THE BOYZ、日本ファンを熱狂の渦に!7月1日、2日のツアーファイナル公演はスペシャルステージも予定

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韓国を拠点に活動するボーイズグループ、THE BOYZが5月末より全国6都市をめぐる日本ツアー『THE BOYZ 2ND JAPAN TOUR : ZENERATION』を開催中。7月1日、2日には、自身最大規模となるさいたまスーパーアリーナでのファイナル公演を控えている。

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6月4日には、神戸ワールド記念ホールで神戸公演を開催。メンバーのサンヨン、ジェイコブ、ヨンフン、ヒョンジェ、ジュヨン、ケビン、ニュー、キュー、ハンニョン、ソヌ、エリックが集まったTHE B(ファンの呼称)を熱狂させた。
 

序盤からフルスロットルのパフォーマンスが連続

遺伝子を意味する「gene」、同時代をあらわす「generation」をかけて「ZENERATION」と題されているように、遺伝子風の映像、そして実験室の培養器からメンバーが登場する演出からスタートした。

ステージから炎が吹き上がり、アクロバティックなダンスで興奮をわき立たせる「Ego」、メンバーが炎に包まれるような映像効果が格好良い「REVEAL」など、序盤からフルスロットルのパフォーマンス。次いで、最初のVTRコーナーでは、2017年12月6日に撮影された映像を現在のメンバーが再現した内容が流れ、懐かしさだけではなく、大人の魅力を身につけたメンバーの“現在”が楽しめた。グループとしてどんどん成長を遂げていながら、ゲームやギターに熱中するなど無邪気さを失っていない様子も微笑ましく感じられた。
 

至近距離でファンサービスの連続!撮影OKに歓喜の声も

最初の衣装チェンジ後に披露した「I'm Your Boy」ではハンニョンが投げキッスをしたり、エリックがステージ近くの客席の至近距離に座り込んだりするなどしてTHE Bを喜ばせ、「観客による撮影がOK」とアナウンスされる「Bloom Bloom」「Keeper」ではトロッコに乗って会場内を周遊。客席の隅々にまで手を振り、笑顔を届けるだけではなく、メンバー同士でおんぶをし合うなどサービスショットも多々。THE Bはスマホを片手に手を振りかえし、大きな声でメンバーの名前を呼んでいた。

つづくMCでは、前半からものすごい勢いでパフォーマンスしたこともあって全員、息づかいをあらくしながら「熱い」と汗を拭った。ソヌは「(前日の神戸公演初日に続いて)今日も会えて嬉しいです」、エリックは「よく眠れた? 今日も一緒に遊びましょう」、ケビンは「メロンパン、ケビンです。一緒に楽しく遊びましょう」、サンヨンは「1.2.3.4、サンヨンです。最後まで楽しんでください」、ソヌは「風の男、ソヌです。会えて嬉しいです」、ジュヨンは「一緒に盛り上がろうぜ」、ヨンフンは「今日も来てくれたの? よしよし、いい子、いい子。ヨンフンです」、ヒョンジェは「みんなの彼氏、ヒョンジェです。今日のデート、俺が楽しませてあげる」、キューは「今日もみなさんに元気をあげる日です」、ハンニョンは「(盛り上がる)準備はできましたか。まだまだ、準備はできましたか。一緒に遊びましょう」、ジェイコブは「一緒に……あ、すいません(笑)。最後まで、夜まで遊びましょう」、ニューは「歌が大好きなニューです。僕と一緒に幸せな時間を過ごすことを約束してくれますか」と、それぞれ個性をまじえてあいさつ。

そしてキューが「『ZENERATION』とは、同じ時代、同じ文化を経験して共通の認識を持っている人のことを言います。まさにTHE BとTHE BOYZのことですよね」、サンヨンも「すべてを共有し、経験してきたTHE BとTHE BOYZが2023年から新しく始めるストーリーを披露する場。僕たちはみんな同じ遺伝子を持っているということです」とあらためて今回の日本ツアーの趣旨を説明。一方で、ヒョンジェが「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」、ジュヨンは「右足を出して、左足を出すと、歩ける。当たり前体操」と日本で人気のギャグを披露して笑わせる一幕も。
 

