IVE、LE SSERAFIM、aespa、人気ガールズグループが構築する独特の世界観に注目
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◆IVE

IVEの自己愛は2ndシングル「LOVE DIVE」でピークに達した。「Narcissitic, my God, I love it. 互いを照らした夜」という歌詞と、堂々と鏡を見るダンスが加わり、自分にハマる瞬間を表現した。そして彼女たちは新曲「I AM」を通じてメッセージを拡張した。アルバムの発売日に行われた記者懇談会でIVEは「これまでは愛において主体的な姿を歌ったとすれば、今回は自分自身の堂々とした姿を表現しようとした。愛ではなく、主体的な人生にもっと集中した」と話した。自己愛を超え、自分への確信、堂々とした姿を歌い始めたのだ。
◆LE SSERAFIM

デビュー曲「FEARLESS」に登場する「興味ない 過去には みんなが知ってるそのトラブルに」という歌詞は過去、オーディション番組に出演したホ・ユンジンをめぐるストーリーを連想させ、昨年10月に発売した「ANTIFRAGILE」の歌詞「忘れないで 私が置いてきたtoe shoes」は、バレエを専攻していたが、K-POPアイドルとしてデビューしたカズハの自伝的な話だ。また、3度目のデビューを成功させた宮脇咲良が歌う「無視しないで 私が歩んできたキャリア」という歌詞もインパクトが強い。このようにLE SSERAFIMの歌詞には、メンバーたちが歩んできた道、彼女たちの考えを探す楽しさがある。
新曲「UNFORGIVEN」のトレーラー映像には、LE SSERAFIMがレコーディングしたナレーションが盛り込まれた。このナレーションは過去、メンバーたちが残した文章やインタビューで話した言葉を基に作られ、没入感を高めた。同曲には世の中が定めたルールから離れ、LE SSERAFIMだけの道を歩むというメッセージが込められた。
◆aespa

aespaの世界観を作ったSMエンターテインメントの社員は過去、あるインタビューで世界観をきちんと説明するため「設定集」まで作ったと明らかにした。内部で世界観を理解せず、間違った方向性のコンテンツを作らないためだった。ファンの間でも容易ではないという話が出ることもあるが、一度ハマると抜け出せないのがaespaの世界観の醍醐味でもある。
aespaは3rdミニアルバム「MY WORLD」で、バーチャルリアリティではなく、リアルワールドで新しい世界観を展開。メンバーたちは記者懇談会で「これまでバーチャル世界のKWANGYAで活動しながら女戦士のような姿を見せてきたが、今回はリアルワールドに来て、私たちの年齢に合う、ハイティーンらしい感性を表現した」とし、「aespaと言えば世界観が欠かせないが、異常現象がある。世界観を引き継ぐ部分もきちんと盛り込まれている」と説明した。
他にも(G)I-DLEは新曲「Queencard」で大人気を集めており、NewJeansもカムバックを準備中だと明かしている。それぞれ明確な色を持つガールズグループが競争し、音楽界は真夏より熱くなっている。
記者 : ソン·ミギョン