今年の活躍にも期待!SEVENTEENからZEROBASEONEまで、K-POP界に新記録が続々誕生

OSEN |

写真=Pledisエンタ―テインメント、BIGHIT MUSIC、SOURCE MUSIC、SMエンターテインメント
2023年、音楽配信チャートはガールズグループが上位を占め、アルバムチャートではボーイズグループが史上最高の活躍を見せた。2024年にはどんなグループが頭角を現すのか、期待が高まる。

2023年の音楽配信チャートは、ガールズグループが占領した。第4世代ガールズグループの活躍が続き、音源市場を席巻した。特にNewJeans、IVE、LE SSERAFIMが第4世代の全盛期を牽引している。

NewJeansは2023年、“音源クイーン“として存在感を見せつけた。2022年12月に発売した曲「Ditto」が2023年に最も多くストリーミングされた曲に選ばれたのだ。(以下、昨年12月23日 CIRCLEチャート基準)2023年、1年間発売された曲をおさえて1位を獲得するほどのロングヒットを記録した。

また、NewJeansは「Ditto」1位と共に「Hype Boy」が2位、「OMG」が4位、「Attention」が8位となり、10位以内に4曲が名を連ねた。「Hype Boy」と「Attention」は2022年に発売したデビューアルバムのタイトル曲という点が目を引く。さらに、NewJeansは今年7月に発売した「Super Shy」も13位にランクインし、人気を証明した。

IVEも多数の楽曲で音楽配信チャートを席巻したグループだ。IVEは昨年4月に発売した「I AM」(3位)をはじめ、「Kitsch」が6位、「After LIKE」が10位でトップ10に3曲をランクインさせた。「After LIKE」は2022年8月に発売された曲だが相変わらず人気を得ている。

写真=ADOR
LE SSERAFIMも“音源強者”らしい成績を見せた第4世代アイドルだ。昨年5月に発売した「UNFORGIVEN」が11位を獲得し、「Eve, Psyche & The Bluebeard's wife」も18位を記録した。LE SSERAFIMも2022年に発売した「ANTIFRAGILE」が変わらない人気で14位を記録する成果をあげた。

さらに注目を集めるのは最近の成績だ。LE SSERAFIMは昨年10月27日に発売した初の英語デジタルシングル「Perfect Night」で、K-POP女性アーティストとして初めて英語曲でMelonデイリーチャート1位を記録し、ロングランを続けている。

この他にもユンナの「事象の地平線」(5位)、(G)I-DLEの「Queencard」(7位)、パク・ジェジョンの「別れようと言います」(9位)がそれぞれ2023年に最も多くストリーミングされた曲トップ10にランクインした。

写真=SMエンターテインメント
音楽配信チャートを第4世代ガールズグループが席巻したとすれば、アルバムチャートではボーイズグループの成績が圧倒的だった。その中でもSEVENTEENとStray Kidsが自己最高記録を更新した。

SEVENTEENは自己最高記録を更新し続けた。デビュー9年目にも成長を続け、デビュー後、最も際立つキャリアを築いた。彼らは昨年発売したアルバムの売上だけで1600万枚を突破する大記録を打ち立てた。昨年のアルバム売上1位はSEVENTEENの10thミニアルバム「FML」だった。同アルバムは発売初日に399万枚以上の売上を達成し、累積売上628万枚でK-POP史上最高記録となった。

11thミニアルバム「SEVENTEENTH HEAVEN」も初動(発売初週のアルバム売上)509万枚を突破し、再び史上初の記録を達成した。2023年のアルバムTOP10ランキングでそれぞれ1位と3位を獲得し、SEVENTEENの底力を証明した。

2023年はStray Kidsの活躍も際立った。彼らは3rdフルアルバム「★★★★★(5-STAR)」で500万枚以上の売上を記録し、SEVENTEENの「FML」に続き、アルバムランキング2位を獲得した。昨年6月2日に発売されたこのアルバムは、当時K-POP史上最高の先行注文数はもちろん、初動新記録を更新した。Stray Kidsはこのアルバムで“ペンタミリオンセラー(単一アルバムで売上500万枚を記録した歌手)”のタイトルを獲得し、強力なパワーと勢いを見せた。

それだけでなく、ミニアルバム「樂-STAR」も大ヒットを記録し、アルバムランキング4位となった。

NCT DREAMの活躍も際立った。彼らは3rdフルアルバム「ISTJ」で先行注文数420万枚を記録し、合計売上432万枚で再びキャリアハイを達成した。SEVENTEENとStray Kidsに続き、アルバム売上5位で底力を見せた。

TOMORROW X TOGETHERは、「名前の章:TEMPTATION」と「名前の章:FREEFALL」でそれぞれアルバムランキング6位と7位にランクインした。「名前の章:TEMPTATION」は「ビルボード200」で初登場1位を獲得して目覚ましい活躍を見せ、着実に成長していることを証明した。

BTS(防弾少年団)のジョングクは、「GOLDEN」でアルバム売上8位を記録し、ソロ歌手としての底力を発揮した。昨年11月に発売されたジョングクの「GOLDEN」は、発売から5時間でダブルミリオンという記録を打ち立て、ワールドスターの存在感を証明した。ソロ歌手としては唯一アルバム売上TOP10に名を連ねた。

写真=WAKEONE
ガールズグループの中でアルバム売上トップ10に名を連ねた唯一のグループは、aespaだった。aespaは3rdミニアルバム「MY WORLD」でアルバム売上9位を記録した。同作は発売2週間でダブルミリオンセラーを記録し、自己最高記録も更新した。

新人としては異例の記録を作ったのはZEROBASEONEだ。彼らは昨年発売した2枚のアルバムが、いずれもダブルミリオンセラーを記録した。デビューアルバム「YOUTH IN THE SHADE」でデビューと同時に圧倒的な記録を打ち立てた彼らは、2ndミニアルバム「MELTING POINT」でもダブルミリオンセラーを達成。2枚のアルバムが連続してたった1日でミリオンセラーを達成した初のK-POPグループとなった。

引き続き彼らの活躍に期待すると共に、今年は話題の新人アイドルも多数デビューを控えている。2024年はどんな新記録が誕生するのか、これからが期待される。

記者 : ソン・ミギョン