「有益な詐欺」ユン・バク、ギャップのある表情に注目…予測不可能な展開へ【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「有益な詐欺」放送画面キャプチャー
「有益な詐欺」のユン・バクが、ギャップのある眼差しで視線を圧倒した。

前話の放送では、保護観察官のコ・ヨハン(ユン・バク)の切ない視線が好奇心を刺激した。一方でハン・ムヨン(キム・ドンウク)を全方位から圧迫する冷徹なカリスマ性が緊張感を高めた。

天才詐欺師のイ・ロウム(チョン・ウヒ)の24時間を密着保護観察するヨハンは、時には仕事への熱意できつい一面もあるが、時には親しみやすい町のお兄ちゃんのようでもある、ギャップのある性格で存在感を見せている。

回を重ねるにつれて、ヨハンにはどのような事情があるのか、ロウム&ムヨンとの関係の変化に関心が高まっている。時々冷たく変わる表情から、シン・ソラ(チョン・エリ)の前で格式張る姿、怪しい会話で保護観察官という役割の他に別の意図があるのではないかと疑わせるようなヨハンは、ムヨンと酒を飲みながらも簡単に本音を出さなかった。

納骨堂で誰かを追悼して帰ってきたヨハンは、ムヨンと一緒にビールを飲みながら率直に自身の人生について話した。死んだ友人について淡々と語る彼の表情はどこか寂しげだったが、深い話はしなかった。また、保護観察官になった理由を尋ねるムヨンの質問に、最後まで答えを避ける行動は、疑念を呼んだ。

また、何度も公的に複雑に絡み合う状況で、2人は再び激しく対立した。ヨハンが管理する保護観察対象者の中心に弁護士のムヨンがいる上、再犯防止が目的である自分の仕事に反する行為を企んでいたためだ。ロウムの詐欺作戦にムヨンが合流した中、彼らを全方位から圧迫するヨハンの行動が、さらに予測不可能な展開になる見通しだ。

この日、ヨハンはこれまで見たことのない切ない感情と鋭いカリスマ性を見せた。納骨箱の前で淡々としていながらも、恋しさと悲しみを湛えた彼の眼差しや声は、好奇心を刺激した。また、ムヨンと張り合うシーンでは、怒りを抑えた落ち着いた口調で、きつい保護観察官らしいカリスマ性を表現し、緊張感を高めた。今後公開されるヨハンのストーリーと、それを演じるユン・バクの活躍に注目が集まる。

記者 : ソ・スンア