貴重な腹チラも!愛嬌たっぷりのメンバーたち

「Delicious」はお菓子工場を舞台にカップケーキがコンベアーから流れるなどスイートな映像のなかで披露され、「WHISPER」ではスクリーンいっぱいに散りばめられたハートマーク、さらにメンバーがシャツをめくってお腹をチラ見せするなど愛嬌たっぷりな仕草で楽しませた。「THRILL RIDE」はメンバーが縦一列のフォーメンションダンスやケビンが膝を極限まで折り曲げて後ろに倒れる振付が特徴的で、「D.D.D」は全員の逆立ちするような力強いダンスに魅了される。ジュヨンは「『Delicious』はどうでしたか、良かったですか。振付がかわいくて僕たちもノリノリでした」、サンヨンは「『D.D.D』の掛け声がすごい」と感想を口にした。

メンバーが気持ち良さそうに眠り、目覚めてから枕投げをするなど愛らしいVTRコーナーから繋がる形で『夢シリーズ』の「Lucid Dream」「Daydream」「Butterfly」「Wings(胡蝶夢)」のメドレー。白いベンチに座り、澄んだ歌声を聴かせる同シリーズは、これまでとは違った落ち着いたトーンでステージの雰囲気をガラッと変えていく。蝶が舞うモノクロの映像などでTHE Bをどんどんその世界観へと引き込んでいく。特に「Wings」では、頭上にあるライトが輪を形作り、光に囲まれながらメンバーが歌う幻想的な場面が生まれた。
 

「かわいい、格好良い どっちのTHE BOYZが好き?」

そんな美しい光景からさらにムードが一転。VTRのなかでは、メンバーが眠りにつく白くて美しい空間が一気にダークな状況へと朽ち果てていく。恐怖に慄くメンバーたち。悪夢みたいなホラー演出が施され、「Nightmares」のイントロが鳴り響き、まるでダークファンタジーの演劇を観ているよう。さらにVTRは海、宇宙の映像へと切り替わっていく。

ジュヨンは「みなさんが好きな夢シリーズ(の曲)は、どれですか。やっぱり『Nightmares』ですか」、エリックは「かわいいTHE BOYZ、格好良いTHE BOYZはどっちが好き?」とTHE Bに問いかける。そしてソヌ、エリックが「かわいいTHE BOYZ、格好良いTHE BOYZ」を実演。ふたりは握った手を頬にくっつけたり、エリックが人差し指をくわえて流し目したりして、笑いを誘った。ヒョンジェは「僕たちがデビューしたときはかわいさが売りだったと思います。でも僕たちも歳をとりました。なので、みなさんはセクシーな姿の方が好きだと思います」とグループが進化していることについて語った。

公演本編は、ソヌの迫力満点のラップが堪能できる「Breaking Dawn」、ジュヨンが「Drippin',drippin'」と吠えるように歌う姿が印象的だった「Maverick」で終了。アンコールでは、思いおもいのメッセージやイラストが描かれたボードを掲げるTHE Bたちが映し出され、その場にいる誰もがTHE BOYZを愛してやまない気持ちが伝わってきた。
 

最大規模のファイナル公演へ!進化し続けるTHE BOYZ

再登場前のVTRでは、メンバーがTHE Bに向けて感謝の気持ちを綴った直筆の手紙が披露された。アンコール1曲目「Spring Snow」は、ライトを雪に見立てた演出、そしてケビンが胸を抑えて感無量といった表情を浮かべる光景が感動的。さらに紙吹雪が会場中に舞い上がるなど曲名通り春の訪れを感じさせる華々しい雰囲気に。「FLAG」ではTHE Bに寄り添うようなニューの柔らかなボーカル力がきわだち、ラストの「Timeless」はメンバーにあわせてTHE Bが大合唱。メンバーはリフトアップしたステージに腰をかけ、会場を見渡しながら同曲を歌い上げて神戸公演は閉幕した。

『THE BOYZ 2ND JAPAN TOUR : ZENERATION』は7月1日、2日にさいたまスーパーアリーナでファイナルを迎える。THE Bはもちろんのこと、THE BOYZにこれまであまり触れてこなかった人も間違いなく楽しめる公演。今回のツアーのファイナル公演にふさわしいスペシャルなステージも準備しているということで必見だ。

(取材・文:田辺ユウキ)


■公演情報

『THE BOYZ 2ND JAPAN TOUR : ZENERATION』
<ツアーファイナル:さいたまスーパーアリーナ公演>


【日程】
7月1日(土) 開場15:30 / 開演17:00
7月2日(日) 開場14:30 / 開演16:00

【会場】
さいたまスーパーアリーナ

【チケット料金】
A席:12,000円(税込)

・ローソンチケット:https://l-tike.com/theboyz2023/
・チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/theboyz-2nd-japantour/
・イープラス:https://eplus.jp/theboyz-2nd/(6/17 ページオープン)

記者 : Kstyle編集部