BLACKPINK ジェニー、ドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」の扇情的なシーンに批判も…海外メディアが演技を評価“女優デビューに成功”

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写真=「THE IDOL/ジ・アイドル」画面キャプチャー
BLACKPINKのジェニーが、HBOドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」で披露した“19禁ダンス”が連日話題になっている中、有数の海外メディアは肯定的な反応を見せている。

6月4日にHBOで公開された全6話のドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」は、ポップアイドル産業をテーマにしている。The Weekndが制作・出演し、話題となった。HBOドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」のクリエイターであるサム・レヴィンソンが参加し、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘として有名なリリー=ローズ・デップや歌手のトロイ・シヴァンらが出演した。

ジェニーはリリー=ローズ・デップ演じるジョスリンの親友で、ダンサーのダイアンに扮した。5分から10分程度の短い登場で演技力を要するシーンは多くなかったが、ジェニーが男性のバックダンサーと体を密着させ、セクシーなダンスを踊るシーンについて、一部批判の声があがっていた。

5月に開催された「第76回カンヌ国際映画祭」でベールを脱いだ同作は、評論家からは酷評された。映画祭での公開直後、評点専門サイトの「Rotten Tomatoes」で鮮度9%という類例のない低い評価を受け、「腐ったトマト」マークが付けられることもあったが、現在は25%まで回復している。

当時、海外メディア「Rolling Stone」の評論家は「酷く、残酷で、予想よりずっと悪い」とし、「Collider」の評論家は「過剰な露出、エロティシズムが入っているショーがどうしてこんなに単調なのか」と批評した。「ハリウッドリポーター」の評論家は、レビューで「淫蕩な男性のファンタジー」と書いた。何よりレイプを美化する内容があり、「拷問ポルノのようだ」とも批判された。

しかし、放送を通じて公開された後、海外のメディアはジェニーの熱演を評価している。米有力経済誌「フォーブス(Forbes)」は「BLACKPINKのジェニーは『THE IDOL/ジ・アイドル』を通じて女優デビューに成功した」とし「女優としてはジェニーではなく、『ジェニー・ルビー・ジェーン』という別の芸名を使い、BLACKPINKの活動から影響されないながらも新しいキャラクターとして自身を紹介することができる。記憶に残るし、目立つし、キャスティングディレクターやプロデューサー、観客の関心を引くユニークさを持っている」と評価した。

米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「『THE IDOL/ジ・アイドル』は『カンヌ国際映画祭』を通じて最初の2編のエピソードが公開された後、性的な内容による論難でヘッドラインを飾った」としながらも「しかし、最初のエピソードが放送された後にはリリー=ローズ・デップが演じた主人公のジョスリンではなく、K-POPガールズグループBLACKPINKのジェニーが演じたダイアンが舞台の中心に立った」と綴った。「ネット上でジェニーの演技を称賛するクリップが多い」とし、問題になったダンスシーンについては「唇を開いて頭が乱れた姿で、ジョスリンに新しいシングルのダンスを見せるシーン」と説明した。

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記者 : ペ・ヒョジュ