこれまでにも日本でたくさんの公演をしてきましたが、いちばん記憶に残っているのはどんな活動ですか?

D-LITE:やっぱりBIGBANGの2017年のツアーや、自分の兵役前最後のソロ活動として『DなSHOW』というホールツアーで全国を回ったんですけど、そのときのことをいちばんよく思い出しますね。大きな会場ですっごい激しい音楽を見せるドームツアーにももちろん魅力がありますが、ホールツアーでファンのみなさんとくだらない冗談を言い合ったり、ゲームとかをやってた瞬間がすごく思い出に残ってるんです。また早くそれができればな、と。『DなSHOW Vol.2』をやりたいですね。DなSHOWから始めたいなと思っています。

――グループでの活動は、今のD-LITEさんの活動にどんなふうに活かされていますか?

D-LITE:昔の僕のことを考えてみたら、けっこう心が強いほうじゃなくて、何か壁にぶつかったときにうまく乗り越えられない人だったと思いますね。でも、BIGBANGの経験のおかげで、1人で受け入れなきゃいけないダメージを5人で一緒に分配して受け入れてきたじゃないですか。それで少しずつ強くなって、心が揺れないように、ちゃんと芯ができたと思います。今でもちょっとメンタル的には弱くなったときは、BIGBANGの映像を見たりしています。

――兵役を終えて、30代半ばを迎えて心構えが変わった部分などはありますか?

D-LITE:僕は若いとき、ハタチのときからもう「カッコいい40代になりたい!」みたいな目標があったんです。だから、今30代になってからの心の変化とかは全然ないですね。カッコいい40代、全然歌える40代に向けて、一生懸命自己管理してます。
 

日本ファンに感謝「これからの人生を一緒に年を食いながら(笑)」

――以前、日本でカバーソロアルバム『D'scover』をリリースしていますが、またカバーするとしたら誰の曲をカバーしてみたいですか? どんな曲でも歌いこなせる歌唱力をお持ちですが、好きなジャンルは?

D-LITE:カバーしてみたいアーティストは昔からもういっぱいいて。ミスチルさんがすごい好きで、できればいつかカバーしてみたいです。許可をもらうのが難しそうですが、もしOKをいただけたらやってみたいです。そして最近は、緑黄色社会さんのアルバムをすごいよく聴いてます。基本ちょっとこう、バンド系の歌、音楽が好きで。ジャンルというよりは“曲”が気に入る、みたいな。うん、パッと来るときがあるんです。

――ミスチルといえば、ボーカルの桜井和寿さんが日本のテレビ番組で「(音楽活動を)好きでやっていると感じる瞬間」について、「お風呂で歌を歌っているとき」という答えをされていました。ちなみにD-LITEさんが歌っていて楽しいのはどんなときですか?

D-LITE:いちばん幸せなときはステージの上なんですけど、いちばん気楽で楽しいのはやっぱり僕もお風呂かもしんないです。リバーブもちょうどいいし。いちばん自信満々で歌えるんです(笑)。

――カバーしながら、この歌手の曲は難しいなっていう曲はありますか?

D-LITE:カバーをするときは、やっぱり最近の歌手は音程が高いから。キーはそのままじゃないんですけど、僕に合うキーを探すのがちょっと難しいです。ちょっと下げたら低い、上げたらサビしんどい、みたいな(笑)。それで、あの『D'scover』の中では、「逢いたくていま」。MISIAさんの名曲。あの曲がいちばん難しいというか、イメージ的にも音程的にも難しかったです。カバーをするときはいつも、自分がステージの上でちゃんと歌えるイメージができるようになったら、ちょっとこう、何とか道が見えてくる、みたいな感じなんですけど、曲のイメージが本当に広くて。えーっ、俺ってそんなちっちゃい人間だったなとか思ってました(笑)。

――素晴らしかったと思います。では、最近気になっているカルチャーはありますか? 音楽やおもしろかったドラマ、映画など。

D-LITE:最近は「ザ・グローリー」(笑)。いちばんハマったかもしんないです。いちばん注目しているアーティストは、さっき言った緑黄色社会さんのアルバムとか。Official髭男dismさんとか。いつかご一緒できたらうれしいです。

――それでは最後に、D-LITEさんの活動を待っている日本ファンにメッセージをお願いします。

D-LITE:本当に長い期間、待っててくださってありがとうございます。みなさんが今まで僕と作った思い出がこの(除隊後からの)3~4年間を待つ力になったとしたら、今年から始まるこのソロ活動でまた、これからの人生を一緒に年を食いながら!(笑)いい思い出ばかりを作っていきたいと思います。よろしくお願いします!
 


取材:藤田麗子
撮影:SHIM KYUTAI

■公演情報
「WATERBOMB JAPAN」

【大阪公演】
2023年7月15日(土)開場10:30 / 開演 12:30
会場:舞洲スポーツアイランド 空の広場
出演者:MAMAMOO+、D-LITE(BIGBANG)、Jun. K&ニックン(2PM)

2023年7月16日(日)開場10:30 / 開演 12:30
会場:舞洲スポーツアイランド 空の広場
出演者:パク・ジェボム、BIG Naughty、ASH ISLAND、STAYC、ちゃんみな

【名古屋公演】
2023年7月22日(土)開場10:30 / 開演 12:30
会場:Aichi Sky Expo 多目的利用地A
出演者:MAMAMOO+、元Wonder Girls ソンミ、TREASURE

2023年7月23日(日)開場10:30 / 開演 12:30
会場:Aichi Sky Expo 多目的利用地A
出演者:パク・ジェボム、BIG Naughty、ちゃんみな、D-LITE(BIGBANG)、SUPER JUNIOR-D&E

【東京公演】
2023年7月29日(土)開場10:30 / 開演 12:30
会場:ベルーナドーム(埼玉)
出演者:MAMAMOO+、ATEEZ、D-LITE(BIGBANG)、Jun. K&ニックン(2PM)

2023年7月30日(日)開場10:30 / 開演 12:30
会場:ベルーナドーム(埼玉)
出演者:パク・ジェボム、元Wonder Girls ソンミ、BIG Naughty、ASH ISLAND、ちゃんみな

※各会場ともに1日1公演
※開場・開演時間は予定です。変更になる場合がございます。

<チケット情報>
チケット価格:一般1日券 17,000円(税込)
チケット種類:
大阪公演:TEAM BLUE 一般1日券 / TEAM YELLOW 一般1日券
愛知公演:TEAM RED 一般1日券 / TEAM ORANGE 一般1日券
東京公演:TEAM RED 一般1日券 / TEAM BLUE 一般1日券
※チケットに関しては同金額です。
※各会場先着販売
※その他のチケット販売に関して後日ご発表いたします。
※チームはウォーターファイト区分のために分けられます。観覧区域、入場方式に差はありません。

<主催>
WATERBOMB JAPAN(株式会社SHOWK、Enterbrand Co,INC、株式会社Birdman、株式会社Entertainment Next)

■関連リンク
「WATERBOMB JAPAN」公式サイト:https://waterbombjapan.com/
「WATERBOMB JAPAN」公式Twitter:https://twitter.com/Waterbomb_Japan

記者 : Kstyle編集部