韓国で観客動員数が450万人を突破し、大ヒットを記録している映画「THE FIRST SLAM DUNK」。熱い声援に応えるため、エンディング主題歌「第ゼロ感」を歌ったバンド10-FEETが4月に訪韓し、ライブイベントを開催しました。メンバーは「こんなにたくさんの人が迎え入れてくれて幸せです」「みんなの前でライブができて嬉しいです、サランヘヨ」と挨拶。また作詞・作曲を担当したボーカルのTAKUMAは、「(原作者の)井上先生や映画制作チームはいろんなイメージを持っていたと思いますが、10-FEETに自由にやってもらった方が、奇跡が起こるのではないかということで、なるべく自由にやらせてもらいました」と楽曲制作についても語りました。イベントを大成功に終えた彼らは最近、韓国で初となるワンマン公演「10-FEET“COLLINS TOUR 2023 in Korea」の開催を発表。7月15日、ソウル・KBSアリーナで現地ファンと対面する予定です。
藤井風は、自身初の海外公演となるアジアツアー「Fujii Kaze and the piano Asia Tour」の開催を発表。ソウルでは6月24日、KWANGWOON UNIVERSITY DONGHAE CULTURE & ARTS CENTERで公演を行います。ソウルを皮切りに、バンコク、ジャカルタ、クアラルンプール、台北、香港まで、6都市8公演のアジアツアーとなります。2020年に発表した「死ぬのがいいわ」が昨年タイでバズり、その勢いは世界へと広がっていきました。彼は「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」でベストニューアジアンアーティストジャパンを受賞。また昨年、BTS(防弾少年団)のSUGAが、自身のInstagramに藤井風のアルバム「HELP EVER HURT NEVER」のカバー写真と雰囲気のそっくりな写真を投稿。藤井風もこの写真をストーリーに投稿し、注目を集めました。公式YouTubeチャンネルでは、彼のピアノの才能を垣間見ることができるアジアツアーの予告映像が公開されており、たった35秒だけで早くも世界中のファンを魅了しています。
◆RADWIMPS
写真=「RADWIMPS Asian Tour 2023」ポスター
RADWIMPSも、7月にアジアツアーを展開。7月21日にはソウル・YES24ライブホールで韓国公演を行い、台北、クアラルン・プール、バンコク、ジャカルタまで、5都市を訪問します。彼らは韓国でも人気の「君の名は。」の「前前前世」など、日本アニメ映画の主題歌を歌い、アニメと共に愛されています。特に現在韓国で観客動員数が550万人を突破し、爆発的な人気を誇っている「すずめの戸締まり」でも、主題歌「カナタハルカ」を歌い、「すずめ feat.十明」を手掛け、話題となりました。2014年に初めて韓国公演を行い、2017年には現地のロックフェス「JISAN VALLEY ROCK FESTIVAL」にも出演した彼らが、久しぶりの韓国公演でどんな姿を見せてくれるのか、ファンの注目が集まっています。
◆韓国フェスに参加する日本アーティストも!
写真=「2023 仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル」ポスター
韓国フェスに参加する日本のアーティストたちも続々と発表されています。7月15、16日にソウルKINTEX第2展示場で開かれる韓国フェス「HAVE A NICE TRIP 2023」には、シティポップバンドのAwesome City Clubが出演決定。また8月4日から6日までの3日間、仁川の松島(ソンド)タルビッフェスティバル公園で開催される「2023 仁川(インチョン)ペンタポート・ロック・フェスティバル」には、日本からELLEGARDEN、キリンジ、羊文学、おとぼけビ~バ~の4組が出演します。その他にも、最近ではミームトーキョーら日本のアイドル10組による「TIF ASIA TOUR 2023 in Seoul」が開催され、河原太朗のソロプロジェクトとなるTENDREの単独公演など、多数のアーティストが韓国を訪問し、ファンを魅了しています。