「パンドラ 偽りの楽園」クォン・ヒョンビン“ドラマ出演後に食堂で気づいてくれる人が増えた”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=YG ENTERTAINMENT
俳優のクォン・ヒョンビンが、所属事務所のYG ENTERTAINMENTを通じてtvNの土日ドラマ「パンドラ 偽りの楽園」に出演した感想を明かした。

クォン・ヒョンビンは「パンドラ 偽りの楽園」でハヌル精神病院の特殊訓練を受けたエースキラーであり、ホン・テラ(イ・ジア)の実弟チャ・ピルスン役を務め、強烈な存在感をアピールした。

厳しい訓練を受けた人間兵器という役のため、ハードなアクションを披露した彼は、鋭い眼差しと特有の低音ボイスでピルスンの冷徹な姿とカリスマ性を表現した。実姉テラと姪のジウ(キム・シウ)に対する家族愛を隠せないピルスンの感性的な内面まで切なく描き出したクォン・ヒョンビンは、外見から内面まで、キャラクターに完璧に溶け込んだ。

―― 「パンドラ 偽りの楽園」の放送終了の感想をお願いします。

クォン・ヒョンビン:普段から尊敬していた監督と先輩たちと同じ作品に出演することができて光栄でした。それだけに緊張しながら撮影に臨みましたが、最後までうまく終えられるよう励ましてくださった多くの方々に感謝しています。そして今回の作品でも変わらず応援してくださったファンに感謝しています。

―― チャ・ピルスンは様々な事情を抱えた人物です。演技しながら特に重点を置いた部分はどこですか?

クォン・ヒョンビン:チャ・ピルスンは幼い頃からキラーとして訓練を受けながら平凡ではない人生を生きてきましたし、特殊な任務を遂行しながら生きてきたため、内面に混乱と葛藤が多い人物です。準備段階から撮影までキャラクターについて考え続け、悩みながらピルスン特有のミステリアスな雰囲気と眼差しが上手く表現できるよう努力しました。

―― 劇中の仮名“ピルスン”、キラー名“ペクオ”、本名の“ハジュン”まで名前が3つありました。特に気に入っている名前はありますか?その理由も教えてください。

クォン・ヒョンビン:チャ・ピルスン!特別な理由はなく、ピルスンという名前自体が親しみやすく、エネルギー溢れる感じがするので好きです(笑)。

―― 一番記憶に残っているシーンと印象に残ったセリフはありますか?

クォン・ヒョンビン:最終回で姉テラの幸せを祈りながら覚悟を固めるシーンです。撮影する時もその状況にあまりにも没頭し、恐怖と切なさでいっぱいの状態で、悲しい感情の中で演じました。

―― 実姉として出演したイ・ジアさんとの共演はいかがでしたか?

クォン・ヒョンビン:イ・ジアさんと一緒にやる感情的なシーンが多かったのですが、撮影する度に親切にたくさん教えてくださり、リードしてくださってとてもありがたかったです。実際にも性格が似ている部分が多く、普段から連絡をよくして親しくなりました。

―― 「パンドラ 偽りの楽園」に関して記憶に残っている周りの反応や書き込みはありましたか?

クォン・ヒョンビン:「パンドラ 偽りの楽園」に出演してから食堂に行くと僕に気づいてくださる方が増えました。「ピルスンが来たのか?」と気づいてくださったり、優しく接してもらえるととても嬉しいです。もっと一所懸命にやらなければという責任感も生まれます。

―― クォン・ヒョンビンさんにとって「パンドラ 偽りの楽園」はどのような作品として記憶に残りそうですか?

クォン・ヒョンビン:個人的にピルスンというキャラクターに憐みを感じながら特別な没入感を経験した作品でした。作品を通じて得られた貴重な経験と感情は永遠に忘れられないと思います。

―― 「パンドラ 偽りの楽園」の視聴者に挨拶をお願いします。

クォン・ヒョンビン:チャ・ピルスン、またムン・ハジュン役を演じたクォン・ヒョンビンです。「パンドラ 偽りの楽園」の最初と最後を共にしてくださり、本当にありがとうございます。これからも一生懸命に成長して、より良い演技とキャラクターで挨拶します。引き続き愛していただき、注目していただければ嬉しいです。

記者 : パク・ユンジン