MOONCHILD「Weverse Con Festival」で海外初ステージ!圧倒的なパフォーマンスで魅了

Kstyle |

LDH史上最大規模で開催されたオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」のガールズグループ部門合格者5名により結成され、5月3日にデビューEP「DELICIOUS POISON」でデビューを果たしたMOONCHILD。LDH JAPANとHYBE LABELS JAPAN初の共同プロジェクトとして、三代目 J SOUL BROTHERSのØMI全面プロデュースで世界を目指す彼女たちが、6月10日と11日に韓国で開催された音楽フェス「2023 Weverse Con Festival」に出演した。

初のライブステージが海外での披露となった彼女たち。デビューからわずか1ヶ月とは思えないほど圧倒的なパフォーマンスを見せ、会場を魅了した。本稿では10日夕方に行われた彼女たちのステージの様子をレポートする。

今回MOONCHILDが出演した「Weverse Con Festival」とは、グローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse」による、多彩なファン体験が楽しめる音楽フェスだ。オフラインでのコンサートが韓国の複数会場で開催、18時より行われるコンサートはWeverse上で配信され、世界中のファンが各アーティストのパフォーマンスを楽しんだ。

10日の18時15分ごろからPARADISE STAGEで行われたMOONCHILDのステージは、メンバーの名前を一人ずつ紹介する映像からスタート。ANRI、UWA、RUAN、MIRANO、HANAの5名がスクリーンに映し出された後、MOONCHILDのロゴが現れると、ビビッドな色に染まったスクリーンの背後からメンバーがポーズを決めて登場した。

デビューEP「DELICIOUS POISON」通常盤のジャケットデザインに合わせた、黒と鮮やかなピンクに、シルバーのラインストーンが印象的な華やかな衣装に身を包んだメンバーたち。1曲目は「Don't Blow It!」をパフォーマンス。強く刻むビートの中に響くブラスバンドのようなサウンドと、ガールクラッシュな歌詞が印象的な同楽曲に合わせて、5人のメンバーは力強くもしなやかで美しいダンスを披露した。MOONCHILDならではの空気を一気に作り上げ、会場の目線を舞台中央に集めていく。

1曲目が終わると、メンバーが「こんばんは! MOONCHILDです!」とまずは英語で挨拶。メンバーが一人ずつ自己紹介を行い、会場の観客に「会えて嬉しいです」と、初ステージに立った喜びを語った。また韓国語でも挨拶し、「デビュー間もないのですが、これからも良い音楽をお届けしますので、楽しみにしていてください!」とグローバルファンに向けて今後の活動への抱負もコメント。

2曲目は異国情緒とダークな雰囲気の漂う楽曲「Bzz Bzz」を披露。魅惑的な表情と手足の先まで意識の行き届いた圧巻のダンスで楽曲の世界観を表現し、とても初のライブステージとは思えない圧巻のパフォーマンスを次々と繰り広げていく。

3曲目は公開から1ヶ月でミュージックビデオの再生回数が560万回を超えた「Photogenic」をパフォーマンス。ANRIやHANAの歌声がクリアに響きながら、各メンバーのラップやダンスもクールに決まり、かっこよさとキュートさ、華やかさをバランスよく兼ね備えたMOONCHILDの魅力溢れる約15分間のステージを届けた。

さらに2日目の11日には屋外のURBAN STAGEにもトップバッターとして登場。この日は歌唱のみのパフォーマンスで「Skydive」「ONE BITE」、そしてオーディション時の課題曲でもあった「CHILI CHOCOLATE」を歌い上げ、会場を盛り上げた。

デビューから約1ヶ月、韓国で初のライブパフォーマンスを披露したMOONCHILD。MCやパフォーマンス後には歓声や拍手も沸き起こっており、彼女たちの堂々たるステージは多くの観客を魅了し、彼女たちの名を印象づける機会となった。すでにハイクオリティなパフォーマンスを見せているMOONCHILDだが、メンバー全員が10代ということもあり、これからさまざまな経験をする中で、表現にさらなる深みが出てくることだろう。そんな今後のMOONCHILDの活動がますます楽しみになるステージだった。

記者 : Kstyle編集部